No.519    さん



コスプレ考察
シューツモンの衣装です。
ファンタジーRPGに登場するハーピーというモンスター風のデザインになっています。

2週間という期間ながら羽や手袋など作るのに大変な部分をしっかり作り込んでいます。羽の固定などきれいに仕上がっています。


推 測 構 成
ボディースーツ、ブーツ
手袋
プロテクター
マフラー(?)
 
 
 
 
 
 
 
 



ボディースーツ、ブーツ ボディースーツは肌色のレオタードの上にブラとパンツが付けられています。ブーツは爪が3本大きくのびていて、膝上まであるブーツはガーターのようにボディースーツへ取り付けられています。
レオタードは市販品もしくはニット地で作られているようです、ブラ・パンツ・ブーツは薄紫のレザー地ではないかと思われます。
ブーツには肩のプロテクターと同じ作りの膝当てが付けられていて、スナップボタンでガーターのようにボディースーツに付けられているようです。爪の部分は綿か何かを詰めているのでしょう。
プロテクター 肩のプロテクターですが、ライオンボードが土台になっているのではないかと思われます。それに銀色のレザー地もしくはサテン地が貼り付けられているようで、金属の半球が取り付けられています。
肩への固定には透明のストラップが使われています。
球体に伸縮性の少ない布地を貼るとしわになるので難しいです。レザー地でもラリッサは裏地をはがし土台に被せ、火であぶるなどして熱をかけると縮んでぴったりになります。土台のことをも考えたり慣れないと難しいですが上手く出来るようになれば、いままで上手くできなかったものが出来るかもしれません。
マフラー(?) 黒のサテン地か何かが使われているようです。
首に3回ぐらい巻かれ背中から足下に流すようにして着けられています。
首のところにはベルトのバックルが、足下の端のところには大きなハトメが付けられています。



CHECK POINT!
手袋です。
手袋は銀色の大きな爪ののびたもので、手の甲に風のスピリットを示す「風」を意匠化した模様が付いています。
素材は銀色のレザー地もしくはサテン地と思われ、爪のところは綿が詰められていると思われます。手の甲の部分は紫のレザー地を薄手のライオンボードか何かに貼り付け手袋と同じ銀色の布地で縁取りし、その上に白のカッティングシートを切り抜いた模様を貼り付けられているようです。
肘の近くには筋肉の盛り上がりを模した盛り上がりがきれいに付けられています。ベースは塩ビの半球を形に切り抜いたものか肩パッドが使われているのでしょうか? それに手袋と同じ銀色の布地を被せて手袋に貼り付けられているようです。
爪の部分は綿か何かを詰めてあるためでしょうか、詰め物が少なくなる付け根辺りでゆがんでしまっています。他の方法として堅い芯地を円錐形にし手の甲の辺りに固定できるよう糊代を付けたものを爪のところへ差し込み、手の甲の部分になるところに貼り付けるのもいい手かと思います。

羽です。頭のところにもあります。
羽は3種類の羽根が使われていて本物のような感じにきれいに仕上がっています。頭部は水色、背中は白と茶色が使われています。市販されているものと思われますが、白しか無くても染めれば何種類もの色が作れます。草木染めなんかするともっと自然な雰囲気が出せて面白いかもしれません。
羽根はワイヤーなどで作られた土台に貼り付けられていると思われます。それに羽根を貼り付け、上の部分には茶色の毛足の短めのフェイクファー(頭のは水色)を貼り付けてあるようです。
取り付け方は、頭の部分は透明のストラップか何かベルト状のものに固定し顎のところで留めてあるのではないかと思います。背中の方は見たと思うのですが覚えてません・・・別途ベルトに付け体を回して留めてあるのかもしれません
詳しい作り方はC−NETのバックナンバー(去年の9月ぐらいの)にあると思います。ちなみにこの羽根の欠点はお金がかかること。羽根が結構かかるのでこれだけ付けるとかなりの金額になったと思います。


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