アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 081225B フィリッピン,カラカの契約遅れで,オープンアクセス制度が遅れるー

●フィリッピン,カラカの契約遅れで,オープンアクセス制度が遅れる

私も,どうもこのフィリッピンの複雑な電力改革のルールに付き合っておれないと言う感じなのである。これを幾ら追っかけても,本質論に到達しないわけで,いつまで経っても,将来の需給の安定どころか,電力料金の安定さへ不確定である。この間に,儲けすぎたお金の処置や,ゼロサムゲームの発電所買収が絡んで,綺麗さっぱり,供給を統一した方が,人件費もプラットフォームも安くなる,と言う感じだが,今少し付き合っておこう。

電力規制委員会ERC(注10)は,暫定オープンアクセス(注11)の実施は延期せざるを得ない,と結論した。それは,787MW,カラカ発電所(注12)の787百万ドルの取引が思わぬ障害に遭遇したからである。またERC(注10)は,暫定オープンアクセス(注11)をIOAと呼んでいたものを,電力供給オプションプログラムPSOP(注13)と呼び変えることにしたようだ。

この変更の理由は,噂によれば,電力事業改革法EPIRA(注13)の中のオープンアクセス条項との法的専門用語の問題らしい。ERC(注10)は,この新たに言い換えたPSOP(注13)の実施は,あくまでカラカ発電所(注12)のNPCからの分離民営化が終了してから始める,と強調して見せた。何処に問題があるのか明確ではないが,まるでタイミングを見計らったように(注14),国会でやりとりが行われた。

今週の国会のヒアリングの席上で,PSALM(注15)は,カラカ発電所(注12)の移管に関しある問題が起こった,それは頻発する機器の分解整備の問題で,一つのユニットが100%,セミララ石炭(注16)を使ったことが引き金になったようだ,言うことを認めた。ERC(注10)は,あくまでPSOP(注13)というのは,EPIRA(注13)上,実際のオープンアクセス開始の前段階だけのものだ,と説明している。

この暫定オープンアクセスの方針は,いろいろな方面のビジネスグループに混乱を与えている。この方針は,電力供給に於いて,電力の選択の自由,への道を開くものだからだ。このシステムは,大口ユーザーには,価格の交渉に有利な立場に立たせるものだ。このPSOP(注13)に参加できる資格は,ピーク需要が1MW以上,6ヶ月後からは750KW以上となる。

このPSOP(注13)には,過去12ヶ月のピーク需要が1MWを越す需要家で,参加を望む需要家が参加する,とERC(注10)は説明している。集合の需要家団体は,対象としない,としている。供給側は,EPIRA(注13)上の制限の中で,すべての発電企業,NPC(注17)から民営化された資産の企業も含むものである。NPC(注17)自体は,70%資産売却後で,即ちカラカ発電所(注12)の移管が終了してから,となる。

これから入ってくるIPPは,NPC(注17)との引き取り契約の外にある部分について,PSOP(注13)に参加の資格がある。このような移行時期に関しては,移行時期契約TSC(注18)が有効で,その契約の範囲内でPSOP(注13)に参加できる。本当に一生懸命,基本法に照らして自由化を進める姿勢は偉いが,何処まで有効なのか,複雑なばかりである。

途中,セミララ石炭(注16)が出てきたので調べた。2004年の石炭エネルギーセンター(注19)による。フィリッピンの石炭生産量は増加傾向にあり,2003年は過去最高の200万トンに達した。国内生産はほとんど亜瀝青炭であり,その9割以上がセミララ石炭(注16)の露天掘によるものである。国内生産炭はすべて国内消費しており,石炭火力発電所及びセメント産業用に,豪州,インドネシア,中国から石炭を輸入している。

(注) (10) Energy Regulatory Commission (ERC),(11) interim open access,(12) Calaca,(13) Power Supply Option Program (PSOP),(13) Electric Power Industry Reform Act,(14) as if on cue,(15) Power Sector Assets and Liabilities Management Corporation,(16) Semirara coal,(17) National Power Corporation,(18) transition supply contracts (TSC),(19) http://www.brain-c-jcoal.info/publication-files/oldjcoal/jcoal-topics/Topics_J204.doc,(20)

Reference

Philippines

●081205B Philippines, Manila Bulletin
カラカの契約遅れで,オープンアクセス制度が遅れる
Interim open access to suffer delays due to snags in Calaca privatization
http://www.mb.com.ph/BSNS20081205142801.html


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