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夜話 その312回

 6月5日は環境の日です。これは、1972年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」が「環境の日」を定めています。
 1992年から2003年までは、国民の間に環境の保全について、理解と関心を深め、環境保全に関する活動の意欲を高めることを目的として、毎年、テーマが決められていましたが、今ではテーマを持たずに、国だけではなく、省庁、地方自治体、企業が独自のテーマをもって環境保全に取り組んでいます。
 ボーイスカウトでもこの3月末までパンダのマークの「環境保護バッジ」から「世界スカウト(WOSM)環境バッジ」に変わりました。 パンダバッジは「環境の取組みにチャレンジしている」という意思表示でしたが、新しいバッジは「世界スカウト(WOSM)環境プログラム」に基づいたもので、CS・BS・VS・RSの4部門のスカウトが、理解と行動をして完全に履修しなければ、取得できなくなりました。
 CSでは、カブブック、 BSではターゲットバッジの取得で「世界スカウト環境バッジ」を付けることができますが、バッジの修得だけでなく、周りの人にたいして、環境について話をして、保護するにはどうしたらいいかを考えてみてください。      

                                                                             団委員長 服部 慶治

 

WSEP BADGE 世界スカウト環境バッジ