アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 090121E ー インドネシア,ナツナのガス田紛争,終結への見通しー

●インドネシア,ナツナのガス田紛争,終結への見通し

インドネシア,リアウ諸島(注29)のナツナガス田(注30),インドネシア政府とエクソンモビル(注31)の長年に亘る紛争については,2009年1月14日付本HP(注28)で解説し,インドネシア政府にとって,エクソンモビル(注31)の探査権は,2005年に失効していた,との判断を示したいた。今日の記事は,概略前回の記事に沿うものだが,新しい情報も含まれている。

インドネシア政府は,正式に,ナツナガス田(注30)に関するエクソンモビル(注31)の開発計画POD(注32)を拒否した。しかし,東ジャワのセプ(注33)のような嫌になるほどの紛争を巻きおこすのではないか,と懸念されている。プルノモ大臣(注34)は,金曜日,2009年1月26日,3年間に亘った論争に終止符を打ち,政府ガス公社BPミガス(注35)が,エクソンモビル(注31)にレターを発出した。

昨年,2008年の閣議で,国有石油ガス公社プルタミナ(注36)に対して,ナツナガス田(注30)を引き取り,適切な協力企業を探すよう,指示したものである。エクソンモビル(注31)は既に4億ドルを投入していると言っており,国際調停(注37)に持ち込む可能性もある。エクソンモビル(注31)は継続を望んでいるが,プルタミナ(注36)は,調査資料にもアクセスできない,と不満である。これは国法で罰せられるべきものだ。

ナツナガス田(注30)は,包蔵46兆立方フィートと言われており,アジア最大である。しかし炭酸ガスを多く含んでおり,生産には世界の先端技術が必要と言われている。プルノモ大臣(注34)は,あくまでプルタミナ(注36)が40%の資本持ち分で,協力企業を求めるよう,指示している。なお,BPミガス(注35)は,プルタミナ(注36)の資料管理のまずさを指摘して,非難している。

(注) (28) http://my.reset.jp/~adachihayao/index090114D.htm,(29) Riau Islands,(30) Natuna-D Alpha block,(31) ExxonMobil,(32) plan of development (POD),(33) Cepu block,(34) Energy and Mineral Resources Minister Purnomo Yusgiantoro,(35) BPMigas,(36) PT Pertamina,(37) international arbitration court,(38)


参考資料

インドネシア

●090121E Indonesia, The Jakarta Post
インドネシア,ナツナのガス田紛争,終結への見通し
ExxonMobil’s Natuna claim ends here Minister
http://www.thejakartapost.com/news/2009/01/17/exxonmobil’s-natuna-claim-ends-here-minister.html


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