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●中国の水力発電,全系統の28%を占める

もう大ダムと石炭火力は,中国に任した,と割り切ったのは我がJパワーであるが,まさしく今日の記事は,中国が高々と謳い上げた大ダム建設世界一の実績と技術を誇り,大規模ダムは,クリーンエネルギーとして,立派な役割を果たしていくのだ,と世界に宣言したような北京レビューの報道である。すべてに於いて,中国の水力開発讃歌なので,その当たりは省略して,文中の重要な数字を拾ってみたい。長文である。

中国は,水力発電による全発電設備へのシェアーを28%まで延ばす計画である。この記事は,2008年8月7日に中国電力委員会(注1)によって刊行された報告書の内容に基づいている。今年,2008年下期の電力不足は,15,000MWと見積もられている。この事態に貢献するのは,長江の三峡水力発電所(注2)である。700,000MWユニット36台を設備している。これに続く発電所は,雲南省のシルオドウ水力発電所(注3)で,出力12,600MW,2015年完成予定である。

チェンレイ水資源大臣(注4)が最近北京で開かれた国際水力会議(注5)で説明したところによると,現在の中国の水力設備は,145,000MWで世界一である。そのピークは2012年から2016年に来るだろう。これからの水力は,長江,黄河(注6),それに南西部の諸河川,ジンシャ,ヨロン,ダドウ(注7)などの,上流部,中流部で開発される。

これから開発される1,000MWのダムは,110地点以上の上る。現在までに20地点が完成し,残りは198,670MWの総出力で,2010年から2015年の間に殆どが完成する予定である。長江上流では,10地点の大規模0開発が行われる。水力の建設費は,平均KW当たり8,000元,約1,170ドル相当,と石炭火力の2倍であるが,燃料などを含めた全体では,経済性は高い。

中国の包蔵水力は690,000MWであるが,技術的に開発可能とされているのは540,000MWである。技術的な開発実績も成果を上げている。ダムの高さは200m以上に達し,水車発電機のユニット規模は700MWで世界記録である。現在,四川省と雲南省の境界付近で計画中のウドングデ水力(注8)はユニット800MWであり,バイヘタン水力(注9)はユニット1,000MWである。

この記事は,技術的な成果を讃えながら,環境問題への対策も論じている。特に,ダムによる河川流況の変化の生態への影響や,また百満員を越す移住を成功させた三峡水力発電所(注2)について,その成果を誇っている。中国の水力開発は,まさしくこれからが正念場で,石炭火力抑制のために水力を,と言う政府の考え方の中でも,温家宝首相などは,かなり慎重,との噂も流れている。

(注) (1) the China Electricity Council,(2) The Three Gorges Hydropower Station on the Yangtze River,(3) the Xiluodu Hydropower Station in Yunnan Province,(4) Chen Lei, Minister of Water Resources,(5) the International High-Level Forum on Water Resources and Hydropower,(6) Yellow river,(7) Jinsha, Yalong and Dadu rivers,(8) the Wudongde Hydropower Station,(9) the Baihetan Hydropower Station,(10)

Reference

China

●081028D China, bjreview.com
中国の水力発電,全系統の28%を占める
China is on track to rely on hydropower for 28 percent of its electricity generation http://www.bjreview.com.cn/business/txt/2008-10/27/content_159183.htm

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