No.356   ひろみ & 名掛丁アルル さん



コスプレ考察
まずゴッドマシュラの方ですが、衣装は普通の服にプロテクターが付いたような雰囲気になっています。
構成は背中の羽根、肩当て、胸当て、ベルト、スカート、ブーツ、白の貫頭衣(ワンピース?もしくはセパレート?)、黒のパンツとなっています。
羽根や肩当てなどプロテクター類は下記参照と言うことで、ベルトは赤のビニールレザー地に紫のサテン地に金色のレザー系のブレードを取り付けて作られているようです。赤の部分と他の部分もレザー系の布地ですので紫もビニールレザーの方が統一感合っていいと思うのですが手に入らなかったりしたのでしょうか。
貫頭衣の方はセパレートのようにも見えるんですけどどうなんでしょう。素材は白のサテン地のようです。
ゴッドマシュラは衣装作りとしては面白い野ですが難しいですね。全体にプロテクター類がもっとピシッとしている方が格好良くなるかと思います。
さてヤクモの方ですが古代日本の服装に近いデザインになっているようです。
構成はワンピース(?)に赤い長袖のインナー、帯、ズボン(?)となっているようです。ワンピースは薄い緑色のサテン地に胸元と襟の縁に飾りを付けた程度のシンプルなもので、腰のところで青緑の別珍のような布地で留められています。
ズボン(?)は薄手のレース地を二重にし足首のところで一度絞った後流すようになっています。古代日本の民族衣装的には綿とか麻とか自然素材を選びそうなのですが原画的にはレース地の方がぴったり来るものだったようですね。


ゴッドマシュラの羽根です。
背中に金色10枚・メタリックオレンジ6枚装着しています。それぞれの色のビニール地の布(もしくはカッティングシート?)を2枚縫い合わせ、内側に羽根の形に切り抜き縁の方を削った発泡スチロールを入れていると思われます。
中に入れている発泡スチロールはそんなに厚いものではなく、上下でくっついているようでその分安定して背中に装着できているようです。
薄っぺらい板で作る人は多いですが厚手のもので作るとなると安定性が悪くなるので難しかったでしょう。

ゴッドマシュラの肩アーマーです。
素材は金色の部分は背中の羽と同じ素材を黒のビニール地を使用していると思われます。
作り方は堅紙に黒と金色のビニール地を貼り付けているのか、それとも布地だけ(裏には金色の布地が貼り付けられています)かと思われ、それを胸パーツの肩の部分に縫い付けているようです。
やはり作りが柔らかいのかでこぼこになってしまっているようです。土台になる心材をもう少し硬いライオンボードなどを選択してみてはいかがでしょう。
後、肩の付け根に縫い目らしき後が見えますが両面テープで一時的に接着するかマジックテープなどを裏地に縫い付けて固定できるようにしておくと変なラインが出なくていいでしょう。

ゴッドマシュラのブーツです。
すねの部分辺りには厚手のウレタン板か何かを金色のビニール地で覆い、靴の部分はヒールの高い靴を使い金色と黒のビニール地を模様に切って貼り付けているようです。
膝頭の部分の丸い飾りがちょっとぺらぺらな感じが残念です。すねのところに使われている厚手の素材を円形に切ってから金色のビニール地で覆い貼り付けてやればもっとらしくなるかもしれません。
作りから見ると靴はもうこれ専用となってますね。都合良く捨ててもいいようなものがあれば再利用にもなっていいんですけどね。

ヤクモの胸元の飾りです。
イチョウの形の部分は黒い綿か何かの布地をイチョウ型に切り金色の細めのブレードと一緒に縫い付けられているようです。周りの三角形は黒い布地の端を折り曲げてばらけないようにしてから縫い付けているようです。
布地だけでこういう鋭角的な図形を作るのは結構難しかったりします。私の場合、ファンタリーナという合成皮革シールを使うかアイロン接着できるフェルトを使います。アートナイフ(トーンナイフとも言う)で切るときれいに切れます。


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