アジアのエネルギー最前線
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ー 日刊アジアのエネルギー最前線 090210A ー フィリッピン,水道用ライバンダム,サンミゲールが提案ー

●フィリッピン,水道用ライバンダム,サンミゲールが提案

東南アジア最大の食料品,飲料企業,サンミゲール(注1)は,将来のマニラ首都圏(注2)の水供給を視野に入れたダムプロジェクト開発で,政府と合弁事業を行うことを検討中である。サンミゲール(注1)によると,その完全子会社SMBWCI(注3)は,ライバンダム(注5)の開発に関して,マニラ上下水道公社MWSS(注4)と合弁で実施する提案書(注6)をMWSS(注4)宛に提出した。

更に,SMBWCI(注3)とパートナーの海外企業は,ライバンダム(注5)の,資金調達,建設,運転,維持管理について,MWSS(注4)と協力する合弁の段階に入ろうと考えている。この計画は,サムと取水口建設,原水輸送設備,水処理施設,水力発電設備,水道用水輸送設備,ポンプ設備,貯水設備,受け渡し設備,を含むものである。

サンミゲール(注1)によると,タナイ(注7)とリサール(注8)に位置するライバンダムプロジェクト(注5)は,マニラ首都圏(注2)の長期水需要を目標に,その安定と保安を確保するもの,としている。また,この子会社の提案は,サンミゲール(注1)本体の,電力,石油,ガス,水などの産業への投資の方向性に沿ったものである,と。

NEDA(注9)の資料によると,ライバンダムプロジェクト(注5)の総工事費は,480億ペソで,政府と民間企業の合弁事業として準備されている。ダム事業などの供給容量は,日18.3億リッターで,550万人の需要に応えるものである。サンミゲール(注1)自身は,最近,そのビールのブランド,知的財産,不動産を,醸造部門(注10)に,388億ペソで売却することに同意している。

サンミゲール(注1)は,その主力である食品飲料から脱却して積極的な企業活動を行っており,マニラ配電(注11)の資本27%を,300億ペソで買収したばかりである。また,フィリッピン最大の石油精製企業ペトロン(注12)を322億ペソで過半数の資本獲得に同意しており,更に,通信分野でカタールテレコム(注13)と協力する計画を進めている。

(注) (1) San Miguel Corp,(2) Metro Manila,(3) San Miguel Bulk Water Co. Inc. (SMBWCI),(4) Metropolitan Waterworks and Sewerage System (MWSS),(5) Laiban Dam Project,(6) unsolicited proposal,(7) Tanay,(8) Rizal,(9) NEDA,(10) San Miguel Brewery Inc,(11) Manila Electric Co.,(12) Petron Corp,(13) Qatar Telecom,(14)


参考資料

フィリッピン


●090210A Philippines, Manila Bulletin
フィリッピン,水道用ライバンダム,サンミゲールが提案
San Miguel subsidiary eyes Laiban Dam project
http://www.gmanews.tv/story/147937/San-Miguel-subsidiary-eyes-Laiban-Dam-project


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