アジアのエネルギー最前線
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●081101A ミャンマー沖合,西の島,今や中国のエネルギー根拠地へ

ミャンマー,中国エネルギー拠点,ラムリー島(注24)の位置

この前のアジアタイムス(注2)の記事とよく似たタイトルだが,内容は少し違うようだ。このIPS(注2)の記事は,深くミャンマーの現地に入り込んだ環境或いは人権団体が,中国企業とミャンマー軍事政権が推進しているプロジェクトの実情を報告している。ミャンマーの西南の沖合,など報道関係者でもなかなか入っていけないところで,どんどん入っていって,報告書を書く環境団体に,その意味では敬意を払う。

さて記事は,やはりミャンマー沖合の島の話から始まっている。先ほどのアラカン州(注8)沖のチャウピュー島(注11)は,この記事のラムリー島(注24)の北端にあって,ラムリー島(注24)の中に含まれているようだ。ヤンゴンから直線で北東へ360km,アラカン山脈(注25)を超えなければならないから,おそらく海路しか接近できないのだろう。ベンガル湾に突き出た島で,バングラデシュとの国境に近い。このラムリー島(注24)が,中国がミャンマーの軍事政権からエネルギー資源を引き出そうとしている拠点なのである。ここまで言って,この記事にある内容をもたらしたのは,AOW幹部のカイン氏(注26)である。

ラムリー島(注24)は,シンガポールほどの島で40万人が住んでいるという。地形から見ても,津波や台風の災害をまともに受けたところだろう。中国人が来てから,村人の生活は一変したという。住民は中国人を憎んでいる。中国企業CNOOC(注28)がラムリー島(注24)目を付けたのは,海の深度である。カイン氏(注26)は,CNOOC(注28)が,国際的な基準である環境調査を全く実施せず,工事に着手したという。

工事は乱暴に行われ,濁水や有毒な薬品も気にせず,村民がベンガル湾への出口として使っていたチャインワ川(注28)を全く使用不能にした。詳しいことは記事に任せる。ミャンマー軍事政権の独裁を利用して,中国企業のミャンマー内での活動には,何の規制もないと言う。この海外での中国企業が行う事業の規制がないが,さすがに北京は,環境技術アカデミーCAEP(注29)がこの点を2008年9月半ばの報告の中に書いている。

2006年にミャンマー軍事政権が得たガス売却収入は21.6億ドルでこれはミャンマーの輸出の50%を占めている。また2008年には35億ドルの収入があると見られている。中国はミャンマーを国連の場で支えている,これが中国とミャンマー軍事政権の相互依存だ,と言っているミャンマーの知識人もいる。武器も供与されている。この知識人は次のように結んだ。「軍事政権は中国へ国を開いた,それは軍事政権が北京を必要としているからだ。」,と。

(注) (1) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0806.htm,(2) http://www.atimes.com/,(3) EarthRights International and Arakan Oil Watch,(4) Shwe Gas pipeline,(5) Strait of Malacca,(6) "smart sanctions",(7) EarthRights International,(8) Arakan state,(9) the Shwe Gas project,(10) Sagaing division,(11) Kyaukpyu Island,http://my.reset.jp/~adachihayao/08110101.jpg,(12) China Petroleum and Chemical Corporation, or Sinopec,(13) China National Petroleum Corporation (CNPC),(14) Myanmar Oil and Gas Enterprise (MOGE) ,(15) the gigantic 7,100-megawatt Tasang Dam on the Salween river in Shan state,(16) Kachin state,(17) N'Mai Hka,(18) Mali Hka,(19) Irrawaddy river,(20) he Five Principles of Peaceful Coexistence,(21) the UN Security Council,(22) more visible commercial interests are for now better served by the devil it knows.

(注) (23) http://www.ipsnews.net/,(24) Ramree Island,(25) Arakan Range, (26) Jockai Khaing, director of Arakan Oil Watch (AOW),,(27) China National Offshore Oil Company (CNOOC),(28) Chaing Wa Creek,(29) the Chinese Academy for Environmental Planning (CAEP),(30)

Reference

Myanmar

●081101A Myanmar, ipsnews
ミャンマー沖合,西の島,今や中国のエネルギー根拠地へ
China's Thirst for Oil Ignores Environment, Rights
http://www.ipsnews.net/news.asp?idnews=44534



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