アジアのエネルギー最前線
Watch the latest videos on YouTube.com

| HOME | |サイトマップ | | 自己紹介| | 足立隼夫の主張 | | 各国訪問写真記録 | | English Version | | プロジェクト位置図 |
|日刊 アジアのエネルギー最前線| | アフリカのエネルギー最前線 | | 中央アジアのエネルギー最前線 |
| 中南米のエネルギー最前線 | | 再生可能エネルギー最前線 | | 中東のエネルギー最前線 | | 世界の地球温暖化最前線 |

Since 1998 October
(本更新直前485,540 ,メルマガ配信数 1.229)


ー 日刊アジアのエネルギー最前線 2008年11月22日分 ー インドネシアの石炭株暴落,石炭価格の暴落の影響 ー


●インドネシアの石炭株暴落,石炭価格の暴落の影響

パイトン石炭火力

インドネシアの株式市場が暴落している,2008年初めから50%の下げで,アジア最悪である。この記事は,解説者のチャン氏(注1)が書いたものである。世界的な金融危機が,消費に与えた影響が大きい。その中でも,石炭企業ブミ(注2)はひどく81%も暴落,他の石炭関連企業も48〜54%下げている。主たる理由は,石炭価格が2008年7月のピーク値トン192ドルから,現在の103ドルまで,46%下げたことだ。

石炭企業ブミ(注2)の株式に投資家の信頼を失わせたのは,その株式を保有していたバクリエブラザーズ(注3)が,35%の持ち合いを売却しようとしたことによる。チャン氏(注1)は,これはインドネシア石炭の短期的な沈滞減少だと思っている。それは,インドネシア石炭が,まだまだ重要だという認識に基づく。石炭は,世界中で,発電,製鉄,セメントなどに広く使われ,発電分野では,石炭が40%を占め,見通し可能な将来では,石炭がまだ発展し続けると,信じられるからだ。

インドネシア石炭は,アジア最大で,またアジアは2007年において世界の石炭の60%を消費しており,2010年には64%となると予想されている。インドネシアは世界最大の石炭輸出国である。炭素汚染が問題になっているが,石炭の経済性は揺るがない。百万Btu当たりに換算すると,石炭は1〜2ドルに対し,石油ガスは6〜12ドルである。石炭の埋蔵量は世界で8,470億トンであり,次の133年間,次の5〜6世代に十分である。

インドネシアの石炭埋蔵量は930億トンである。インドネシアの石炭はスマトラ(注4)とカリマンタン(注5)に分布している。インドネシアの石炭は,硫黄分と窒素酸化物が少なく,廃棄部分も少なく,設備や灰捨て場の費用を節約できる。米国や欧州の規制にも有利である。それにインドネシアの石炭は露天掘りが多く,経済的である。国内的にも,既設ディーゼル,7,753MWを石炭に変える計画が進み,また2009〜2010年に新雪石炭火力10,000MWの準備が進んでいる。

インドネシアの石炭の探査への外資の投資が進まないのは,不確定な規制措置と法制度である。インドネシアの石炭がこのまま推移すると,石油のように石炭輸入国に陥る可能性がある。インドネシアの石炭は,エネルギー鉱物資源省(注6),環境省(注7),投資調整庁(注8),財務省(注9),通信自治省(注10)の多くの省庁で管理されていることが弊害だ。これが除かれれば,インドネシアの石炭産業は,極めて有望だ。
下記より引用
http://www.australiancoal.csiro.au/pdfs/cook_daulay.pdf

チャン氏(注1)は,インドネシアの石炭は,短期的には株の値下がり,探査への投資減少,と危機的だが,将来の見通しを明らかにして投資を呼び込めれば,投資企業にとって非常に魅力的である,と結んでいる。今日の数字を見ると,世界の石炭包蔵の10%強をインドネシアが持って入り,私の言う,今しばらく人類は石炭に頼らなければならない,という主張の中で,インドネシア石炭の果たす役割は,大きいと思う。

(注) (1) David Chang , Analyst ,(2) Bumi Resources ,(3) Bakrie and Brothers ,(4) Sumatra,(5) Kalimantan,(6) Ministry of Energy & Mineral Resources,(7) Ministry of Environment,(8) Investment Coordinating Board,(9) Ministry of Finance,(10) Ministry of Communication and Regional Governments,(11)

Reference

Indonesia

●081122D Indonesia, The Jakarta Post
インドネシアの石炭株暴落,石炭価格の暴落の影響
Power of the future despite looking black now
http://www.thejakartapost.com/news/2008/11/21/coal-power-future-despite-looking-black-now.html

元へ戻る






過去のニュース

●中国雲南省がコルカタへ調査団 (081119)
●パキスタンのダムになお異論 (081118)
●ミャンマーは更にダム開発加速 (081117)
●インド北東地域の送電線計画 (081116)
●メコン洪水で再び中国ダム論争 (081115)
●金融危機とインドの電源開発 (081114)
●カンボジアのNGO天国終焉 (081113)
●インドの電力プール市場 (081111)
●フィリッピンのマイクロ水力 (081109)
●カンボジアの多彩な水力開発 (081108)
●IEAが原油動向で報告書 (081107)
●インドの大規模火力に資金難 (081106)
●中国の石炭に下降傾向 (081105)
●タイ首相ナムグムの水を東北タイへ (081104)
●タイの原子力地点決定は2009年末 (081103)
●イランのパイプラインとインドの優柔不断 (081102)
●ミャンマーでの中国のプレゼンス (081101)
●ベトナム油田へのロシアの参入 (081031)
マニラ配電の先行き見通し (081030)
カンボジアなどへの中国の進出 (081029)
中国の水力開発規模は世界一 (081028
インドネシアの 電気料金上げ (081027)
中国企業がアザドカシミールにダム投資 (081026)
中国広西とベトナムを結ぶ線 (081025)
丸紅のフィリッピンへの取り組み (081024)
インドネシアと中国のLNG契約 (081023)
ラオスの水力で住民補償が再燃 (081022)
世界で50カ国以上が原子力発電を計画 (081021)
世界金融情勢の変化の影響 (081020)
インドとパキスタン対立の悪夢 (081019)
パキスタン大統領の北京挑戦 (081018)
インド北辺水力開発に反旗 (081017)
米国がインドへ原子力通商使節団 (081016)
フィリッピンの天然ガスと電気料金 (081015)
フィリッピンの長期エネルギー計画 (081014)
インドの大規模石炭火力計画 (081013)
ミャンマーの水力への外国投資 (081012)
ダム建設を巡るカシミール問題 (081011)
フィリッピンの国産エネルギーへの拘り (081010)
バングラデシュとミャンマーの関係 (081009)
バングラデシュのエネルギー長期見通し (081008)
中国政府のチベット開発政策 (081007)
●ADBが初めてベトナム水力支援 (081006)
●知的送電線ネットワークの発想へ (081005)

中国とインドのエネルギー問題 (081004)
インドの原子力開発加速へ (081003)
アジア大陸の水源はチベット高原 (081002)
インドの配電組織改革 (081001)
フィリッピンの再生可能エネへの取組 (080930)
インドの地球温暖化との戦い (080929)
サルウイーン河のダム開発 (080927)
メコン流域会議開催と中国 (080926)
インド,25年までに6千万KW水力開発 (080925)

元に戻る


アジアのエネルギー最前線 地図


大きな地図で見る

元に戻る

カスタム検索

メールマガジン配信ご希望の方は下記いずれかより申し込んで下さい,無料です。

【日刊 アジアのエネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000226907.html 196
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/m/12995.html 214
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/8660/p/1/ 221
http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=010578 45
http://www.melma.com/backnumber_167974/ 121

【週刊 アフリカのエネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000273675.html 36
http://kapu.biglobe.ne.jp/14528/index.html 7
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19799/p/1/ 6

【週刊 中南米のエネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000273730.html 32
http://kapu.biglobe.ne.jp/14529/index.html 2
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19814/p/1/ 4

【週刊 中東のエネルギー最前線】
http://kapu.biglobe.ne.jp/14531/index.html 5
http://www.mag2.com/m/0000273808.html 23
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19836/p/1/ 7

【週刊 再生可能エネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000274231.html 42
http://kapu.biglobe.ne.jp/14551/index.html 5
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/19956/p/1/ 3
http://my.melma.com/login/(発行申請中)

【週刊 世界の地球温暖化最前線】
http://www.mag2.com/m/0000276643.html
http://kapu.biglobe.ne.jp/14611/index.html
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/20572/p/1/ 1
http://www.melma.com/backnumber_177719/

【週刊 中央アジアのエネルギー最前線】
http://www.mag2.com/m/0000277253.html
http://cgi.kapu.biglobe.ne.jp/ (発行申請中)
http://merumaga.yahoo.co.jp/Detail/20748/p/1/
http://www.melma.com/backnumber_177671/

177719

読者数 直接メール 259 延べ 1,229人

元へ戻る


海外出張直前重要サイト
通貨換算||時差||電話コード||フライト一覧||ホテル予約||各地気象||世界天気予報|| 海外安全情報|| 海外用品|海外医療||海外出張支援|| 海外赴任ナビ|| 成田へ|| 羽田へ|| 関空へ|| 伊丹へ|| ロンリプラネット|

| 鈴木篁氏] | Livedoor | |@nifty| | Gmail | |Bangkok Post| |Manila Bulletin| |Jakarta Post| |Economic Times| |時事通信| |ZAKZAK|

○https://www.blogger.com/start?hl=ja ○http://www.google.com/intl/en/press/intl-zeitgeist.html ○http://translate.google.com/translate_t?hl=ja# ○http://maps.google.com/maps?hl=ja&tab=wl 城kmhttp://news.google.com/news?hl=ja&sa=N&tab=ln&q= ○https://www.google.com/adsense/login3 ○http://mail.google.com/mail/#inboxhttp://www.google.com/ig?hl=ja


| HOME | |サイトマップ | | 自己紹介| | 足立隼夫の主張 | | 各国訪問写真記録 | | English Version | | プロジェクト位置図 |
|日刊 アジアのエネルギー最前線| |週刊 アフリカのエネルギー最前線 | | 週刊 中央アジアのエネルギー最前線 |
|週刊 中南米のエネルギー最前線| | 週刊 再生可能エネルギー最前線 | | 週刊 中東のエネルギー最前線 |

お問い合わせまたはご意見は下記メールアドレスへ
PGA02435@nifty.com