No.461   遙 せあら さん



コスプレ考察
高倉 花梨の平安時代のような異世界での普段着です。
平安時代の貴族風な上衣に比べ現代的なスカートや革靴というアンバランスさを狙ったようなデザインです。
衣装の構成は上衣とインナー、スカートといった構成になっています。
上衣は男性の平安貴族が着ているようなデザインのもので襟周りを大きくしたようなスタンダップカラーな感じのものです。袖丈は動きやすいように腰の辺りまでの短いものになっています。素材は薄い黄色の綿系の布地が使われているようでサテンのリボンや毛糸製のボンボン等が飾られています。
インナーは青のポリエステルか綿かの布地と思われ、ハイネックな感じのものになっています。伸縮性がないためか身体にフィットしないため着心地に違和感がありそう。綿ジャージなど柔らかい伸縮性のある布地だといいかもしれません。
スカートはチェック柄のミニスカート。フロントで重ね合わせるような巻きスカートのようなもののようです。市販品ではないかとも思われますがシンプルなものなので作るにしてもさほど難しくはないでしょう。


飾りのボンボンと模様です。
ボンボンは緑と黄色の毛糸を使って作られているようで形が2種類有ります。
胸元の部分の飾りは中央から放射状に伸び円形になっているもので、中央で毛糸を束ねたものを広げている比較的単純な形状です。
もう一つ袖と腰の所飾りは華(葉?)をもしたような飾りになっています。こちらは細かなステッチで華や周りの円形を作り上げています。
編み物などやったことのほとんどない私にとってこれがどれだけ大変か想像出来ません。華の飾りは本などにある程度作り方など書いているかもしれませんが実際に作るとなると大変そうです。私の場合だと模様をアイロンプリントで作ることでしょう(アイロン掛けが出来なくなるけど)。
もう一つの模様は鳳凰というか鶴というかそんな模様です。こちらはアイロン接着できるフェルトの赤と緑のものを模様にカットして接着しているようです。

こういったシンプルな衣装の場合飾りや模様まで作らないと寂しい感じになってしまうように思います。複雑でも頑張って作れば達成感もあるしひと味違うという自己主張も出来るというものです。


[注意]  当ページの内容は全て転載・使用は堅くお断りします