アジアのエネルギー最前線
Watch the latest videos on YouTube.com

| HOME | |サイトマップ | | 自己紹介| | 足立隼夫の主張 | | 各国訪問写真記録 | | English Version | | プロジェクト位置図 |
|日刊 アジアのエネルギー最前線| | アフリカのエネルギー最前線 | | 中央アジアのエネルギー最前線 |
| 中南米のエネルギー最前線 | | 再生可能エネルギー最前線 | | 中東のエネルギー最前線 | | 地球温暖化最前線 |

Since 1998 October
(本更新直前483,767 ,メルマガ配信数 1.042)


ー 日刊アジアのエネルギー最前線 2008年11月8日分ー カンボジア,コーコンのダム建設,付近住民へ,影響 ー

●カンボジア,コーコンのダム建設,付近住民へ,影響

カンボジアの電力官僚の周囲は,完全に中国人エンジニアーに取り巻かれているのだろう,と想像を述べてきたが,今日のプノンペンポスト(注1)の二つの記事も,具体的にどの地点を指しているのか,よく分からない。このHPでも,2008年9月18日(注2)と2008年8月28日(注3)で報告している。特に8月23日の記事では,具体的に中国の,カンボジア水力への開発支援が,NGOの目から見て取り上げられていた。

8月28日(注3)の記事では,国際的な環境NGOであるコンサベーションインタナショナルのカンボジア代表センブンラ氏(注4)の語るところを中心に書かれている。中国のダム支援は年間6億ドルに上って,他の日本を含めた欧米支援国のそれと同額まで来ている。先日も中国の楊外交部長が,10億ドルで,スタンタタイ(注5)とスタンタラッセイチュルムコルム(注6)の二つの水力開発を約束している。

また別の記事から,7月4日午後、中国水電建設集団(シノ・ハイドロ)国際事業有限公司とカンボジア工業鉱業エネルギー省は、中国の温首相とカンボジアのフンセン首相同席の下カンボジアのカムチャイ水力発電事業の契約式を行ったことが発表されている。246MWとされている。我々が見ていた頃は100MW程度であったが,随分大きくしたようだ。

さて今日の記事だが,コーコン水力開発(注7)が記事のタイトルであるが,プロジェクトは,キリロム第3水力(注8),18MW,である。コーコンとキリロムでは少し離れているし,8月28日(注3)の記事のスタンタタイ(注5)とスタンタラッセイチュルムコルム(注6)が,記事とどう絡んでいるのか,これも少し分かりがたい。この記事に出てくるスタンポンルル川(注9)は,コーコン水力開発(注7)と同じプロジェクトだとも思われる。5000人が影響を受ける,と書いてある。はっきり言って,中国がカンボジア南西部で動いていることについては,殆ど情報がない。

今日の記事に関連した環境グループは,カンボジア河川連合RCC(注10)と米国友の会AFSC(注11)があり,この木曜日に記者会見した報告書の作者は,マッカラム氏(注12)と書かれている。また地元住民代表で発言しているのは,スレアンベル地区代表メン氏(注13)であり,プロジェクトの環境調査を担当したのは,SAWACのブット氏(注14)で,報告書の提出先は環境省(注15)と書かれている。これらの情報を元に,調べていくと,もう少し詳細が分かるだろう。

いろいろプロジェクトの影響が書かれているが,地元住民の声も,プロジェクト実施反対と言うよりも,環境調査をしっかりやって,補償については遺漏なきよう頼む,と言う内容で,中国企業としても,補償という概念について,海外プロジェクトの実施に際して,確実な基準を持って臨んで貰いたい。北京でも,中国企業の海外活動に於ける一つの規範が必要だ,と言う意見も盛り上がってきている。

(注) (1) http://www.phnompenhpost.com/,(2) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0809.htm,080918B,(3) http://my.reset.jp/~adachihayao/index3news0808.htm,080828F,(4) Seng Bunra, Cambodia’s country director for Conservation International, a non-governmental organisation (NGO),(5) Stung Tatay dam,(6) Stung Russey Chrum Krom dam,(7) Koh Kong hydropower development,(8) the 18mw Kirirom III hydropower dam,(9) a new hydropower dam on the Steung Pongrul river,(10) the Rivers Coalition in Cambodia,(11) the American Friends Service Committee,(12) environmental scientist Wayne McCallum, the author of the report,(13) Moeng Mean, a community representative from Sre Ambel district,(14) Um Serey Vuth, research team leader at SAWAC,(15) the Ministry of Environment,(16)

(注) (16) Pursat,(17) Tonlesap,(18) Battambang,(19) Cardamom Mountains,(20) Yim Nareth, director of the Pursat Electricity Department,(21) the Pursat Power Supply Company,(22) the Ministry of Industry, Mines & Energy,(23) Tun Leang, deputy director general of the Department of Energy Development,(24) Ngy Say, deputy executive director of NGO Forum,(25)

Reference

Cambodia

●081108E Cambodia, phnompenhpost
コーコンのダム建設,付近住民へ,影響
Concerns over Koh Kong hydropower development
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2008110722585/National-news/Concerns-over-Koh-Kong-hydropower-development.html

元へ戻る



過去のニュース

●IEAが原油動向で報告書 (081107)
●インドの大規模火力に資金難 (081106)
●中国の石炭に下降傾向 (081105)
●タイ首相ナムグムの水を東北タイへ (081104)
●タイの原子力地点決定は2009年末 (081103)
●イランのパイプラインとインドの優柔不断 (081102)
●ミャンマーでの中国のプレゼンス (081101)
●ベトナム油田へのロシアの参入 (081031)
マニラ配電の先行き見通し (081030)
カンボジアなどへの中国の進出 (081029)
中国の水力開発規模は世界一 (081028
インドネシアの 電気料金上げ (081027)
中国企業がアザドカシミールにダム投資 (081026)
中国広西とベトナムを結ぶ線 (081025)
丸紅のフィリッピンへの取り組み (081024)
インドネシアと中国のLNG契約 (081023)
ラオスの水力で住民補償が再燃 (081022)
世界で50カ国以上が原子力発電を計画 (081021)
世界金融情勢の変化の影響 (081020)
インドとパキスタン対立の悪夢 (081019)
パキスタン大統領の北京挑戦 (081018)
インド北辺水力開発に反旗 (081017)
米国がインドへ原子力通商使節団 (081016)
フィリッピンの天然ガスと電気料金 (081015)
フィリッピンの長期エネルギー計画 (081014)
インドの大規模石炭火力計画 (081013)
ミャンマーの水力への外国投資 (081012)
ダム建設を巡るカシミール問題 (081011)
フィリッピンの国産エネルギーへの拘り (081010)
バングラデシュとミャンマーの関係 (081009)
バングラデシュのエネルギー長期見通し (081008)
中国政府のチベット開発政策 (081007)
●ADBが初めてベトナム水力支援 (081006)
●知的送電線ネットワークの発想へ (081005)

中国とインドのエネルギー問題 (081004)
インドの原子力開発加速へ (081003)
アジア大陸の水源はチベット高原 (081002)
インドの配電組織改革 (081001)
フィリッピンの再生可能エネへの取組 (080930)
インドの地球温暖化との戦い (080929)
サルウイーン河のダム開発 (080927)
メコン流域会議開催と中国 (080926)
インド,25年までに6千万KW水力開発 (080925)

元に戻る


アジアのエネルギー最前線 地図


大きな地図で見る

元に戻る

カスタム検索

メールマガジン配信ご希望の方は下記いずれかより申し込んで下さい,無料です。

【日刊 アジアのエネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000226907.html 190
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/12995.html 211
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/8660/p/1/ 219
http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=010578 45
http://www.melma.com/backnumber_167974/ 118

【週刊 アフリカのエネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000273675.html 36
http://kapu.biglobe.ne.jp/14528/index.html 7
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19799/p/1/ 6

【週刊 中南米のエネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000273730.html 32
http://kapu.biglobe.ne.jp/14529/index.html 2
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19814/p/1/ 4

【週刊 中東のエネルギー最前線】
http://kapu.biglobe.ne.jp/14531/index.html 5
http://www.mag2.com/m/0000273808.html 23
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19836/p/1/ 6

【週刊 再生可能エネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000274231.html 1
http://kapu.biglobe.ne.jp/14551/index.html 2
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19956/p/1/ 2

【週刊 世界の地球温暖化最前線】
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/20572/p/1/ 1

読者数 直接メール 259 合計 1,042人

元へ戻る


海外出張直前重要サイト
通貨換算||時差||電話コード||フライト一覧||ホテル予約||各地気象||世界天気予報|| 海外安全情報|| 海外用品|海外医療||海外出張支援|| 海外赴任ナビ|| 成田へ|| 羽田へ|| 関空へ|| 伊丹へ|| ロンリプラネット|

| 鈴木篁氏] | Livedoor | |@nifty| | Gmail | |Bangkok Post| |Manila Bulletin| |Jakarta Post| |Economic Times| |時事通信| |ZAKZAK|

○https://www.blogger.com/start?hl=ja ○http://www.google.com/intl/en/press/intl-zeitgeist.html ○http://translate.google.com/translate_t?hl=ja# ○http://maps.google.com/maps?hl=ja&tab=wl 城kmhttp://news.google.com/news?hl=ja&sa=N&tab=ln&q= ○https://www.google.com/adsense/login3 ○http://mail.google.com/mail/#inboxhttp://www.google.com/ig?hl=ja


| HOME | |サイトマップ | | 自己紹介| | 足立隼夫の主張 | | 各国訪問写真記録 | | English Version | | プロジェクト位置図 |
|日刊 アジアのエネルギー最前線| |週刊 アフリカのエネルギー最前線 | | 週刊 中央アジアのエネルギー最前線 |
|週刊 中南米のエネルギー最前線| | 週刊 再生可能エネルギー最前線 | | 週刊 中東のエネルギー最前線 |

お問い合わせまたはご意見は下記メールアドレスへ
PGA02435@nifty.com