アジアのエネルギー最前線
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●081027C インドネシア,PLN,2010年に電気料金30%上げへ

昨日,2008年10月26日分(注1)の,PLN3億ドル起債申請の記事でも述べたように,インドネシアの国家電力公社(注2)の運営については,強く抑制された電気料金の元,政府が大きな補助金を供与していることで,これまでもいろいろ議論が出てきている。2008年8月17日の報道(注3)では,選挙を控えた大統領は,議会に対して,2009年の燃料補助金は,今年の180兆ルピア,約194億ドル相当,を43.76%カットして101兆ルピア,約108億ドル相当,に減らす意向を表明した。

今日の記事。PLNのファーミ総裁(注4)は次のように述べた。「PLNは2010年に基本電気料金を30%引き上げることを計画中である。この計画は,2012年までに,PLNが独立採算をとるためである。即ち,政府の補助金を頼りにせず,PLN自身による資金調達,内部留保か借り入れで対応することを意味する。」

ファーミ総裁(注4)は更に,「現在の基本電気料金はKWh当たり7セント相当であるが,30%の値上げによって,同じ地域の他の国の電気料金と比べると,合理的な値である。例えば,マレーシアは10セント,フィリッピンは15セント,シンガポールは20セントである。インドネシアの国民の経済力は,2010年には,この料金に耐え得るものになっているであろう。」。

逆にファーミ総裁(注4)は,2010年までは電気料金は上げない,と言ったと言うことか。日本の消費税と同じ言い方だ。必要だが今は上げません,来年は大統領選挙だから,と言いたいところなのだろう。しかし,良く7セントまで上げてきたなあ,と言う感想を持つ。4セント当時,電気料金値上げで暴動が起こりそうになり,スハルト政権が倒れたことがあった。


(注) (1) http://my.reset.jp/~adachihayao/index081026.htm,(2) State owned power company PT Perusahaan Listrik Negara (PLN),(3) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0808.htm,080817C,(4) PLN president director Fahmi Mochtar,(5)

Reference

Indonesia

●081027C Indonesia, The Jakarta Post
PLN,2010年に電気料金30%上げへ
PLN to hike rates by 30 percent in 2010
http://www.thejakartapost.com/news/2008/10/27/pln-hike-rates-30-percent-2010.html

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