No.465   成澤 続己 さん



コスプレ考察
殺生丸のいわゆる普段着です。この服装以外見たことないからですけど。
衣装は女性の着物姿といった感じのもので高価な雰囲気の柄の入ったものになっています。
構成は着物の上衣と内着、袴、前垂れ、帯、鎧、肩掛け(しっぽ?)、剣というところでしょうか。
着物の上衣は豪華な柄の着物の布地を、内着は白の綿系の布地を使われているようで、作りはスタンダードな和装のもので袖は膝の所までの長いものいなっています。
袴は白のサテン地のようでかなりゆったりとしていて足首のところで絞るような形になっているようです。。
前垂れは黒のレザー形の布地に銀色のレザー地の縁取り、帯は華の柄をベースにしたこちらも豪華な感じの布地が使われているようです。
肩掛けは白の毛足の長いフェイクファーが使われていて、肩から後ろに回って足下までの長いものになっています。腰の所で肩掛けの先の所つながっていてあまりずるずる引きずらないように作られています。
顔の所にはきちんとフェイスペインティングされています。

着物自体はスタンダードな作りという感じですが布地を上手く選んでキャラクターに合う衣装作りをされたようです。


肩の鎧です。
骨を削りだしたようなイメージの鎧となっています。
胴鎧の所にもある飾りで共に白い粘土(紙粘土と思われます)で作られているようで、赤のコードとタッセルで飾られています。この鎧は細めのコードで肩から吊られて装着しているようです。
粘土を使う前にまず骨組みを作られているそうです。骨組みはワイヤーを使って作られているのでしょうか? それともあらかじめ他の木材や発泡スチロールなどで形状を作り粘土を貼り付けているのでしょうか?
まず前者の場合、それなりに細かく網目状に組まないと粘土が引っかからなく滑り落ちてしまいます。でもそれ以上に難しいのは網目状に組むこと。立体でもあるのでかなり手間がかかるでしょう。
後者の場合、こちらもでこぼこがなければ引っかからないので落ちてしまいます。形を作るのは比較的容易ですが粘土をのせるために一工夫必要になります。所々に穴を開けるなどし引っかかりやすいようにします。
どちらの作り方かは解りませんが上手く作られています。ただ何度か粘土を盛りつけもう少しなめらかにするといいかもしれません。

着物の布地です。
尊大な性格の殺生丸にあった豪華なクジャクの羽の柄の布地のキャラクターの雰囲気のあったのものです。
布地は着物に使われるもののようでやはりかなり高価と思われます。

衣装を作るときやはりキャラクターのイメージや雰囲気、設定にあった布地を使ってイメージ通りの衣装にしたいですね。


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