No.637   華月 瑠璃 さん



コスプレ考察
アンゴル・モアの登場時の衣装です。最近はあまりこの格好ではないようで普通の格好をしているようです。
「恐怖の大王」(正確には王女?)ということもあって王冠風の帽子と、王子様御用達のちょうちんブルマといった感じの衣装になっています。

帽子も上手く膨らんでいい仕上がりですが、胸元に浮かぶ輪がバランスよく吊られていて上手くできてます。

推 測 構 成
ワンピース(?)
ちょうちんブルマ(?)
帽子
マント&輪
手袋、ブーツ
ステッキ
 
 
 
 
 
 
 



ワンピース(?) ワンピース(?)と言っていいのか解りませんが、赤色の布地に黄土色の縁取りがされています。共に綿系の布地のようです。ずれないように肩に透明のストラップが付けられています。
フロント側に曲線と点の模様が付けられていますが、ステンシルと思われます。アクリル塗料か何かで描き込まれているのでしょう。他にも「ペインテックス」という染料もあって何か描き込むには便利です。
ちょうちんブルマ(?) 白の綿系の布地で作られていると思われます。
大きい短パンを作り、足のところで絞ったような作りになっていると思われます。
手袋、ブーツ 共に市販の手袋やブーツをベースにして作られています。ちょっと布地を付け加えるだけで市販のものとちょっと変わって見えます。
手袋は手首のところに折り返しが付きギザギザの飾りが付いてます。白の綿系の布地がメインに使われていると思われ、折り返しのところに赤と黄土色の山形の布地が何枚か縫いつけられています(模様についてはワンピースのところを参照)。
ブーツの方は市販の赤いシューズに金色のレザー地のブレードを貼り付けられているようです。その上にフットウォーマーのような感じで白の綿系の布地が使われています。端がギザギザになった形になっています。この部分を立たせたような感じにしたい場合は、堅めの芯地を入れたりライオンボードに被せるような感じにするといいかもしれません。
ステッキ ステッキの柄の部分は20mmくらいの太さのプラスティックのパイプのようで、両端にもう少し太いパイプを付け、その先に飾りが付いています。
一方には発泡スチロールの球体が、他方には三日月型のボール紙が付けられているようです。それを柄と一緒に金色にとそうされているようです。
会場で飾りがとれて壊れていたようでした。たぶん直接パイプに接着していたためでしょう(パイプの先端の縁に接着して付けただけでは球体に対して接着面積が少ないため)。この場合、球体には細いパイプを差し込んでおきそのパイプを柄に差し込むとしっかり固定できていいでしょう。三日月の方もプラスティックの板にして、溝を作った細いパイプに差し込んで固定し柄に差し込めばOKでしょう。



CHECK POINT!
巨大なベレー帽というか王冠風な帽子です。
トップクラウンは白の綿系の布地に三角形の赤に黄土色の布地で縁取り出された飾りを周りに飾られています。飾りには金色の模様が描き込まれています。
サイドクラウンは黄土色の布地が使われているようで、内側に赤の布地を入れ厚みと堅さを出しているようです。耳のところに飾りと同じ感じの作りでカバーが付けられています。
あまり見えませんが頭頂部には金色の飾りが作られています。
この帽子、中に綿か何かを詰めてあるのか上手く膨らんでいて、しかもしっかりかぶれるように作られています。ただし、念のためかヘアピンでも留められています。

胸元に浮いた輪です。
背中にマントを付けた輪で、巨大な天使の輪のような感じです。
素材はレザー地が使われているようで細いウレタンか何かに被せてあると思われます。きれいに輪になっているところを見ると芯にワイヤーか何かが入っているのではないかと思います。
輪はかなり細い釣り糸で吊られていて、首のチョーカーにつながっています。マントも付けていながら後ろに輪が引っ張られず上手く安定されているところを見ると、輪もマントもかなり軽くなっていると思われます(もしかしたらバランスをとるのにおもりが入っているかも)。
こういう風に飾りやマントを吊る場合、バランスが悪いと偏ってしまいがちで首が締まったり衣装がずれたりしがちで難しいです。それにバランスが悪いと身体が疲れてしまいがちになるので要注意です。


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