足立隼夫の主張 21

ベトナムの電力事情と最近の主たる論点
(2003/05/9時点)


本稿は、平成14年7月、JICAの調査団の一員としてベトナムに入ったときに書きためたもので、このまままでは私自身のメモに終わってしまうので,この構成をベースに、今後出来るだけ情報収集に努め、随時更新してゆきたいと思っている。現時点では私自身、ベトナムの情報収集では難しい状況にあるが、重要な誤りや新しい情報があれば送って頂きたい。前回2001年3月プロ形調査団時点の情報では,全国の総設備容量は5,680MW(北2,673MW,中268MW,南2,739MW)と報告しているが,最近運転を開始した設備を入れると,現時点において,8,565MWが設備として稼働している。最近運転開始した電源は,中部のヤリ水力720MW(2002年4月),南のフーミー1天然ガス火力1,090MW(2002年),北のファライ第2石炭火力600MW(2002年),南のハムトワン水力300MW(2001年10月),ダミ水力175MW(2001年10月)などである。設備出力8,565MWに対して,2002年6月時点の最大需要電力は,6,257MW(北2645MW,中739MW,南2,873MW)となって昨年同時期に比べて20%以上の伸びを示した。設備としての予備力は30%近くに達しているが,実際にはホアビンなどの多目的ダムの水力の有効出力が小さいので,供給力として,極めてマージナルな状態にあり,需要抑制なども含めて厳しい計画停電が実施されていろ可能性が高い。


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1.最近のベトナムの電力事情

平成14年7月、JICA鉱調部の揚水発電所計画に関する予備調査団が現地に入り、先方と協議を行った際、協議並びに資料を通じてアップデートされたベトナムの電力事情は、大要、次の通り。最近の電力事情(2002年7月15日現在)

(1) 前回2001年3月プロ形調査団時点の情報では,全国の総設備容量は5,680MW(北2,673MW,中268MW,南2,739MW)と報告しているが,最近運転を開始した設備を入れると,現時点において,8,565MWが設備として稼働している。最近運転開始した電源は,中部のヤリ水力720MW(2002年4月),南のフーミー1天然ガス火力1,090MW(2002年),北のファライ第2石炭火力600MW(2002年),南のハムトワン水力300MW(2001年10月),ダミ水力175MW(2001年10月)などである。

(2) 設備出力8,565MWに対して,2002年6月時点の最大需要電力は,6,257MW(北2645MW,中739MW,南2,873MW)となって昨年同時期に比べて20%以上の伸びを示した。設備としての予備力は30%近くに達しているが,実際にはホアビンなどの多目的ダムの水力の有効出力が小さいので,供給力として,極めてマージナルな状態にあり,需要抑制なども含めて厳しい計画停電が実施されていろ可能性が高い。

(3) 現在準備中の電源は,最近着工した中央高原のセサン第3水力275MWで,機器等ロシアの支援を受けることで,2006年にも運転開始予定である。北の紅河支流のナハン(旧名ダイチ)水力342MWが準備工事に着工し,2006年にも第1号機を運転開始の予定,これは洪水調節を含む多目的ダムで,ダム自体はMARDによって推進されている。南部の天然ガスを主体としたフーミーは,フーミー第1火力1,090MWが円借款の支援を受けて完成しているが,続いて,フーミー第2―1火力565MWは,EVNの手によって完成に近く,フーミー第2−2火力720MWは,EDFや東京電力などのIPPとして2004年に運転開始の見込み,フーミー第3、720MWもBPと九州電力などによるIPPとして,同じく2004年にも運転開始の見込み,フーミー第4火力450MWは,EVNによって,2003年から4年にかけて,それぞれ運転開始の見込みである。この4月4日には、ヤリ水力の下流に計画されたセサン3A水力108MWが、4年後には運転開始にこぎ着けると報道されている。

(4) そのほか,計画中または準備が進んでいるものの中で主たるものは,石炭公社のIPPによる北のナドオン石炭火力100MWが2004年運転開始予定,中部のバンマイ水力300MWは,PECC1の手によってFSが進行中,2008年に運転開始予定,北のカウワ石炭火力300MWはFS実施中で,2005年運転開始の予定,ウオンビ石炭火力増設は現在詳細設計中,南のオモン重油火力600MW(300MWは円借款想定)については,将来の天然ガスへの変換を視野に入れながら,2005年から6年の運転開始を予定している。


(5) 北のソンラ水力は,出力規模を3,600MWから2,400MWに縮小して(水没約6万人か),2012年から16年にかけて運転開始することを想定している。このソンラの計画変更で,上流のライチュに800MW,下流にウエイクワ水力460MWが,新たに浮かび上がってきている。

(6) なお,フーミーなどに続く長期的な視野で,ニョンチャック天然ガス火力1,200MW,メコンデルタ先端までガスパイプラインを敷設して,カマウに720MWのCC/GTの運転開始を2005年に期待している。南部沿岸の原子力は1,000MWで2017年,揚水発電所の最初の投入は,約1,000MWを2010年に予定している。場合によっては,インドネシアなどの輸入石炭も考えているようである。50万ボルト南北連携送電線は,現在通常400MW,緊急時800MWの南北融通が可能であるが,着々と増設工事や計画が進んでおり,2010年には通常1000MWの融通が可能となるよう,準備を進めている。

2.最近の主たる論点

(1)2005年の需給バランス

アジア各国とも、1997年の経済危機以来投資が停滞した影響で、ASEAN主要国で、経済回復の兆しが認められると同時に、2004年から5年にかけて、特に、インドネシア、タイを中心に、電源不足が懸念され始めている。その中でもベトナムは、この1年間で3,000MW近い新たな供給力を投入して来ているが、昨年の伸び率が20%を超えるような高い電力需要の伸びで、2005年の需給バランスが問題となっている。これは、最近積極的に導入した投資環境整備の法律の影響とも言われ、2005年の最大電力は、年率約9.5%の伸びと考えると、8,234MWに達するものと想定できる。現在至近年に運転開始が見込まれているフーミー2−1火力565MW(一部運開済みか)、フーミー2−2火力720MW(2004年見込み)、フーミー3火力720MW(2004年見込み)、フーミー4火力450MW(2004年見込み)の天然ガス火力プロジェクトなどの成否に注目したい。

(2)天然ガス依存度の増大とその探査の進捗

ベトナム電力セクターは、南部の天然ガスへの依存度が増大することに懸念を持つ向きがある。フーミー火力コンプレックスは、工事中も含めて既に、5機約390万KWに達し、更に、バリヤやニョンチャック、更にはメコンデルタのオモン、カマウの計画を含めると、南部の電力は大きくオフショアの天然ガスに依存することとなる。現在バリアやフーミーで使用されているものは、バックホー(白虎)油田からの随伴ガスであったが、2002年11月に、ナムコンソン・ガス田からのパイプライン(海底362km、陸上37km、総工事費13億ドルのパイプラインが完成して、フーミーなどへガスが流れ始めた。更に、メコンデルタ地域では、P3鉱区の期待埋蔵量約460億立法mを期待して、マレーシアとの協力で、2005年にも300kmのパイプラインを完成して、生産を始めたい、としている。これらの天然ガス生産は緒に就いたばかりで、今後の成否に注目する必要がある。

(3)電力セクター改革の行方

1995年にEVNが設立されて、その後国家的な施策の元に協力に電源開発や送電線開発が進められ、ASEAN主要国で見られるような電力セクターの分割、更には民営化の動きはないものと理解してきたが、最近EVNにやや動きがあるかに見受けられる、おそらく、2010年までに必要と考えられている190億ドルの開発資金(140億ドルは国内調達とされている)の目算について、内部で相当に激しい議論が行われている可能性がある。いずれにせよ、現在公式に発表されている電力改革の方針は、第1段階を2005年までとして、発電分野では発電所ごとに独立採算を取り入れる、と書かれているのみで、2005年までは特に改革は行われない、と解釈できる。第2段階は2010年までで、独立採算に移行したEVNの各発電所がIPPプロジェクトと完全競争させ、送電部門は分離する、との方針である。第3段階2010年以降に至り、初めてプール市場を創設した競争原理の導入に踏み込む、としている。これは、ASEAN主要国に比べるとかなり遅い速度の改革で、ここしばらく、注視したい。

(4) ソンラ等大規模水力開発の問題

1992年制裁解除以来、ベトナムは一貫してソンラ水力への日本政府の関与を期待してきたが、ここにいたり、国際社会の支援は期待できないものと割り切ったようである。ソンラは、北の電力需給に決定的な影響を与えると同時に、毎年大きな被害を与える洪水の問題を一挙に解決すべく計画されているが、水没住民の大きさから、ベトナム国会でも問題となっている。しかし、このプロジェクトを無視してベトナムの経済開発は困難なので、遂にダムの高さを下げて2段開発の案で2002年11月に計画投資省より国会に提案された。国会の承認はまだ得られていないものと理解しているが、独力で開発に踏み切るものと考えられる。既に完成したヤリ水力は、途中で何度も資金不足で頓挫しながら、遂に2002年に完成したが、この10年間でベトナムの経済力も向上してきて、内貨資金と重機器類や水車発電機などをサプライヤーズクレディットとして進めてゆくことになろう。これは、JICAが要請を受け付けていないダイティも同様の考え方で着工した。今後は、日本のメーカーなどの応札に伴う国際金融支援が問題になってくる可能性が高い。

(5)ピーク供給力不足への対応

現在水力設備の構成比は約50%であるが、そこで大きな部分を占めるのは、北のホアビン約200万KW、南のチアン40万KWである。しかし、この両貯水池は多目的ダムで、その運用はMARD(水資源省)が責任を持って運用しており、特に雨期においてはほとんど電力としてのピーク供給力の機能を持っていない。このためベトナムは早晩揚水発電所が必要となるものと考え、JICAにその開発調査を要請して、現在東京電力が調査を開始した所である。調査は比較的短期間で終わり、先方は、続いて具体地点のFS調査、更には開発資金の要請を考えている模様である。揚水発電の投入時期は2010年と想定しているが、技術的にはいろいろな問題を含んでおり、特に現在の点灯ピークへの対応を考えるベトナム側と、昼間ピークの台頭を考慮する日本側の間で激論が行われている。揚水発電は、当初中国においても十三陵の技術協力を行ったように、ベトナムでも地道な技術協力が必要となろう。

(6)電気料金の問題

2001年のEVNの売上高12.5億US$を販売電力量25.8TWhで割ると、平均電力料金は4.84セントとなる。実際には5セント程度と言われており、低いながらも1997年のアジア経済危機を為替的には軽傷でくぐり抜けてきただけに、安定している。しかし問題は、料金構造であって、大口に高く、小口に安い、社会主義国独特の様相を呈しているので、民営化には道は遠く、今後の急激な経済成長を支える電源開発は、国主導で進まざるを得ず、他のASEAN主要国のような急激な改革を求めるのは適切ではない。

(7)近隣諸国との連携

ASEAN閣僚会議で提案されている国際連携では、大きな役割を担うこととなっているが、この構想はまだ十分に熟しているとは言えない。ラオスとの間では、2002年2月に、送電連携とベトナムの買電について協定が結ばれている。それによると、セコン河の電源開発を想定した南部ラオスとの50万ボルト連携、ナムテン河の電源開発を想定した中部ラオスとの50万ボルト連携、これらによって、2006年までに100万KW、2010年までに合計200万KWのベトナム側の買電を合意している。しかしこれも、ラオス側のタイとの交渉の背景などから、ベトナム側は必ずしも供給力として信頼を置いていない。カンボディアへの約8万KW送電については、JBIC、世界銀行が検討中と聞いている。

(8) 北部石炭資源の問題点

ベトナム北部の火力は、北部の褐炭資源に依存している。1992年当時、露天掘りの現場を調査してその環境問題に関心を持ったが、全体的には80%が坑道生産で、安全性の問題についてJICAの協力が行われている。生産の大規模化に伴って、環境問題も引き起こすことになり、今後どこまで石炭を燃料とした電源の開発が続けられるかには問題が多い。北部の水力の開発が困難な場合は、南北の電源のバランスが崩れるおそれがある。つい最近の報道によると、政府は国営石炭公社 Vinacoal に対して、より効率的な探査と生産を指示している。計画によると、2010年までは毎年23〜24百万トン、2020年までは30百万トンの生産を計画している。政府は石炭産業に対して向こう7年間で約10億ドル相当の投資を計画しているが、それは主として生産手段の近代化と安全および環境の確保に重点が置かれている。

(9) 南北連携超高圧送電網の整備

1992年の日本政府の電力分野最初のミッションは、先方が南北連携50万ボルト送電線を通じて、北より南へ送電するので、北の電源への支援を頼む、と言う要請に対して、日本側が激しく抵抗した経緯があった。国際世論の反対を押し切って1995年に完成した南北連携線は、今のところ順調に稼働して、最大40万KWを融通しあえる状況にあるという。しかし、1回線であることから、送電容量や事故率の面で問題を抱えており、中部のヤリ水力の完成を契機として、急速にその整備が進んでいる。現状では、通常400MW、緊急時800MWの南北融通が可能、着々と増設工事を進めていて、2010年断面で、通常1,000MWの南北融通が可能になると言う。

(10) 原子力発電の投入時期

ベトナム政府は明確に、2017年投入を目指して原子力の調査を進めていることを明らかにし、日本を始め周辺諸国の協力を求めている。日本の取り組みとして、今のところ民間ベースであり、原子力発電技術機構による原子力基本法などのガイドライン提示、原子力安全研究協会のセーフティアセスメント指導、日本原子力研究所の放射線防護トレーニング支援などがある(この項、電気新聞2002年10月24日記事より)。最近になり、経済産業省の予算で安全協力について、支援が行われている。

以上

参考資料


Viet Nam power giant plans to become powerful group
(05/07/2003 -- 17:55GMT+7)

Ha Noi, May 7 (VNA) - The Electricity of Viet Nam (EVN), the largest national power producer and distributor, is restructuring itself into a consortium for stronger competition against regional and world rivals, said an EVN official.

Dinh Quang Tri, EVN Deputy Director General, said his corporation planned to shift its operation to the model of parent companies and affiliates. The affiliates would be either totally foreign-invested, liability limited or joint-stock companies. They will operate independently in terms of finance and economic ties between them will be based on economic contracts

Tri is, however, looking towards to an early passage of the Electricity Bill as well as the birth of a power market to make the plan work.

Laws of electricity are neccessary to create a legal framework for the development of the industry in general and pave way for the operation of an electricity market, emphasised the senior industrial official.

Tri said his business has also been prepared physically for global integration. The EVN has been carrying out sales contracts signed by the Vietnamese Government with the sub-Mekong regional governments of Laos, Thailand, Myanmar and China. Separate energy cooperation agreements with Laos and Cambodia have enabled the EVN to sell electricity to the two countries through medium-voltage power transmission grids. The EVN is also installing a 220-kv power grid for, the Cambodian capital, which is expected to be complete by 2005.

EVN is now under negotiation with Laos about the purchase of electricity from the latter's Nammo electric power plant. It is to cooperate with a number of domestic companies to build an electric power plant at Sekaman, Laos, with electricity being transmitted to Viet Nam. EVN is also considering buying electricity from China.

According to Tri, the domestic demand for electricity rose 17 percent last year and 16 percent in the first four months of this year. It is estimated at 34.5 billion kWh for the full year of 2003 and is likely to rise further in the future. To meet the demand, EVN plans to build and expand 37 electric power plants with a combined capacity of 134,600 MW between now and 2010.

This year alone, EVN is expected to spend 20,000 billion VND on electricity development. Plants now under construction and planned for commission until 2005 include Phu My 2.2 (720 MW), Phu My 3 (720 MW), Phu My 4 (450 MW), expansion of the Uong Bi power plant (300 MW), Na Duong (100 MW) and Cao Ngan (100 MW).

Towards the year's end, EVN is scheduled to start up hydro-electric power plants such as Dai Ninh, A Vuong 1, Plei Krong and Buon Korp and thermo-electric power plants such as Hai Phong and O Mon. The projects will be carried out with domestic and foreign loans or under the form of joint ventures or partnerships, Tri said, adding that EVN is working to equitise a number of power plants to mobilise capital for new investments. Other methods to muster funds are to issue bonds and establish electricity banks. -Enditem



AAnother hydro-electric power plant built in central highlands

Gia Lai, Apr. 5 (VNA) - Construction of the Se San 3A hydro-electric power plant kicked off on Saturday at Ia Krai commune, Iagrai district in the central highlands province of Gia Lai.

The plant, situated on the Se San river below the Ialy hydro-electric power plant, will have two turbine groups with a combined capacity of 108 MW, supplying 479 million kWh annually for the central and southern regions.

Construction of the plant by the Song Da Construction Corporation will take four years.

At the sod-turning ceremony, Deputy Prime Minister Nguyen Tan Dung said the Se San 3A plant, together with the 720-MW Ialy plant and the 275-MW Se San 3 plant, will contribute to socio-economic development and security in the Central Highlands.?Enditem

CONSTRUCTION OF MAJOR POWER PLANT STARTS IN NORTHERN PROVINCE


Tuyen Quang, Dec. 22 (VNA) -- Work on construction of the Tuyen Quang hydro-electric power plant started in the northern province of the same name on Sunday.
The 342-MW power plant will be built by the Song Da Construction Corporation at a cost of 7,522 billion VND (roughly 500 million USD).
As planned, the first turbine group will generate electricity in 2006.
Once completed in 2007, the plant will supply the national grid with almost 1.3 billion kWh a year.
With a 1.7 billion cu. m. reservoir, the plant will help in flood control in the Red River delta, Ha Noi capital and Tuyen Quang township.
Addressing the ground-breaking ceremony, permanent Deputy Prime Minister Nguyen Tan Dung highlighted the significance of the Tuyen Quang hydro-electric power plant in the country's economic development and poverty reduction in the province.
He asked Tuyen Quang, Bac Kan and Ha Giang provinces, relevant agencies and units to pay attention to helping the local people resettle in new places and stabilise their lives and production.--Enditem


VIET NAM, LAOS, CAMBODIA DISCUSS POWER DEVELOPMENT


Ha Noi, Jan. 3 (VNA) -- Viet Nam, Laos and Cambodia have agreed to fully tap hydro-electric potential in their seven border-sharing provinces at a seminar recently held in Ha Noi.
The seven provinces, including Kon Tum, Gia Lai and Dac Lac in Viet Nam, Stung Treng and Ratanakiri in Cambodia, and Attopeu and Sekong in Laos, have an estimated power potential of 25 billion kWh a year.
Experts forecast that demand on electricity by the seven provinces will increase from 403 million kWh in 2002 to 1,640 million kWh a year by 2010.
To meet the increasing demand, besides the 720 MW Yaly hydro-electric power plant which has been put into operation, Gia Lai province will start the construction of two hydro-electric power plants, Se San 3 and Se San 3A, with a combined capacity of 360 MW in the next days.
Viet Nam will gradually build eight more power projects with a total capacity of 1,433 MW in the three provinces from now to 2010. Meanwhile, Laos will also build two more power plants, Sepian Senamnop and Sekaman 1, in the next years.
Power consumption has not been the same among the seven provinces. The number of people having access to electricity accounts for 82 percent in Viet Nam, 34 percent in Cambodia and 15 percent in Laos. Viet Nam's Dac Lac province is leading in electricity consumption with 150 kWh per capita a year while the figure of Cambodia's Stung Treng province is only 25 kWh.--Enditem

CONSTRUCTION OF POWER PLANT STARTS IN SOUTHERN PROVINCE


Ba Ria-Vung Tau, Jan. 8 (VNA) -- Work for construction of Phu My Power Plant 2.2 started in the Phu My Industrial Zone in Tan Thanh district of southern Ba Ria-Vung Tau province on Wednesday.
Minister of Industry Hoang Trung Hai and French Ambassador to Viet Nam A.Pouillieute were present at the ground-breaking ceremony.
Phu My Power Plant 2.2 is one of Viet Nam's six major power projects. The plant is part of the Gas-Electricity-Nitrogenous Fertilizer Complex in Ba Ria-Vung Tau province.
The Mekong Power Company, MECO, a joint venture between EDF of France and Sumitoro and TEPCO of Japan, won the contract for building the plant in the form of build-operate-transfer (BOT). After operating in 20 years, the plant will be handed over to the Vietnamese Government.
The 715-MW power plant will be built at a cost of 480 million USD. When put into operation in 2004, it will be fuelled by gas brought from the Nam Con Son oil field.--Enditem


VIET NAM NEEDS MORE POWER PLANTS


Ha Noi, Jan. 13 (VNA) -- Viet Nam must embark on a power plant building programme to ward off an electricity shortage by 2005.
In recent years the level of electricity consumption has risen sharply, especially after the new business laws came into effect.
According to EVN's estimates, electricity demand in 2005 will be around 53-55 billion kilowatt hours, following average growth of 16 percent each year. It will rise further to 96-105 billion kWh just five years later.
To meet future demand, EVN has invested around 30 trillion VND (2 billion USD) in power plant construction over the past two years.
Five new hydro and thermal power plants, including Phu My 1, Pha Lai 2, Yaly, Ham Thuan-Da My and Ba Ria, have come into operation.
Thanks to these efforts, total electricity generation capacity in Viet Nam has increased over the past two years to 2,188MW.
To service this new generation capacity an additional 956km of 220kV transmission lines, 698km of 110kV transmission lines and arround 6,000 transformer stations have been put into operation.
New electricity supply works in the Mekong Delta provinces of Vinh Long and Bac Lieu, and in the central province of Ha Tinh, have significantly improved the reliability of power in these regions.
In 2002, electricity production totalled 35.1 billion kWh, an increase of 15.3 percent over last year. EVN's turnover has reached 19.5 trillion VND (1.3 billion USD), a growth of 18.5 percent. It has contributed 2.55 trillion VND (160 million USD) to the State budget. Electricity losses are currently around 14 percent, a reduction of 0.5 percent since last year.
The EVN is still paying attention to the development of the electricity network in rural areas. By June 2002, more than 21,134km of transmission lines and 26,902 transformer stations had been completed, at a total cost of 1.52 trillion VND (100 million USD).
The EVN has also invested 1 trillion VND (65 million USD) in the construction of electricity infrastructure in 612 poor communes across the country. This work will be completed in late 2003.
Under these programmes, EVN has brought the national electricity grid to 492 of 504 districts, accounting for 97.6 percent. It reaches 7,680 of 8,939 communes, or 85.9 percent.
Looking towards the future, EVN plans to build 60 more electricity plants by 2020. Of these, 40 will begin between 2001 and 2010, with a total capacity of 12,000 MW. Along with these plants, nearly 15,000km of transmission lines and 50,000 transformer stations will be constructed.
Initially, EVN suggested that the Vietnamese government and related authorities should pay more attention to the construction speed of long-term and continuing projects, including Phu My 3, Phu My 2-2, and Se San 3.
However, between now and 2010, EVN needs a massive capital contribution of 22.5 billion USD (about 3 billion USD per year) for new electricity supply. EVN is only able to raise 30 percent of the total capital required.
Recently the Government has approved the construction of a 500kW transmission line from the central province of Gia Lai to the northern province of Ha Tay, to prepare for the electricity demand of the northern provinces after 2005.
At present, EVN is the only company managing the national electricity transmission grid and ensuring the security of the national electricity supply.
Other economic sectors can take part in producing and selling electricity. Many build-operate-transfer (BOT) factories, independent power plants, and joint-venture projects have begun operations over recent years.
Until now, Vietnamese electricity consumption per person has remained at a low level of around 400kWh per year.--Enditem


Residents moved for power plant site

Son La, Mar. 10 (VNA) - The first eight of over 10,000 households in orthern mountainous Son La and Lai Chau provinces moved to new residential reas on Monday.

The relocation was made for construction of Son La hydro-electric ower plant which will have a designed capacity of 2,400 MW and produce about .2 billion kWh per year.

According to the project, Son La province has to move 8,260 ouseholds with 51,571 people from Muong La, Thuan Chau and Quynh Nhai istricts.

Each household was provided with 1 ha of land for subsidiary food crop cultivation and livestock breeding while each person received 21kg of food monthly over the first 18 months.

By now, 90 ha of land had been planted with tea trees and 18 ha ith grass in the new settlements. Eight stilt houses and 12 dairy yres were built for the new comers.-Enditem


Largest hydro-power project to ensure cultural assets conservation

Ha Noi, April 4 (VNA)- The managing board of the Son La hydro-electricity project, the largest so far, has assured various ethnic minorities of no loss in cultural assets in its huge displacement of residents for ground-clearing.

The re-settlement of the target people will be based on the existing communities and family trees to help maintain the cultural habits of the different ethnic minority groups and preserve their specific traditions and customs, said the board.

The conservation move will cover both tangible and intangible cultural assets of at least 23 villages in the northern mountain province of Lai Chau and 17 villages in neighbouring Son La province which will be marked off for the project's reservoir. Those villages are home to the Thai, Khang, Kho Mu and La Ha ethnic minority groups, common to the north-west.

Son La province's cultural and information service has worked out a plan to cooperate with other relevant agencies to start archaeological work in 14 sites of its 28 sites believed to contain relics of the old and new Stone ages. It also has a project to collect more than 700 books written in the Thai and ancient Dao scripts on local customs and ritual ceremonies. Traditional festivals and tribal dances of the Thai Trang (White Thai), the Khmu and the Dao ethnic minorities have also been recorded for restoration and conservation purpose, said the project managing board.

In Son La province alone, up to 900 hamlets have their own folk art troupes. Many traditional festivals and folk songs and dances such as the famous Sap (stick) dance of the Thai ethnic minority and the good harvest-spraying rite of the Dao ethnic minority are valuable assets for the locals to develop tourism, said the board.

Recent surveys have shown that the to-be-submerged areas have relics of the Stone age, both old and new, and of the Metal age, marking major developments of cultural history of different local ethnic minority communities. --Enditem

Another hydro-electric power plant built in central highlands

Gia Lai, Apr. 5 (VNA) - Construction of the Se San 3A hydro-electric power plant kicked off on Saturday at Ia Krai commune, Iagrai district in the central highlands province of Gia Lai.

The plant, situated on the Se San river below the Ialy hydro-electric power plant, will have two turbine groups with a combined capacity of 108 MW, supplying 479 million kWh annually for the central and southern regions.

Construction of the plant by the Song Da Construction Corporation will take four years.

At the sod-turning ceremony, Deputy Prime Minister Nguyen Tan Dung said the Se San 3A plant, together with the 720-MW Ialy plant and the 275-MW Se San 3 plant, will contribute to socio-economic development and security in the Central Highlands.--Enditem


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