アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 090131A ー インド,リライアンス,大規模火力ティラヤ地点,獲得へー

●インド,リライアンス,大規模火力ティラヤ地点,獲得へ

インドの野心的な大規模石炭火力計画UMPP(注1),プロジェクトの規模,4,000MW,全国で10地点ぐらいをとりあえず想定しているが,世界的いな金融危機の折から,なかなか進展せず,ADB(注2)も,少しプロジェクトの規模を縮小したら,と提言していた。この第3弾のティラヤ石炭火力(注3)についても,一度入札が延期され,その行くへが心配されていたところだ。

今日の記事。インド財閥の一つ,アニルアンバニグループADAG(注4)の旗艦企業,リライアンス電力(注5)が,水曜日,2009年1月28日,驚異的な積極的入札を行った,それは,4,000MW,ティラヤ石炭火力(注3)で,マディアプラデシュのササーン石炭火力(注6),アンデラプラデシュのクリシュナパットム石炭火力(注7)に次ぐ,3番目の大規模石炭火力計画UMPP(注1)である。

リライアンス電力(注5)は,最低価格KWh当たり1.77ルピー,約3.63セント相当,の最安値で,2番札はNTPC(注8)であった。これらのプロジェクトを取り仕切る電力融資公社PFC(注9)の一人が語ったものである。公式発表はまだなされていない。他の入札企業と価格は,NTPC(注8)が2.30ルピア,ジンダール電力(注11)が269ルピア,スターライト(注12)が2.90ルピーで,ランコ(注10)は資金調達難から,撤退した。

リライアンス電力(注5)は,ササーン石炭火力(注6)も落札しているが,ティラヤ石炭火力(注3)の入札価格は,ササーン石炭火力(注6)と同じ4,000MW,石炭も地元炭坑と条件は同じであるにもかかわらず,金融情勢から,ササーン石炭火力(注6)を,57パイサ,上回った。このティラヤ石炭火力(注3)では,石炭は地元炭坑で同じ発電企業が運営することになっている。埋蔵量は,972百万トンである。必要量の186%である。

ティラヤ石炭火力(注3)の建設費は,1,800億ルピー,約36億ドル相当,で,資本比率(注13)は,70対30である。リライアンス電力(注5)に対する契約内示書L/I(注14)は2,3日内に出される予定で,それから60日以内に必要な手続きをとる。PFC(注9)によると,入札開示は,高位のレベルの委員会で行われ,この中には,ビハール州(注15)とジャッカンド州(注16)も参加,正式契約は,1ヶ月内,とされている。

この入札は,企業側から,資金調達の困難と石炭供給システムの不明確とで,入札延期が申請されて伸びていた。政府の最初の予定は,2007年7月であったが,水供給,規制問題,など地点の立地条件確定のため遅れた。政府は,更に5つのUMPP(注1)の入札を,この先5ヶ月内に行う予定だが,このティラヤ石炭火力(注3)の入札遅れが,影響を及ぼすかも知れない。

(注) (1) ultra mega power project (UMPP),(2) Asian Dvelopment Bank,(3) Tilaiya ultra mega power project (UMPP),(4) Anil Dhirubhai Ambani Group (ADAG),(5) Reliance Power,(6) Sasan (Madhya Pradesh),(7) Krishnapatnam (Andhra Pradesh),(8) National Thermal Power Corp (NTPC),(9) Power Finance Corp (PFC),(10) Lanco Infratech,(11) Jindal Power,(12) Sterlite Energy,(13) debt-equity ratio,(14) letter of intent,(15) Bihar,(16) Jharkhand,(17)

参考資料

インド


●090131A India, Economic Times
インド,リライアンス,大規模火力ティラヤ地点,獲得へ
Reliance Power bags Tilaiya project
http://economictimes.indiatimes.com/News/News_By_Industry/Energy/Power/Reliance_Power_bags_Tilaiya_project/articleshow/4044538.cms


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