コスプレ考察 |
カミュが聖衣(クロス)を装着した姿です。 中世の騎士が着るようなフルプレートメイルのようなくらいに全身を覆うような甲冑というようなものになっています。作中ではこれでほんとに動けるのかというほど全身くまなく鎧われています。 衣装の構成はクロスという甲冑にタイツ、マントという構成のようです。 クロスの作りについては下記を参照していただくとして装着についてはちょっと不明です。ライオンボードは滑りにくいので腕や足などは少しきついかなというくらいにして通すようになっているか、写真では見えない部分でマジックテープなどで絞って留める用になっているのかもしれません。マスク部分もちょっと解りませんがヘアバンドなどに貼り付け額の所辺りに差してあるのかもしれません。 タイツは水色の伸縮性のあるレオタードなどに使われるような布地を、マントは表地を白のサテン地、裏地を水色のサテン地で作られています。マントはクロスの胴体と肩の部分にはさむような形で取り付けられています。 こういった鎧は男性がよく作っているものですが工夫し細工され頑張って作られています。作り物は同じようなパーツを何度も切ったり貼ったり削ったりするので大変で、いい物を作るときはやはり根気と工夫が必要なようです。 |
聖衣(クロス)の部分です。 素材はライオンボードをベースにカッティングシートが貼り付けられているようです。 ライオンボードも厚さの違う者を2種類(もしくは3種類)使用され、場所ごとに使い分けられています。たとえば足や腕の外側、胸元の部分は1cmほどの厚手のものを、マスクや腕周りなど巻き付けられている部分は2mmほどの薄手の柔らかいものが使われています。なお表面の模様部分も薄手のものを使用してあるようです。 その上から貼り付けられているカッテイングシートは伸縮性のほとんどないもののため、曲面や曲線での折り返し、模様の上からの貼り付けなどしわが寄ったりして難しい部分です。 厚手のライオンボードを使用する場合どうしても切断面がきれいにならないのが難点。きれいに切れればいいのですがうまくいかないと汚くなってしまうことがあります。そういう場合は薄手のライオンボードやウレタンを細く切り切断面に貼り付けるときれいになります。 |