7月のビーバー隊では、17日に豊能地区主催のダムづくりと、24日に夕涼みハイキングを計画しました。
17日は、豊能地区合同のダムづくり行事に参加するべく8時45分に交通公園に集合しました。ところがこの日は、朝から局地的な豪雨がゲリラ的に発生するとの天気予報で、タイミングが悪いことに8時半位から強烈な雨が降り始めました。集合してしばらくすると、運営本部から中止の連絡が来ました。
6月は昆虫館が目的地で屋根付きだから少々の雨天でも決行しましたが、今回は山の中なのでそういうわけにはいきません。残念ながら、ダムづくり行事は中止になりました。が、せっかく集合したので、リーダーとスカウトで、10分ほど鬼ごっこをしました。交通公園はありがたいことに雨でも活動ができますので、わずかな時間でしたが、スカウトは楽しんで帰ってもらえたと思います。
さて、1週間が過ぎ、24日には五月山へ「夕涼みハイキング」に行きました。先週とは異なり、雨はまず降らない、という絶好のハイキング日和です。今回は体験の子供たちはいませんでしたが、箕面7団のビーバースカウト4名で16時半に集合後、意気揚々と出発しました。
行く途中の電車内や五月山への街中では、スカウトの元気さを邪魔しない程度に嬉々とした声を多少抑制して進むと、池田の町の人々からは、おそらく「ほほえましい」感覚で見守ってもらえたと思います。五月山公園から山に入ると今が盛りのセミ(クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ)の鳴き声が響き、スカウトたちはそこら中にあるセミのぬけ殻を服につけたりしながら、楽しく山を登っていました。山道を「望海亭」までのぼり、そこからドライブウエイを下って大文字のところまで来ました。上りの山道では夏の盛りの虫たちにおびえていた中村将馬君も下りのドライブウエイでは元気に歩いていました。
大文字の斜面で大休止を取り、目の前に開ける池田市から川西市、遠くに大阪空港などが見え、スカウトたちはなじみの阪急電車や家が小さく見えることが珍しく、しばらく景色に見入っていました。
帰りは、五月山公園でちょっとの間遊びました。滑り台や迷路など面白い遊具もたくさんあり、スカウトたちは、精一杯楽しんだと思います。