No.499   矢崎 彰 さん



コスプレ考察
アルター能力が具現化したときの衣装です。
基本的には普通のジャケットとスラックスになるのですが、右腕側がメカニカルな状態になっています。
衣装の構成はジャケットにインナー、スラックス、アルター化した右腕、背中の飾り、といったところのようです。
ジャケットは黒のレザー地で右袖がありません。左腕側はあまり見えませんが袖があり白のレザー地でプロテクターのような模様になっています。個人的には薄いライオンボードでプロテクター風に組み、白のカッティングシートで覆いジャケットに接着するとアニメのイメージに近いのではと思います。作る人のイメージの違いの差なのでしょうか。
インナーはレオタードなどに使われる伸縮性のある赤の化学繊維の布地を使用されていると思われます。イメージ的には赤のTシャツだと思うのですが背中の飾りの装着に関連しての素材選びなのでしょうか。
スラックスはグレーのレザー地のものでポケットのないシンプルなストレートのスラックスです。

この衣装の目玉はやはりアルター能力が具現化した部分の加工品だと思います。すごく細かく見れば改善の余地のある部分もあるでしょうが大きな背中の飾りを上手く安定させているところは見事です。


手の部分です。
手の部分はカズマのアルター能力が具現がする部分でメカニカルな感じになっています。
素材は、まず指から手の甲辺り、二の腕の所は赤やオレンジ、金色のレザー地・ビニールレザー地が使われているようです。指の第2間接の所にはプラスティックの板を箱型に組んで指を通して装着しています。
手首の所はウレタンボードを短冊状にカットし銀と金色のカッティングシートて覆い手首の所に装着されているように思われます。銀色の金属製のボタンを付け飾り付けてあります。
肩や肘の辺り、手首のオレンジ色の飾りは粘土で作られているようです。所々へこんだりしているところを見るとやはり作るのは大変なのでしょう。ある程度形にを作り均して金色とオレンジの塗料で着色してあるようです。
腕に装着することを考えて作るのでいろいろ頭を悩ます加工ですね。

背中に装着された飾りです。
詰めのような飾りです。攻撃するときこれを起爆剤として敵に拳をたたき込みます。
素材は粘土の類でしょうか。5.60cmほどの長さのかなり長いものになっています。それに赤の塗料で塗装されています。塗装するときなかなか乾かなくて大変だったそうです。
背中への装着は詳しくは見ていませんが、飾りに固定するための部分を設けジャケットに穴を開けて通し内側で固定されているのでしょうか? 大きさのわりにかなり軽いのでしょうか、安定して装着されていました。
塗装について言えば筆で塗る場合1度に厚く塗るのではなく薄めて何回か直交するように塗るとむらが少なくなります。
スプレー缶の場合はむらになりにくいのですが塗料の濃度が調整できないので塗りすぎに注意。あまり近づけすぎて塗装すると厚ぼったくなります。
エアーブラシはスプレーと基本的に同じですがいろんな色や種類の塗料が使え、操作次第では広い面から狭い面まで塗り分けられます。コンプレッサーと一緒に使えばコストパフォーマンスも良くなります。多足初期投資が大きいですが。


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