No.571   稲葉 由希 さん



コスプレ考察
東京BAYLONの画集だったかコミックスのイラストに載っていた衣装だと思います。
時計と日本の地図を使うことで未来とか過去とかをイメージさせる感じです。

シンプルなデザインで時計や時計の模様など丁寧に作られているようです。

推 測 構 成
コート、スラックス
シャツ、手袋
帽子
ネクタイ
ショール
時計
 
 
 
 
 
 
 



コート、スラックス コートは水色のサテン地がメインに使われているようです。襟と袖口、裾、合わせのところに白の柄物のサテン地(もしくはチャイナドレス地)が使われているようです。
裾のところなどはバイアステープで縁取りされ、合わせのところには輪にして縫いつけられ引っかけるための飾りにしてあるようです。
襟のところがちょとしなしなになっていますが(原画はどうなのか解りませんが)芯地を入れてやるとぱりっと仕上がると思います。
スラックスの方は水色のサテン地だけのようです。
シャツ、手袋 市販品のようです。
帽子 帽子は上が平たいキノコのような形状をしたもので、コートと同じ水色のサテン地でトップクラウンを、黒の綿系の柔らかい感じの布地でサイドクラウンが作られているようです。
写真では見えませんが上のところには帽子いっぱいに大きな時計の模様が付けられています(作り方はネクタイのところで)。
わりとふっくら膨らんでいますが綿か何かが詰められているかと思われます。これをもっとぴっちりさせたいときは、取り外せませんが発泡スチロールで形を作り詰めてやるとなります。
ショール 青色の花模様のレース地です。結構幅広く長いようです。



CHECK POINT!
ネクタイです。
市販のものではなくネクタイのように見えるように作られたもので、黒の綿系の布地をメインに黒のリボンに通して首に付けられていると思われます。
ネクタイの本体には時計の模様が付けられていて、この模様は水色や白のビニールレザー地に紺色の別珍のような布地などで作られているようです。
こういう模様は染められればいいのかもしれませんがそうはいかないので布地を切って貼り付けることが多いです。その場合解れにくい布地を使いますが、レザー地、別珍(のような布地)、フェルトなどが使われることが多いようです。

時計です。
実際には動かない形だけのものですがベースは実物の時計でしょうか、盤面に水色のカッティングシート(もしくは塗装)を貼り付け、針や日本地図、文字が貼り付けられているようです。
取手の部分は後付してあって、その部分はONE PEACEのコンパスを使っていて、それにリングを付けているようです。
いろいろな部材を使ってうまく作られているようです。時計用のユニットもあるし、元々の時計なら針の部分を改造して実際に動かせればおもしろいかもしれません。


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