No.472   ひろみ さん



コスプレ考察
珊瑚の妖怪退治の時の装束です。
忍者装束以上に体にタイトなデザインで各所にプロテクターが着けられています。

プロテクターもうまく作られ、大きな飛来骨も持って来れるよう工夫して作られているようです。

推 測 構 成
タイツ
プロテクター
飛来骨
 
 
 
 
 
 
 
 
 



タイツ タイツは全身を覆うタイプでタイトなものになっています。
素材は黒の化学繊維のニット地と思われ、動きのじゃましないよう伸縮するようです。
それに、襟の部分からチャイナ服のようになっている右肩のラインは赤のサテン地のようで、チャイナ服のように開かないダミー(飾りのボタン付)になっています。
左胸のところは金色のサテン地かビニールレザー地のようで、それを縁の部分をノコギリ状にギザギザに切って縫いつけられているようです(実際はNo.1 蔵土縁 紗夢のチャイナドレスの模様と同じ作りだそうです)。それに木の実のような感じに小さな赤色のビーズを3個ずつ2カ所に配置しています。
腰と膝には赤色のニット地のベルトで帯やプロテクター部分と同じ布地で作られたパーツが取り付けられています。
刀は市販品のようです。結構きちんと作られているものです。



CHECK POINT!
肩のプロテクター(アーマー)です。肘のところにもあります。
きれいな楕円形の形を維持しています。
土台の素材は肘は肩パッドのようなものでしょうか? 肩の方は同じようなパッドなのか発泡スチロールなのか解りません。もしかしたら特大の待ち針を刺すものだったりするかも。
その上にラメの入った赤と黒の薄手の布地をかぶせ、周囲を銀色のビニールレザー地で覆い境目の辺りをブレードで飾っているようです。
肩などへの固定は赤のニット地を輪にしてプロテクターに付け腕を通しニット地の伸縮性を利用して固定しているようです。ずれないようにマジックテープなどでもう一工夫しているかもしれません
こういうパーツはいかに形をきれいに作るかといかに固定するかです。この衣装の場合固定方法はデザイン的に再現するのは難しくないかもしれませんが、形については素材探しなどいろいろ考えることがあります。

飛来骨です。妖怪の骨を削り作った巨大なブーメランです。
素材は白の綿系の布地に、端の方は茶色の蛇側のようなレザー地や赤の珠や金色のタッセルで飾り付けてあるようです。
内側は発泡スチロールのようで運搬のしやすさを考慮してあるのですが、現場ではうまく固定できなかったようでぐらぐらしてしまうようです。
こういう場合どうするかというと、布地を発泡スチロール(土台)にぴったりになるようにする。発泡スチロール(土台)の畳み方を工夫する。2点でしょうか。
ぴったりになるようにするにはカバー部分を作った後、入れて試しながら形を整えます。畳み方については何分割かに片側を固定することによってちょうつがいのような感じになり、先のこととあわせるとかなり固定できることでしょう。


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