アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 2008年11月5日分ー中国の石炭価格に下降傾向 ー

オバマ氏の当選に,株式市場が荒っぽく反応し,ニューヨークで500ドルの下落,東京も9000円を割り込んで542円の下げ(12時半時点)となっている。ロシアは,オバマ当選と同時に,ロシアの飛び地カリニングラードにミサイル配備を発表,露骨に米国へ反抗を表現した。昨夜のテレビで,日本政府の一部は,マケインに期待をかけていただけに,麻生首相の対応にも何か歯に挟まったような言い方が残った。原油は反落,バレル65ドル台である。リベラルの登場に,世界はカーターの外交空白を懸念している,と言う声あり。

今日の記事,上がり続けてきた中国の石炭価格に,この2008年9月から10月で下落の傾向が出てきた。原油価格の世界的な暴落や景気の下降による需要減の影響を受けた,と見られている。記事は,石炭市場の専門用語が出てきて,ちょっと理解できないところがあるが,原料炭には引き続き値下がりの傾向が続くとしても,発電用炭については,慎重な見方がある。

世界的な原油と石炭の価格下落傾向を受けて,中国国内価格も弱含み。CNYで9月が,トン当たり849.54元,約124.4ドル相当,に対して10月は,808.63元,約118.4ドル相当,で今年最初の落ちである。冶金関係の原料炭などは,発電炭に比べて落ちが激しい。発電炭の平均価格は,CNYで9月がトン当たり,814.14元,約119.2ドル相当,であったものが,10月には,788.32元,約115.4ドル相当,となっている。

2008年11月1日の本欄(注1)でも,中国の石炭火力を扱っている。中国政府の石炭政策のぶれを,余すところなく描写したものだった。曰く,「中国の石炭は不思議な世界だ。ある日中国政府は石炭は余っている,という,また別の日には,石炭火力発電所で7日分しかない,と慌てる。古い炭坑を閉鎖したと自慢していた中国政府は,急にそれを復活しろと指示する。何処が間違っているのだろうか?」,と。

専門家のヤンハオユン氏(注2)によれば,次に来る電力ピークと水力の出力源は,この第4四半期で,火力発電所の需要を下支えするので,電力炭の生産増大と共に,石炭価格を支えることになるだろう。前回の記事(注1)も,年率83.5%も伸びて,5月にトン132.40ドルであった値段が,110.40ドルに下落している。長期的には中国にとって石炭は主流で,2008年,今年は6.5%伸びで27億トン,2010年には31億トンとなる。因みに,米国の2007年の石炭消費は11億トンである。

(注) (1) http://my.reset.jp/~adachihayao/index081101C.htm,(2) Mr Yan Haojun coal industry analyst of Shanghai Securities,(3)

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本文

●中国の石炭価格,10月に初めて下降へ

2008年11月1日の本欄(注1)でも,中国の石炭火力を扱っている。中国政府の石炭政策のぶれを,余すところなく描写したものだった。曰く,「中国の石炭は不思議な世界だ。ある日中国政府は石炭は余っている,という,また別の日には,石炭火力発電所で7日分しかない,と慌てる。古い炭坑を閉鎖したと自慢していた中国政府は,急にそれを復活しろと指示する。何処が間違っているのだろうか?」,と。

今日の記事は,中国の最近の石炭価格の動きを追っている。今日の記事で分からない言葉がある。MoM と CNY だが,中国のどこかの港の価格を呼んでいると思うが,あとで調べることにする。今日の中国元は対ドル0.1464である。2008年,今年になって初めて10月に中国国内石炭価格が下落傾向を示した。専門家によると,発電炭と原料炭の間に,違った動きがあるという。

世界的な原油と石炭の価格下落傾向を受けて,中国国内価格も弱含み。CNYで9月が,トン当たり849.54元,約124.4ドル相当,に対して10月は,808.63元,約118.4ドル相当,で今年最初の落ちである。冶金関係の原料炭などは,発電炭に比べて落ちが激しい。発電炭の平均価格は,CNYで9月がトン当たり,814.14元,約119.2ドル相当,であったものが,10月には,788.32元,約115.4ドル相当,となっている。

専門家のy7アンハオユン氏(注2)によれば,次に来る電力ピークと水力の出力源は,この第4四半期で,火力発電所の需要を下支えするので,電力炭の生産増大と共に,石炭価格を支えることになるだろう。

前回の記事(注1)も次のように記している。「石炭価格の上限の制限も問題を起こしている。石炭輸出は,年率83.5%も伸びて,5月にトン132.40ドルであった値段が,110.40ドルに下落している。長期的には中国にとって石炭は主流で,2008年,今年は6.5%伸びで27億トン,2010年には31億トンとなる。因みに,米国の2007年の石炭消費は11億トンである。」,と。

(注) (1) http://my.reset.jp/adachihayao/index081101C.htm,(2) Mr Yan Haojun coal industry analyst of Shanghai Securities,(3)

Reference

China

●081105C China, steelguru
中国の石炭価格,10月に初めて下降へ
China's first drop in coal price happens October
http://steelguru.com/news/index/2008/11/04/Njk3NTM%3D/China%252527s_first_drop_in_coal_price_happens_October.html

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