アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 090114D ー インドネシアのリアウ,エクソンのガス田権利は4年前に失効ー

●インドネシアのリアウ,エクソンのガス田権利は4年前に失効

こういう問題があるとは知らなかった。このリアウのナツナガス田が何処にあるのか,調べてみて少し驚いた。このような北方までインドネシア領海があるとは。そうしてその領海の北縁に,東南アジア最大のガスのポテンシャルがあるとは。さて,米国企業エクソンモビル(注40)は,最近,2008年12月4日付本HP(注41)にもあるとおり,セプブロック(注42)で活躍している。

そのエクソンモビル(注40)は,4年越しのインドネシア政府との紛争に巻き込まれてきた。月曜日,2009年1月12日,ナツナブロック(注43)に於けるエクソンモビル(注40)の探査権は,2005年に失効していた,とエクソンモビル(注40)の怒りを買う発表を行った。エネルギー省のプルノモ大臣(注44)は,何とかならないかと検討したがどうしても駄目だった,と説明した。

リアウ諸島(注45)のナツナブロック(注43)は,48兆立方フィートの埋蔵量を持ち,アジア最大と言われている。エクソン(注40)の言い分は,昨年末,2008年末,開発計画POD(注46)を政府に提出した時点で,契約は延長になっている,としている。2009年1月9日に,スポークスマンを通じて主張している。インドネシア政府の立場は,このブロックでプルタミナ(注47)に出来るだけ自由裁量権を与えよう,と言うものだ。

昨年,2008年の閣議決定は,プルタミナ(注47)主導で,開発協力者を求めるよう,決定している。それは,投資額が520億ドルに達するからである。問題化する前,エクソン(注40)が74%,プルタミナ(注47)が26%の資本比率であった。プルタミナ(注47)は,その主導権を主張し続けてきたが,協力候補の中にエクソン(注40)も入っているが,複数の協力企業が必要とされている。

プルタミナ(注47)のアリ総裁(注48)は,エクソン(注40)は8候補の中の一つである,と明言しているし,国営ガス企業BPミガス(注49)のプリヨノ総裁(注50)は,エクソン(注40)の権利は失効している,と言っている。プルノモ大臣は,政府の判断を今週末に示す,と言っている。インドネシア政府は,大規模油田セプブロック(注42)で,エクソン(注40)と4年間の紛争の歴史がある。

エクソン(注40)は,この中部ジャワと東ジャワの境界にある大油田の最終勝者であった。インドネシア政府は,このエクソン(注40)のナツナブロック(注43)の権利喪失問題は,国際調停に持ち出される危険性がある。しかし,この大規模ガス田については,少し勉強する必要がある。

(注) (40) US energy company ExxonMobil,(41) http://my.reset.jp/~adachihayao/index081204E.htm,(42) Cepu block,(43) Natuna-D Alpha block,(44) Energy and Mineral Resources Ministry Purnomo Yusgiantoro,(45) Riau Islands,(46) plans of development (POD),(47) state oil and gas company PT Pertamina,(48) Pertamina president director Ari H. Soemarno,(49) Upstream oil and gas regulator BPMigas,(50)


参考資料


インドネシア

●090114D Indonesia, The Jakarta Post
インドネシアのセプ,エクソンのガス田権利は4年前に失効
Exxon’s rights in Natuna terminated since 2005 Govt
http://www.thejakartapost.com/news/2009/01/13/exxon’s-rights-natuna-terminated-2005-govt.html


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