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●ネパール政府安全保証,しかし最大の水力,攻撃を受ける

ネパールの水力開発は,毛派のゲリラ先方にあって,地方では殆ど開発不可能であった。それが,毛派の政権参加,しかも毛派首領プラチャンダの首相就任によって様相は一変,ネパールは全土に亘って水力開発を展開することになり,インドの企業を中心に,ネパールの押しかけた。ネパールの水力がインドの石炭火力開発を抑制すると言う,人類にとっての挑戦が始まったばかりである。

ところが今日のニュースでは,ネパール最大で,インド企業が15%の持ち分を有する水力プロジェクトが,政府が安全を保証したにもかかわらず,新しい攻撃を受けた,と言うショッキングなニュースである。750MWウエストセティ水力(注1)については,ガウタム内務相(注2)が直接安全を確認したばかりにもかかわらず,プロジェクトの二つの事務所(注3)が破壊され,一つの事務所(注4)が略奪にあった。

この開発会社は,インド,中国,ADB(注5)などから支援を受けている国際プロジェクトで,再三に渡り,首相を初め,ガウタム内務相(注2),バタライ財務相(注6)に,安全措置を依頼していた。しかし,何の安全措置も執られなかった状態で攻撃を受けた。このプロジェクトの主たる企業は,オーストラリアのスメック(注7)とインドのL&FS(注8)で,インドの電力取引公社PTC(注9)が引き取り手になっている。

このプロジェクトは,1997年に当時のネパール政府と署名を行っているが,長い間,ネパールの政治情勢と地域住民の反対で,着工できなかった。今回,2ヶ月前に,うわべだけの安定が訪れ,新政府がゴーサインを出し,建設が始まったものである。このプロジェクトはインドにとってはテストケースで,これから他のプロジェクトを始めるインド企業,GMR(注10)やSJVN(注11)は,その成り行きを注視していた。

今回の事件に関しては,襲撃のグループが誰なのか,明確に書かれていない。反対運動を国際グループと共に続けてきた地元住民のグループの一部の過激な人々なのか,或いは,毛派で,今回の政変に納得していない残党なのか,それによって今後の対応も変わって来るであろう。昨年7月の私のメモを見ると,工事費総額は送電線も含め12億ドル,買電単価はKWh当たり4.95セント,水没移住は1500人,着工は2008年11月,完成は2013年,とされている。

(注) (1) 750MW West Seti project,,(2) Nepal's Home Minister Bam Dev Gautam,(3) Baitadi and Dadeldhura districts,(4) Doti district,(5) the Asian Development Bank,(6) Finance Minister Baburam Bhattarai,(7) Australian SMEC Developments,(8) India's Infrastructure Leasing and Financial Services holding,(9) Power Trading Corporation of India,(10) GMR Group,(11) Satluj Jal Vidyut Nigam

Reference

Nepal

●081020B Nepal, thepeninsulaqatar
ネパール政府安全保証,しかし最大の水力,攻撃を受ける
Nepal痴 biggest hydropower project under attack again
http://www.thepeninsulaqatar.com/Display_news.asp?section=World_News&subsection=Philippines+%26+South+Asia&month=October2008&file=World_News2008102002521.xml


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