No.307   綾森 ゆか さん



コスプレ考察
霞のバトルコスチュームです。
前作はわりと柔道などの胴着に近いようなデザインでしたが、新しい衣装では普通の格闘技の胴着とはかなり違うデザインとなっています。
構成は上衣にインナー、帯、タイツ、籠手、足甲、かんざし、刀となっています。
上衣はフロントの開いたノースリーブのハーフコートといった感じのデザインで、素材は白のビニールレザー地のようです。縁や襟の部分などには金ぴかの化学繊維の布地で縁取りされています。裾の所には背中と同じように薄紫のビニールレザー地で風邪の流れをイメージさせるような模様が貼り付けられています。胸元の飾りや肩の部分の帯の金と銀の飾りは襟等に使うような芯材を入れ形を整えていると思われます。
インナーは肩の部分がないレオタードのような感じで、伸縮性のあるレオタードなどに使われる白の化学繊維の布地のようです。胸元には金ぴかの化学繊維で縁取りしてあります。
帯は薄紫のビニールレザー地をメインに銀色のビニールレザーで縁取りされています。腰の後ろ側でマジックテープで留められていいるようで、帯留めに朱色の太いコードを締めています。
上衣の腰の所には刀を通すところが付けられて刀を納めてあります。刀は市販品にコードやタッセル(組み紐)で飾り付けられています。
足甲はブーツにに通すように装着されています。

資料が少ないということながらも細かいところまで力を入れて作られています。資料がない場合はインターネットなどでイラストを描いている人の所などを回ってみるといいかもしれません。格好良くアレンジしていいたりして制作意欲がわくかも。



背中のマークです。
背中のマークは「霞」の名前を円形にデザインされたもので、その上の部分に何か文字が入っています。
素材は帯の部分と同じ薄紫色のビニールレザーのようです。それをカットして両面テープとか接着剤とかで衣装に接着されています。
丁寧にきっちりとバランスも取られていて上手い仕上がりです。市販品のようにも思えるほどです。


籠手です。足甲も同じ作りです。
手の甲から手首の上までを覆うもので豪奢な感じの作りになっています。
素材は上衣と同じ白のビニールレザーがメインに使用されているようです。それを薄いライオンボードかちょっと厚みのある芯材と思われます。それにビニールレザーを巻き付け、金キラの化学繊維(サテンの一種だと思うけど)で縁取りしてあります。
そして宝石のようにピンクの楕円のゴム系の素材を接着してあるようです。
籠手ということもあって頑丈なものであるようにみえるようしっかりとした丈夫な作りになっています。


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