隊長 多河 敏隆
4月のカブ隊は、一泊舎(14〜15日)と地区行事の『豊能キックベースボールクラッシック-TKC』(22日)への参加を予定していましたが、TKCは前日から降り続いた雨のため中止となってしまいました。
一泊舎営は、久しぶりに『豊中市立青少年の家“わっぱる”』で行いました。
まず現地までの道のりでは、能勢電の山下駅から約30分バスに乗り能勢町宿野に到着。いつもならさらにバスに乗るところ、ちょうど5kmの道のりを大きな荷物を持って歩いてもらいました。全員が歩ききる事が出来るか少々不安でしたが、1時間半をかけて全員が無事“わっぱる”に到着しました。
到着後は、翌週に予定されていたキックベースの練習をしました。偶然(!?) 隊ハイクの下見に能勢地区へ来ていたボーイ隊のリーダーが差し入れ (うまい棒&カルピス) とともにやってきて、一緒にキックベースを楽しみました。…菅隊長の巨大ホームランの連発はカブスカウトたちに参考になったでしょうか?(スケールが違いすぎたかもしれません…)
夕食はカレーを作りました。“わっぱる”の所長さんに火打石での火起こしを教えていただき、マッチを使わない点火の体験もすることができました。
そして夜は、本格的な望遠鏡による天体観測です。当日は朝から雨がぱらついていたのですが、天気予報どおり日が沈むころには快晴となりました。
講師の先生にいろいろと教えていただきながら、さまざまな星を見ることができました。中でも極めつけは“輪”がくっきりの土星を見ることができた事ではないでしょうか。今回がリーダーとして初参加の新人副長もスカウトの時に同じように見た土星の記憶がはっきりあると言っていました。今回のスカウトたちの中にも、何年か後に同じようにこの日の事を思い出してくれる子がいてくれたらと思います。
二日目は、センターの中をうろうろしてクイズなどを解いていくオリエンテーリングを行いました。基本的には個人プレーでやってもらうつもりでしたが、2〜3人が自然とグループになり、互いに相談などしながら取り組んでいました。
そして帰り道は再び宿野のバス停まで大荷物を背負って歩いてもらいました。帰りの方が二日間の疲れなどから時間がかかるかなぁと思っていましたが、なんと約1時間で歩いてしまいました。
今回は4月から神戸に転校したスカウトが特別参加してくれ、全体の雰囲気を盛り上げてくれました。これが最後の活動となりましてが、転校先でも元気に明るく頑張ってくれる事を願っています。
以上