コスプレ考察

Ｎｏ．629　　　翠月　霞　さん

コスプレ考察

張こうの鎧姿です。
鎧姿といってもかなり軽装なタイプで動き重視の武将かと思われます。

鎧や冠が上手く飾り付けられているのと、いろいろなところに盛り上がるペンで模様が描きこまれきれいに仕上がっています。

	`推　測　構　成`
	`ボディースーツ`
	`腰布`
	`籠手`
	`脛当て`
	`鎧`
	`冠`

ボディースーツ 黒のボディースーツです。レオタードとかの市販品のものかもしれません黒のボディースーツですが、胸元と腿に模様が付けられています。胸元は金色の、腿にはメタリックレッドの模様が付けられていますがこの模様は浮き上がった模様になってます。これは塗ると（というか盛りつけると）浮き上がるペンが使われています。ただし、硬化時間がかかるものなのですが伸縮性の高い布地に塗った場合、着るときと同程度にのばしてないと着たときに模様がゆがむので描くのに大変だったでしょう。こういう場合、速乾性のこういうペンがあれば楽なのですが・・・

`腰布`	`腰布は青のチャイナドレス地に金と白のドレス地で縁取りされているようです。青のチャイナドレス地は龍の柄のチャイナらしい雰囲気のあった布地が使われ、さらに薄緑の盛り上がるペンで模様が描かれています。腰には花柄のオーガンジーのような布地の帯で留められています。`

`籠手`	`籠手は白の柄のあるチャイナドレス地をメインに使われ、両端は水色と赤色の別珍のような光沢のあるドレス地が使われているようです。右の方は市販品と思われる蝶のアクセサリーが使われています。`

脛当て 脛当ては白の綿系の布地（もしくはちょっと厚手のサテン地）が使われているようで、上の端に先端をピンクに染めた白い羽根を飾り付けられてあります。脛のところには弓のような模様が付けられていますが、これは模様の形に切った金のサテン地に紫のサテン地を重ねたものを貼り付けてあるようです（ほつれてないからカッティングシートかも）。膝のところの飾りは薄い発泡スチロールかウレタンの板を模様の形に切り、金色のサテン地を全面に貼り、さらに上に紫のサテン地を切り抜いたものを貼り付けてあるようです。膝への固定は細いコードに飾りを固定し膝に結わえ付けられているようです。

ＣＨＥＣＫ　ＰＯＩＮＴ！

鎧の模様の部分です。胸元の模様は金色のサテン地を模様に切り抜き、その上に金色の盛り上がるペンで模様を付け、それを鎧に貼り付けられているようです。模様は蝶のような模様で曲線主体なのですがうまくラインが引かれています。このペン、下書きしておけばいいのですがやはりフリーハンドで描くわけでゆがみやすいので難しいですね。端の部分もこうすることで布地がばらけないですむし、失敗してもこの部分だけやり直すだけですむので作りとして都合がいいです。鎧は堅めの芯地か薄手のライオンボードのようなものが使われているのでしょうか。それに紫のサテン地（ドレス地？）を被せ、縁の部分には金色のブレードを付けられているようです。肩の方の鎧には先端をピンク色に染めた白い羽根が飾り付けられ、メタリックグリーンの盛り上がるペンで模様が付けられています。上手く飾り付けて作られています。

冠です。こちらも蝶の模様の飾りが付けられています。素材は金色のサテン地を蝶の形に切ったプラスティックの板（もしくは堅紙？）に貼り付け、その上から金色の盛り上がるペンで模様を付けられているようです。触覚部分は金色の細めの自遊自在わーやーを曲げて貼り付けていると思われ、メタリックグリーンの球体を中央に付けられています。これを黒のヘアバンドに固定し頭に装着しているようです。模様もきれいですが触覚もいい感じで、上手く頭に装着されいい仕上がりです。

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