アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 081220B インド,電力で,100%外国資本のプロジェクトを認めるー

●インド,電力で,100%外国資本のプロジェクトを認める

ラメッシュ副大臣(注6)が,電力全般について,その政策を話している。産業情報資源社(注7)がまとめたものである。最近,インド政府は,発電,送電,配電一貫での電力事業について,100%外国資本による投資を認めることにした。しかし,原子力開発にはこの方針は適用されない。しかし金融危機の折り,その目標は定めていないが,ラメッシュ副大臣(注6)は,政府として出来る限りの刺激策は採っている,と。

インドは,ブータン政府(注8)と,2020年までに,5000MWの電力輸入について文書で合意している。インド自身が,輸入するために,開発の参加する計画である。2006年に,水力プロジェクトと関連送電線の推進に,インドとブータンは合意している。また,公益事業ばかりでなく民間事業の参入も合意している。ブータン政府は,100MWを越す水力プロジェクトについて,外国資本の100%参入も認めている。

インド企業は,ブータンからの電力輸入が出来る唯一の国だから,ブータンが電力セクターの民営化への努力を,資本の面から支援しようとしている。2008年7月,タタ電力(注9)は,ブータン政府と,114MW,ダガチュー川(注10)の流れ込み式水力(注11)の開発で,連携することになっている。タタ電力(注9)は,開発主体のダガチュー水力会社(注12)の株式26%を分担している。地元企業,龍緑発電会社(注13)が主体。

発電した電力は,タラ送電線(注14)によってインドの東地域に入り,タタ電力(注9)の有するタタ電力取引会社(注15)によって引き取られる。また,エッサール電力(注16)は,840百万ドルの500MW水力プロジェクトを準備することを発表している。このプロジェクトは,BOOT方式(注17)か,ブータン政府との合弁か,どちらかの方式となる。発電した大部分は,インドに輸入される。

また,ラメッシュ副大臣(注6)は,4,000MW,大規模火力開発計画UMPP(注18)について,その開発に際し,その推進のために電力省は,料金競争入札方式(注19)を採用する,と。火力発電所は,超臨界圧技術(注20)を採用し,立地は炭坑近辺か海岸地域か,その水源,用地,道路や鉄道の利便さ,などを考慮して決める,と言っている。

(注) (6) Jairam Ramesh, Minister of Power,(7) Industrial Info Resources,(8) Royal Government of Bhutan,(9) Tata Power Company Limited (Mumbai),(10) Dagachhu River,(11) run-of-the-river hydropower project,(12) Dagachhu Hydro Power Corporation Limited,(13) Druk Green Power Corporation Limited (Thimphu, Bhutan),(14) Tala Transmission Link,(15) Tata Power Trading Company Limited (Mumbai),(16) Essar Power Limited (Mumbai),(17) build-own-operate-transfer,(18) Ultra Mega Power Projects,(19) tariff-based competitive bidding route,(20) supercritical technology,(21)


参考資料

インド

●081220B India, pump-zone
インド,電力で,100%外国資本のプロジェクトを認める
India Approves 100 Percent Foreign Investment in Power Sector
http://www.pump-zone.com/global-news/global-news/india-approves-100-percent-foreign-investment-in-power-sector-plans-to-import-power-from-bhutan.html


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