No.305   怪盗ロールパン さん



コスプレ考察
ファウストのバトルコスチュームです。
紙袋を被っている以外は紳士的な感じの衣装です。
衣装の構成はスーツの上着にスラックス、シャツ、ネクタイ、紙袋、シューズという感じです。
スーツの上着は白のスーツに使われる布地もしくはサテン地の一種かと思われます。肩の部分と裾のところ以外は普通のスーツと同じ作りになっています。肩の部分は大きく張り出し、裾のところは膝のところまでとがるような形になっています。袖のところや腰のところなど頃のレザー地のベルトで絞って遊びがないようになるデザインになっているようです。それに黒の半球形のボタンが肩のところに貼り付けられています。
スラックス、シャツ、ネクタイ、シューズは市販品を使用されているようです。

スーツの上着など市販の型とほぼ同じですが違う部分を自分で作り直して作られているようです。市販の型を使うのもいいですがこのように自分で型をアレンジして作りたいものです、


紙袋の覆面です。ファウストが素顔を隠すために被っています。
素材は普通の紙袋に使われるような紙を使っています。そこへのぞき穴として穴が開けられており、破れた部分が外側に貼り付けられ、内側には黒のメッシュの布地が貼り付けられ外が見えるようになっています。
この紙袋の一番の問題点は頭に一定の位置で固定できること。そのためにワイヤーが使われています。
まず、被るのにいいように頭の形にワイヤーを組みます。次に紙袋の補強もかねてワイヤーを角に沿うように骨組みを作ります。最後に2つのワイヤーをいい位置にくるようにワイヤーでつなぎ合わせて紙袋を被せれば完成となります。
紙袋にしても破れないように二重にしてあるためかなり蒸れるようです。

スーツの上着の肩の部分です。
普通のスーツの肩より派手に飛び出すようにとがった形になっています。
普通は肩パットが入っているものなのですが、この衣装ではそんなものでは役に立ちません。そのため厚手のウレタンを仕込んであるとのことです。
肩と衣装の間を埋めるほどの厚手のウレタンを肩の部分の形に合わせ切ったものを貼り付けるようにしてあるようです。
既存の衣料用の材料が無くても他の材料で代用品を作るのもいい手です。


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