1月の隊集会は20日(日)に西国街道で史跡ハイキングを行いました。
西国街道は京都〜山口県下関まで続き、江戸時代には参勤交代にも使用された歴史的な街道であります。西国街道の中でも、京都〜西宮までの区間を山崎通というそうです。
最近のBS隊はスカウトが報告書を作成する習慣がなかったため、報告書作成の練習を兼ねて、時間経過、街道の史跡についてなどを記録し、報告書を作るために記録を細かく取りながらハイキングを行いました。
瀬川中公園から出発し、箕面教習場前から西国街道に入りました。そこから街道を東の茨木方面に向かい歩いて行きました。
私が関心をもった史跡は教学寺と萱野三平邸です。
教学寺は少し街道からはずれた所にあり、なぜ有名かというと、カルピス株式会社創業者の三島海雲の生まれの地です。1919年にはカルピスが開発され発売されており、カルピスも百年近い歴史をもった飲料であると言えます。
萱野三平邸は赤穂浪士の一人、萱野重実(しげざね)の邸宅です。建物内はちょっとした資料館になっていましたが、入場料は無料でした。数十分もあれば見終えるくらいです。俳諧が展示してありましたが達筆であり、読めませんでした。国語もしっかり勉強しておいたらよかったと思い候。
他にも史跡はありましたが、省略します。行きは4時間ほどかかった道も、茨木の宿川原から阪急バスに乗り国道171号線を30分で帰ってきました。隊集会の後に瀬川西公園を清掃して隊集会を終了しました。
感想として、西国街道は史跡を観察する以外にも、街道沿いの住宅の塀や門が歴史的な作りのものが多く、特殊な道であると感じられて面白い。また、前の六甲山ハイキングと比べて、道で平坦で楽でした。
BS副長 山口 勇気
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