No.366   冬華 真帆 さん



コスプレ考察
衣装は初めて作られたヨロイを装備したものです。
構成はマスク、ヨロイ(胸部&肩部&籠手)、上着、腰布、前後の直垂、グラブとなっているようです。マスク、ヨロイについては下記参照。
上着は赤の綿系の布地、腰布・前後の直垂は紺色の布地にそれぞれ金色・白のビニールレザーの布地で縁取り、グラブは黒のビニールレザーで作られていると思われます。
首のところは、胸部のヨロイと一体になっているものでしょうか。黒の綿系の布地と思われます。原画を見たことがないので解りませんが黒のタートルネックの服の上に着込んでいく風にすると感じよくまとまるのではないかと思われます。
ヨロイの類のような作り物はやはり素材を知り慣れてないとうまく作れないのかもしれません。次も作り物に挑戦してみて下さい。


ヨロイの肩の部分です。3本の角が付いた鋭角的なデザインの肩当てです。
素材は白のビニールレザーをメインに作られています。黒の模様はマジックで描かれた模様か太い糸のようなものを縫い付けているような感じです。
ビニールレザーの布地の堅さだけなのか土台にした素材が柔らかかったのか、縁の方はきれいに平らな感じに出来ているのですが上の方はかなり凹んでしまっているのが残念。そういうデザインではないとは思うのですが・・・
作ったときはいい感じだったが運搬時に凹んだということも考えられます。こういうことが起きないように土台になる素材をもっと硬く柔軟なものがよいでしょう。ライオンボードでも5mmくらい厚手のものを使用すると十分かと思われます。
角は、布地の硬さだけで形になっているのでしょうか。薄手のライオンボードで円錐を作り布を被せるようにして形にするともっとピシッと決まるでしょう。

仮面です。仮面は主に3つのパーツで構成されていて、フロント側の仮面と後頭部側の覆い、首を覆う布地部分です。
仮面と後頭部の覆いは肩などの部分と同じに白のビニールレザーをメインに作られています。土台はやはりライオンボードを使用されたのでしょうか。裏側が見えるところから拝見するとそういう感じです。
後頭部の覆いの方は厚手のライオンボードのようですが、仮面は薄手のものを使用しているため細くなっている部分はちょっとぐらついているようです。こういうときは縁の側の方は薄手のものを二重にすると形出しがうまくいくでしょう。
目の部分は一度切り抜いて裏に黒(紺?)のビニール素材を貼り付けているようです。これをセロファンや車の窓に張るフィルムに換えると被ったまま歩けます(周りが見にくいけど)。
ただ、経験不足のためか素材についての知識がないためかやはり仕上がりに残念な部分があります。たとえば後頭部の多い部分は裏側でセロテープで留めている部分があるようですが両面テープにした方が見た目良くなります(ほんとはもう一度布地を貼り付けるといい)。


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