アジアのエネルギー最前線

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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 090630B ー マニラ配電はルソンの電力需給で2015年までは安定とー

From YouTube

Philippine President visits India
Visiting Philippines President Gloria Macapagal Arroyo was accorded a ceremonial welcome at the Indian Presidential Palace in New Delhi today. Arroyo was received at the "Rashtrapati Bhavan" by Pra...


●マニラ配電はルソンの電力需給で2015年までは安定と

Power supply in the Luzon grid is expected to remain adequate until 2015, as the operations of existing power plants become more efficient. “Many of the (National Power Corp.) plants are being privatized and those that have been privatized have become more efficient... so I think up to 2015 we won’t have any problem,” Manila Electric Co. president Jose P. de Jesus said.

電源資産売却にうつつを抜かすフィリッピン,と私も随分揶揄してきた。将来の電力の需給バランスなど,誰も考える人がいなくて,高い電気料金を如何に国民に説明するか,ばかりが話題となって。珍しく,ルソン系統(注5)の普及バランスについて,新任のマニラ電力社長イエスス氏(注7)が語っている。ルソン系統(注5)の70%程度しか把握していないマニラ電力が,全体の需給に言及しなければならないのが,フィリッピンの現状だ。

イエスス社長(注7)のポイントは,NPC(注6)の所有していた発電所が売却民営化され,発電の効率が上がっていくことを考えれば,少なくとも2015年までのルソン系統(注5)は安定しているだろう,としている。2015年までですよ,イエスス社長(注7)でも2015年までしかものが言えない,それから先の電源は,もう計画が具体化していなければ間に合わないと言うのに。

イエスス社長(注7)の言い分を聞いてみよう。現在のルソン系統(注5)の最大ピーク需要は,6,900MWである。一方で供給力は,8,900MW〜10000MWの間にある。民営化によって,パンタバンガン-マシウエイ水力(注8)は,EDC(注9)によって僅かな投資で,90MWが112MWに増えた。マシンロック石炭火力(注10)は,GNP(注11)により,300MWが600MWとなり,更に2012年までの600MW増設が視野に入っている。

FGC(注12)は,500MWのガス火力を計画中である。エンリレ上院議員の,UFT法(注14)とERR法(注15)は,電気料金を引き下げる効果があり,調整機能が強化されて,電力分野の未来は明るくなっている。

(注)B (1) 090630B Philippines, business.inquirer,(2) title: Meralco Adequate Luzon supply until 2015,(3) ttp://business.inquirer.net/money/topstories/view/20090630-213047/Meralco-Adequate-Luzon-supply-until-2015,(4) By Amy R. Remo,Philippine Daily Inquirer,First Posted 00:26:00 06/30/2009,MANILA, Philippines,(5) Luzon grid,(6) National Power Corp,(7) Manila Electric Co. president Jose P. de Jesus,(8) Pantabangan-Masiway hydropower plant complex,(9) Energy Development Corp,(10) Masinloc coal fired power plant in Zambales,(11) GN Power,(12) First Gen Corp.,(13) Senate President Juan Ponce Enrile,(14) Senate Bills 3147 or the Uniform Franchise Tax Act,(15) Bills 3148 or the Electricity Rate Reduction Act,(16)

今日の参考資料

●090630B Philippines, business.inquirer
マニラ配電はルソンの電力需給で2015年までは安定と
Meralco Adequate Luzon supply until 2015
http://my.reset.jp/adachihayao/index090630B.htm

http://business.inquirer.net/money/topstories/view/20090630-213047/Meralco-Adequate-Luzon-supply-until-2015

最近の関連資料

●090521B Philippines, Manila Bulletin
フィリッピンの電気料金抑制のため上院が2法案を準備
Enrile pushes twin measures to pare electric power rates
http://my.reset.jp/adachihayao/index090521B.htm
●090521C Philippines, Manila Bulletin
フィリッピンのマニラ電力の総会で料金問題が主題に
To bring down Meralco rates SMC mulls ‘plant optimization’ formul
http://my.reset.jp/adachihayao/index090521C.htm
●090515B Philippines, Manila Bulletin
フィリッピンのマニラ配電のロペス社長は居座り
Manolo Lopez stays as Meralco chair
http://my.reset.jp/adachihayao/index090515B.htm
●090322B Philippines, Manila Bulletin
フィリッピンのマニラ配電が11名の役員名簿発表
Meralco bares new nominees to 11-man board of directors
http://my.reset.jp/adachihayao/index090322B.htm
●090310C Philippines, Manila Bulletin
フィリッピンのマニラ配電の2009年は伸びフラット
Meralco sees flat growth in 2009 electricity sales
http://my.reset.jp/adachihayao/index090310C.htm
●090128B Philippines, Manila Bulletin
フィリッピン,マニラ配電の社長人事,イエスス氏
As SMC takes 4 board seats De Jesus named Meralco President
http://my.reset.jp/adachihayao/index090128B.htm


その他のニュース

●090630C Philippines, manila bulletin
フィリッピンの電力産業は調整機能の機関は一つでよい
Power industry must have only 1 regulator, investors urge
http://www.mb.com.ph/node/204174
●090630D Philippines, pia.gov
フィリッピンの8MWアムラン水力でICSが買収名乗り
ICS Renewables assumes ownership of Amlan power plant
http://www.pia.gov.ph/default.asp?m=12&r=&y=&mo=&fi=p090626.htm&no=27
●090630E Philippines, gmanews
フィリッピンのPSALMが8MWアムラン水力を委譲へ
PSALM turns over Amlan power plant to new owner
http://www.gmanews.tv/story/165822/PSALM-turns-over-Amlan-power-plant-to-new-owner
●090630F Philippines, Manila Stand Today
フィリッピンのスワルなど石炭火力IPPA入札は成立せず
Sual, Pagbilao auctions fail
http://www.manilastandardtoday.com/?page=business1_june27_2009
●090630G Philippines, Manila Bulletin
フィリッピンのロペスグループはカセカネン水力買収を視野に
Lopez firm eyes Casecnan power facility
http://business.inquirer.net/money/topstories/view/20090630-213041/Lopez-firm-eyes-Casecnan-power-facility



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●インドネシアの中国ローンで利上げ要求 (090213)
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●フィリッピンの石炭探査が始まるか (090209)
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●中国は温暖化対策で先進国の義務強調 (090207)
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●中国の電力設備は792,000MW (090205)
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●ラオスのナムグム第2水力順調に推移 (090203)
●インドの小水力包蔵は15,000MW (090202)
●再生可能エネルギーの前提はベース原子力 (090201)

●インドの石炭火力は燃料不足に (090131)
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●ミャンマー首相がアラカンを視察 (090129)
●フィリッピンのバターン原発再稼働問題 (090128)
●ネパールの水力開発との戦い (090127)
●フィリッピンの電力改革に黄色信号 (090126)
●中国雲南のダムが景気刺激策で動く (090125)
●インドネシアのガス供給は国内優先 (090124)
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●オバマ大統領の手から水が漏れた (090122)
●インドの北辺水力開発は人類最後の戦い (090120)
●パキスタンのロワリ隧道完成へ (090119)
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●ネパールは中国の投資を歓迎 (090113)
●フィリッピンのセブに200MW石炭火力 (090112)
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●パキスタンは2016年までに25,270MW (090109)
●インドの海岸の火力は輸入炭30% (090108)
●フィリッピンのエネルギー長官が回顧 (090107)
●インドネシアで新規電源が年内に (090106)
●ネパールの停電対策に新たな提言 (090104)
●パキスタンとイランの協力強化 (090103)
●カンボジアは中国企業に補償の義務 (090102)
●カンボジアの電気料金高止まりは続く (090101)

●インドのマハラシュトラの電源 (081231)
●インドネシアの原子力に不安 (081230)
●中国のエネルギー安全保障 (081229)
●中国の金沙江の開発進む (081228)
●インドがカシミールで水力推進決意 (081227)
●インド国家電網に世界銀行ローン (081226)
●インドのアルナチャルプラデシュの開発機運 (081225)
●中国2千キロの80万ボルト直流送電 (081224)
●中国がインドネシアのエネルギーに31億ドル (081223)
●インドのガスとLNGを巡る情勢 (081222)
●パキスタンの水力便益地元還元 (081221)
●フィリッピンの電気料金は民営化で下がるか (081220)
●インド北辺水力開発に変わった兆し (081219)
●フィリッピンの再生可能で産業界が沸き立つ (081218)
●フィリッピンが再生可能400万KW開発へ (081217)
●米国の知的送電網開発の気運 (081216)
●メコン委員会も気候変動戦争に参戦 (081215)
●インドが省エネ取引市場を計画 (081214)
●インダスのニールム川に火花散る (081213)
●中国の地方政府の開発志向は止まらない (081212)
●NGOが世界銀行は温暖化の元凶と (081211)
●原油価格下降の現状とこれからの動き (081210)
●中国の経済外交が国内巨大需要へ急旋回 (081209)
●パキスタンのバシャダムの資金不足 (081208)
●フィリッピンの送電網は中国へ (081207)
●インドの電力が最高警戒レベル (081206)
●パキスタンがインドへ水補償要求 (081205)
●メコン事務局長が投稿立場説明 (081204)
●ベトナムの電力改革迷走か (081203)
●比のロペスが国産資源開発へシフト (081202)
●インド北部の水力二つ前進へ (081201)

●マニラのプール市場に混乱 (081130)
●タイEGATの海外進出への飛躍 (081129)
●世銀の大規模インフラに批判の声 (081128)
●フィリッピンの再生可能エネルギー再び (081127)
●ミャンマーのラシオへの思い (081126)
●インドのパイプラインへの挑戦 (081125)
●パキスタンの水問題深刻 (081124)
●ベトナムの開発に何か変化が (081123)
●インドネシアの石炭探査投資を (081122)
●中国雲南省がコルカタへ調査団 (081119)
●パキスタンのダムになお異論 (081118)
●ミャンマーは更にダム開発加速 (081117)
●インド北東地域の送電線計画 (081116)
●メコン洪水で再び中国ダム論争 (081115)
●金融危機とインドの電源開発 (081114)
●カンボジアのNGO天国終焉 (081113)
●インドの電力プール市場 (081111)
●フィリッピンのマイクロ水力 (081109)
●カンボジアの多彩な水力開発 (081108)
●IEAが原油動向で報告書 (081107)
●インドの大規模火力に資金難 (081106)
●中国の石炭に下降傾向 (081105)
●タイ首相ナムグムの水を東北タイへ (081104)
●タイの原子力地点決定は2009年末 (081103)
●イランのパイプラインとインドの優柔不断 (081102)
●ミャンマーでの中国のプレゼンス (081101)

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マニラ配電の先行き見通し (081030)
カンボジアなどへの中国の進出 (081029)
中国の水力開発規模は世界一 (081028
インドネシアの 電気料金上げ (081027)
中国企業がアザドカシミールにダム投資 (081026)
中国広西とベトナムを結ぶ線 (081025)
丸紅のフィリッピンへの取り組み (081024)
インドネシアと中国のLNG契約 (081023)
ラオスの水力で住民補償が再燃 (081022)
世界で50カ国以上が原子力発電を計画 (081021)
世界金融情勢の変化の影響 (081020)
インドとパキスタン対立の悪夢 (081019)
パキスタン大統領の北京挑戦 (081018)
インド北辺水力開発に反旗 (081017)
米国がインドへ原子力通商使節団 (081016)
フィリッピンの天然ガスと電気料金 (081015)
フィリッピンの長期エネルギー計画 (081014)
インドの大規模石炭火力計画 (081013)
ミャンマーの水力への外国投資 (081012)
ダム建設を巡るカシミール問題 (081011)
フィリッピンの国産エネルギーへの拘り (081010)
バングラデシュとミャンマーの関係 (081009)
バングラデシュのエネルギー長期見通し (081008)
中国政府のチベット開発政策 (081007)
●ADBが初めてベトナム水力支援 (081006)
●知的送電線ネットワークの発想へ (081005)

中国とインドのエネルギー問題 (081004)
インドの原子力開発加速へ (081003)
アジア大陸の水源はチベット高原 (081002)
インドの配電組織改革 (081001)

フィリッピンの再生可能エネへの取組 (080930)
インドの地球温暖化との戦い (080929)
サルウイーン河のダム開発 (080927)
メコン流域会議開催と中国 (080926)
インド,25年までに6千万KW水力開発 (080925)

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