アジアのエネルギー最前線
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●メコン本流,バンクムダム開発,住民が不安,パクムンの再来と

過去のこのHPの記録を見ると,2008年3月25日(注17)に,このバンクムダム(注18)を報じている。既にタイのサマック首相はその地位を去ったが,新任早々のサマック首相がぶちあげたメコン河本流上のダム開発計画である。バンクムダム(注18)計画は,メコン本流の階段状ダム計画の一つとして提案されており,位置はラオス南部,チャンパサックの下流。昔の記録を見ると,ダム高69m,ダム長さ2,360m,満水位130m,低水位128m,流域面積419,000平方km,総貯水容量53億トン,有効容量14億トン,有効落差28m,最大出力900MW,有効出力515MW,などの数字がある。

さて今日の記事。サマック首相は消えても,ダムは動いているようだ。主として周辺住民の不安を中心に,記事は書かれている。ダムサイト近くのバンソンコン(注19)の住民が,パクムンダム(注20)の再現だと恐れている。1,870MWバンクム水力発電ダム(注21),以前は最大出力900MWとしているが,おそらく60%負荷率を30%にあげたのだろう,8時間ピーク運転である。

位置は,バンタロン(注22)でラオス側はチャンパサック(注23)で,二つの企業が政府の委託で調査に入るという。しかし既に地元住民は反対の姿勢を打ちだしている。パクムンダム(注20)の再現と言っている。パクムンダム(注20)は,5年の反対闘争の中で,19945年に完成した。主として漁業関係者の反対であった。調査を請け負ったのは,イタリアンタイ(注26)とアジアコープ(注27)のようだ。

また近くにバンタムイ(注24)村というのがあって,ここが観光地になっているという。ナガ,ファイアボール(注25)と言っているが,何かメコン河の夕日の景色か何かか,これが影響を受けて観光収入が激減する,とも言っている。また,ある研究者は,年間を通じて確実な発電が出来ない可能性が強い,と反対している。エネルギー省は,まだこのプロジェクトに関与していないようだ。

水没移住がどのくらいになるのか分からないが,メコン河は水位変動の大きな川である。ある研究者の言葉のように,洪水期の発電には相当の制約がある。低ダムの開発は無理だろう,と私は言ってきた。今回のダムの規模は69mであり,有効落差は28mという。ここまでダムをあげれば,相当の水没人口を見積もらなければならないだろう。

(注) (17) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0803.htm,080325C,(18) Ban Kum dam,(19) Khong Chiam district's Ban Song Kon,(20) the Pak Moon dam,(21) The 1,870-megawatt Ban Kum hydropower dam,(22) Ban Ta Long in Khong Chiam,(23) Champassak province,(24) Ban Ta Mui village,(25) Naga fireballs,(26) Italian-Thai Development Plc,(27) the Asiacorp Holding Ltd,(28)

Referenc

Laos

●081103B Laos, bangkokpost
メコン本流,バンクムダム開発,住民が不安,パクムンの再来と
Villagers not happy with planned dam
http://www.bangkokpost.com/031108_News/03Nov2008_news12.php

過去のニュース

●イランのパイプラインとインドの優柔不断 (081102)
●ミャンマーでの中国のプレゼンス (081101)
●ベトナム油田へのロシアの参入 (081031)
マニラ配電の先行き見通し (081030)
カンボジアなどへの中国の進出 (081029)
中国の水力開発規模は世界一 (081028
インドネシアの 電気料金上げ (081027)
中国企業がアザドカシミールにダム投資 (081026)
中国広西とベトナムを結ぶ線 (081025)
丸紅のフィリッピンへの取り組み (081024)
インドネシアと中国のLNG契約 (081023)
ラオスの水力で住民補償が再燃 (081022)
世界で50カ国以上が原子力発電を計画 (081021)
世界金融情勢の変化の影響 (081020)
インドとパキスタン対立の悪夢 (081019)
パキスタン大統領の北京挑戦 (081018)
インド北辺水力開発に反旗 (081017)
米国がインドへ原子力通商使節団 (081016)
フィリッピンの天然ガスと電気料金 (081015)
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インドの大規模石炭火力計画 (081013)
ミャンマーの水力への外国投資 (081012)
ダム建設を巡るカシミール問題 (081011)
フィリッピンの国産エネルギーへの拘り (081010)
バングラデシュとミャンマーの関係 (081009)
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中国政府のチベット開発政策 (081007)
●ADBが初めてベトナム水力支援 (081006)
●知的送電線ネットワークの発想へ (081005)

中国とインドのエネルギー問題 (081004)
インドの原子力開発加速へ (081003)
アジア大陸の水源はチベット高原 (081002)
インドの配電組織改革 (081001)
フィリッピンの再生可能エネへの取組 (080930)
インドの地球温暖化との戦い (080929)
サルウイーン河のダム開発 (080927)
メコン流域会議開催と中国 (080926)
インド,25年までに6千万KW水力開発 (080925)

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