アジアのエネルギー最前線
Watch the latest videos on YouTube.com

| HOME | |サイトマップ | | 自己紹介| | 足立隼夫の主張 | | 各国訪問写真記録 | | English Version | | プロジェクト位置図 |
|日刊 アジアのエネルギー最前線| |週刊 アフリカのエネルギー最前線 | | 週刊 中央アジアのエネルギー最前線 |
|週刊 中南米のエネルギー最前線| | 週刊 再生可能エネルギー最前線 | | 週刊 中東のエネルギー最前線 |

Since 1998 October
(本更新直前482,825 ,メルマガ配信数 1.037)



●フィリッピン,マニラ配電,世界金融危機に際して,今年収益変わらずと期待

マニラ配電MERALCO(注1)は何度もこのHPに登場しているが,最近では過去の電気代未徴収分39億ペソの追加徴収を一旦は容認したERC(注3)が,消費家連合の声に負けて,徴収延期を命じた(注2)などで話題となった。電力公社などが電力改革で解体して行く中,フィリッピンに唯一残った大電力企業体として,常に国会などからも,高い電気料金の元凶として,たびたび議論の俎上に載っている。

このマニラ配電MERALCO(注1)は,マニラ首都圏を中心にして,約9,337平方kmの地域の約2,000万人に電力を配電しているが,これはルソン全域の4,040万人の約半分の相当し,フィリッピン全土の24%に当たる。マニラ配電MERALCO(注1)自体は発電所を持っていないが,ルソン系統全体の設備は,12,092MW,可能出力は,10,456MW。ピーク需要はおおよそ7,000MWで,その70%がマニラ配電MERALCO(注1)管内に相当する。

さて今日の記事であるが,現在マカオで第17回電力産業会議(注4)が開かれており,これに出席したロペス会長(注5)を取り巻いたフィリッピンの記者団が,マニラ配電MERALCO(注1)の経営状態について,ロペス会長(注5)にインタビューを行ったものをまとめたもののようである。基本的には,今回の世界金融危機の影響を受けて,2008年の業績は純益見通し40.4億ペソでフラットであるが,2009年には落ち込むだろう,と言う趣旨である。2003年以来,電気料金の値上げが認められていないことも影響している,と述べている。

ここでロペス会長(注5)は,マニラ配電MERALCO(注1)への投資の多様化を図る意味で,サンミゲール社(注6)がマニラ配電MERALCO(注1)の株式を取得する情報に触れている。ロペス会長(注5)はこのことについて,「それがいつ起こるのか,誰もまだ分からない。しかし実現すれば,キャッシュフロー改善で経営は良くなるだろう。他の誰であろうと,投資への参加は歓迎する。」,と述べている。

サンミゲール社(注6)のマニラ配電MERALCO(注1)株式取得については,この月曜日に,国家年金基金が有している株式を一部200万株,300億ペソ相当で買い取り,サンミゲール社(注6)の株式持ち分が27%になることで,合意が成立している。これは,サンミゲール社(注6)にとっても,昨年に宣言したように,現在の食品市場から更に鉱業,電力,インフラ,公益事業,不動産部門,などへの進出政策の一環である。

今回のこのサンミゲール社(注6)のマニラ配電MERALCO(注1)株式取得が,電力側から見てどの様な意味を持つのか,考えてみる必要があるが,いずれにしてもその資金力を活かしたサンミゲール社(注6)の電力分野での積極的な動きが伝わってくる。一時,送電公社の運営権の入札でも派手に動き回った。我々としては,このサンミゲール社(注6)の資金が,適切な電源開発へ貢献することを望むものである。

(注) (1) Meralco, Manila Electric Power Company,(2) http://my.reset.jp/~adachihayao/index081028A.htm,(3) the Energy Regurqatory Comission,(4) the 17th Conference of the Electric Power Supply Industry in Macau,(5) chairman and chief executive Manolo Lopez,(6) San Miguel, Southeast Asia’s biggest food and drinks company,(7)

Reference

Philippines

●081030A Philippines, Manila Bulletin
マニラ電力,世界金融危機に際して,今年収益変わらずと期待
Meralco expects flat profit growth amid global crisis
http://www.mb.com.ph/BSNS20081030139414.html

過去のニュース

カンボジアなどへの中国の進出 (081029)
中国の水力開発規模は世界一 (081028
インドネシアの 電気料金上げ (081027)
中国企業がアザドカシミールにダム投資 (081026)
中国広西とベトナムを結ぶ線 (081025)
丸紅のフィリッピンへの取り組み (081024)
インドネシアと中国のLNG契約 (081023)
ラオスの水力で住民補償が再燃 (081022)
世界で50カ国以上が原子力発電を計画 (081021)
世界金融情勢の変化の影響 (081020)
インドとパキスタン対立の悪夢 (081019)
パキスタン大統領の北京挑戦 (081018)
インド北辺水力開発に反旗 (081017)
米国がインドへ原子力通商使節団 (081016)
フィリッピンの天然ガスと電気料金 (081015)
フィリッピンの長期エネルギー計画 (081014)
インドの大規模石炭火力計画 (081013)
ミャンマーの水力への外国投資 (081012)
ダム建設を巡るカシミール問題 (081011)
フィリッピンの国産エネルギーへの拘り (081010)
バングラデシュとミャンマーの関係 (081009)
バングラデシュのエネルギー長期見通し (081008)
中国政府のチベット開発政策 (081007)
●ADBが初めてベトナム水力支援 (081006)
●知的送電線ネットワークの発想へ (081005)

中国とインドのエネルギー問題 (081004)
インドの原子力開発加速へ (081003)
アジア大陸の水源はチベット高原 (081002)
インドの配電組織改革 (081001)
フィリッピンの再生可能エネへの取組 (080930)
インドの地球温暖化との戦い (080929)
サルウイーン河のダム開発 (080927)
メコン流域会議開催と中国 (080926)
インド,25年までに6千万KW水力開発 (080925)

元に戻る


アジアのエネルギー最前線 地図


大きな地図で見る

元に戻る

カスタム検索

「日刊アジアの開発問題」メールマガジン配信ご希望の方は下記いずれかより申し込んで下さい,無料です。

http://www.mag2.com/m/0000226907.html
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/12995.html
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/8660/p/1/

http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=010578
http://www.melma.com/backnumber_167974/

読者数 直接メール 259 合計 1,037人


海外出張直前重要サイト
通貨換算||時差||電話コード||フライト一覧||ホテル予約||各地気象||世界天気予報|| 海外安全情報|| 海外用品|海外医療||海外出張支援|| 海外赴任ナビ|| 成田へ|| 羽田へ|| 関空へ|| 伊丹へ|| ロンリプラネット|

| 鈴木篁氏] | Livedoor | |@nifty| | Gmail | |Bangkok Post| |Manila Bulletin| |Jakarta Post| |Economic Times| |時事通信| |ZAKZAK|

https://www.blogger.com/start?hl=ja
http://translate.google.com/translate_t?hl=ja#
http://maps.google.com/maps?hl=ja&tab=wl
http://news.google.com/news?hl=ja&sa=N&tab=ln&q=
https://www.google.com/adsense/login3
http://mail.google.com/mail/#inbox


| HOME | |サイトマップ | | 自己紹介| | 足立隼夫の主張 | | 各国訪問写真記録 | | English Version | | プロジェクト位置図 |
|日刊 アジアのエネルギー最前線| |週刊 アフリカのエネルギー最前線 | | 週刊 中央アジアのエネルギー最前線 |
|週刊 中南米のエネルギー最前線| | 週刊 再生可能エネルギー最前線 | | 週刊 中東のエネルギー最前線 |

お問い合わせまたはご意見は下記メールアドレスへ
PGA02435@nifty.com