アジアのエネルギー最前線
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●タイの原子力地点提示は,2009年末になる

タイの原子力立地が予想されるタイ南部の地図


タイの原子力開発に関してこのHPでの最新の記事は,2008年6月18日(注1)である。その時の記事によると,982年以来50地点が候補に上って,今では10地点に絞られてきたが,いよいよ来月,3地点程度に絞り込むための調査の発注を行うという。このとき,委託先として名前が挙がっていたのは,日本からニュージェックと日本原子力開発の2社であったが,選ばれなかったようだ。今日の記事を見てみよう。

今日のネーション(注2)の記事の主題は,タイの原子力地点の具体的な位置の提案は,早くても来年,2009年末になるだろうと言うことだ。先週にパネルディスカッションが開催され,タイ政府原子力発電開発庁のサメルジャイ局長(注3)が,タイ語のニュース社と思われるクルンテップ,トウラキジ(注4)が主宰した,「地球温暖化のための原子力発電」(注5),で,政府によって少なくとも2010年までに,調査の結果が出される,と報告された。

サメルジャイ局長(注3)によると,「タイはガスに依存しすぎているが,それもこの先20年が限界だろう。そうかといって石炭火力は公害から受け入れられていない。」,と言っている。EGAT(注6)は,今週水曜日,2008年11月5日,3年間の原子力開発可能性調査(注7)をバーンアズ,アンド,ロエ,エイシャ社(注8)に委託し,原子力プロジェクトの位置,適用技術,規模,について調査を行う。場所は冷却水の関係からタイ南部で,必要な面積は1,000ライ(注9)と言われている。

15年の長期電源開発計画(注10)によると,2カ所合計4,000MWで,4,000億バーツ,EGAT(注6)が投資企業であり,運用企業となっている。EGAT(注6)のカモル博士(注11)によると,3年間の原子力開発可能性調査(注7)に要する費用は13.4億バーツで,このうち7.5億バーツは省エネルギー基金(注12)から出される。カモル博士(注11)によると,型式の選定,沸水型(注13),圧水型(注14)かカンドウ型(注15)はコンサルタントのバーンアズ,アンド,ロエ,エイシャ社(注8)が提案する,としている。

カモル博士(注11)によると圧水型(注14)が世界の442の原子力プラントのうち61%の265プランを占めている。原子力発電所の経済性だが,KWh当たりで,原子力2.08バーツ(5.94セント),石炭火力2.12バーツ(6.06セント),バイオマス2.63バーツ(7.52セント),太陽光20.20バーツ(57.22セント)と見積もっている。スピン原子力サブ委員会議長(16)は,地点決定をしたら,直ちに住民への安全等の啓蒙活動を開始する,と言っている。

手堅く進んでいる,と言っていいのかどうか。ベトナムとどちらが先になるのか,大きな関心を持っている。でも結局,勝負は地点が決まってからで,今タイの原子力発電計画で何が決まっているか,と言えば,調査委託先が,日本のコンサルタントでなく,米国拠点のバーンアズ,アンド,ロエ,エイシャ社(注8)に決まって,その調査のための資金の目処が立った,と言うことだろう。

(注)(1) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0806.htm,080618A,(2) http://nationmultimedia.com,(3) Samerjai Suksumek, director of
the strategic energy policy and plan?ning division of the Nuclear Power Programme Development Office (NPPDO),(4) Krungthep Turakij,http://www.bangkokbiznews.com/2005/11/04/w006l1_49172.php?news_id=49172,(5) "Nuclear Power, an Alternative Against Global Warming",(6) The Electricity Generating Authority of Thailand (Egat),(7) a threeyear feasibility study,(8) Burns and Roe Asia,http://www.roe.com/contact_index.htm,(9) rai, 400mx400m,(10) the 15-year power-development plan (2007-2021),(11) Dr Kamol Takabut, Egat assistant governor for powerplant engineer?ing,,(12) the Energy Conservation Fund,(13) boilingwater, (14) pressurisedwater reactor,(15) Candu (Canadian deuteriumuranium) reactor,(16) Supin Panyamak, chairman of the nuclearpower infrastructurepreparation subcommittee
on public understanding,,(17)

Referenc

Thailand

●081103A Thailand, The Nation
タイの原子力地点提示は,2009年末になる
Search on for nuclear site
http://nationmultimedia.com/2008/11/03/business/business_30087411.php

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