アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 2008年11月22日分 ー 中国の怒川のダム開発,グリーンビートー


●中国の怒川のダム開発,グリーンビート

サルウイーン河(注52)上流,中国領内の怒川(注53)の13のダム計画については,既に各所で報告されているが,この記事でビデオがユーチューブ(注54)で公開されている。グリーンビート(注51)が撮影したものだ。余り写真は良くないが,初めて見る怒川(注53)の光景である。是非とも見て下さい(注55)。中国にもこのようなグリーンビート(注51)と言う環境団体があるのだ。控えめながら,怒川(注53)のダム開発に於ける環境被害を心配している。

2004年,中国でもっとも生物多様性の高い怒川(注53)で,13のダム計画が発表された。全部のダムの発電出力は,三峡ダムの発電をこすもので,この電力は中国南西部で消費される計画である。2004年に,温家宝首相(注56)が,環境団体や外国の声で,一時中断の決定を行った。2005年の後半にいたって,幾つかの規模を小さくしたプロジェクトが提案され,これがダム建設の始まりを意味した。環境に悪影響を与えるであろうダム建設以外で,この地域に電力をもたらすことは考えられない。

雲南省の怒川(注53)の情報は,「中国河川プロジェクト(注58)」,に詳しい。怒川(注53)の全長は3,059km,水源は,キンハイ-チベット高原(注59)のタングラ山(注60)に発し,インド洋の北東端に流れ込む。このうち約700kmは,「東洋のグランドキャニオン(注61)」,と呼ばれる峡谷をなす。流れは,ガオリゴン山(注62)に当たって西に方向を変え,ビルオ雪山(注63)とメイリ雪山(注64)で東に変わるが,その間,4,500mの深さの渓谷をなしている。

怒川(注53)は,中国の雲南省を流れ下って,ミャンマー東部に入り,サルウイーン河(注52)と呼ばれる。サルウイーン河(注52)はところにより,タイとミャンマーの国境をなしながら,最後はカイン州(注65)のアンダマン海(注66)に注ぐ。13のダム計画で少数民族の多数の部落が水没するが,自然及び社会的環境への影響が懸念されている。

(注) (51) Green Beat,(52) Salween River,(53) Nu River,(54) Tou Tube,(55) http://www.chinasgreenbeat.com/blog/,(56) Wen Jiabao,(58) China River Project,(59) Qinghai-Tibet plateau,(60) Tangula Mountain,(61) “Grand Canyon of the East.”,(62) Gao Li Gong Shan,(63) Bi Luo Snow Mountain,(64) Mei Li Snow Mountain Range,(65) Kayin State,(66) Andaman Sea,(67)

Reference

China

●081122F China, chinadigitaltimes
中国の怒川のダム開発,グリーンビート
Hydropower on the Nu River
http://chinadigitaltimes.net/2008/11/hydropower-on-the-nu-river/

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