ここでは材料の買出しについて紹介していきます。 コスプレの衣装を作るといっても布だけで出来るものとは限りません。 どんな材料がありどこで手に入るかといったことは知っておいても損にはならないでしょう。 |
布地の調達にはやはり大きな専門店へ行くのが望ましいでしょう。 理由としては種類がたくさんあるし割引率が大きいから。 種類が多くあれば同系統の布地でも色や手ざわり、質感が異なるものの中から一番衣装にぴったりとくるものがある可能性があるからです。 そして何より思いがけなく都合の良い布地に巡り合う可能性があるからです。 |
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特に都合が良かった布地 その1: 金色のビニールレザーの布地ですが裏面がシールになっているためそのまま接着可能。 最初はゴム系接着剤かアイロンで接着する接着剤を使用して接着する予定だったがこれのおかげで作業時間が短縮できた、ちょっとだけだけどね(笑)。 |
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さらに、その他の必要な物も一度に買い物が出来るのもいいことです。 ちなみに私の場合、新宿のアルタそばにあるお店をよく利用している。 布地だけでなくコスプレに使いそうなものまで結構そろっているのがいいし、なんといっても仕事帰りにも買いに行けるのがポイント(ついでにその隣にある本屋にもよく寄るから)。 地方では欲しい布地が手に入りにくいと聞いたことがあるのでこうも行かないと思いますががんばってみましょう。通販でもあればいいんだろうな、難しいけど。 |
飾り物といっても布地を使用しないものについてです。 やはりそれぞれにおいても専門店が存在します。しかし、需要の少ないジャンルの専門店は店舗数が少ない上に隠れるに営業をしているような所が多いので探すのが大変です。 では、どうするかといえば「東急ハンズ」に代表される ホームセンターに行ってみましょう。 ホームセンターとは日曜大工用品から画材から幅広いジャンルの材料や機材が売られているところ。じっくり探せば望む素材が手に入るでしょう。 |
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飾り物の素材 その1: 「はいぱーぽりす」の桜の耳です。 この素材はテディベアなどのぬいぐるみに使われている素材を使用されています。 やはりぬいぐるみ専門店にて購入されたとのこと(吉祥寺にあるそうです)。 |
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飾り物の素材 その2: 「封神演義」のこきびの肩当です。 発泡スチロールの半球体を購入されたようです。 私がよく行く東急ハンズには確実にあります。私の記憶が正しければ美術系の画材店とか大きい文房具店などでも手に入ると思います。 |
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飾り物の素材 その3: 「CLOVER」の琉・F・和彦の肩当です。 プラスティックの板(1mmと0.3mm)を使いました。 これは模型専門店にはいろんな厚さのものがあります。おもちゃ屋にも薄いものは置いてあるところもあるみたいです。 |
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専門店やホームセンターは時間が許す限り見て回ることをお勧めします。 考えていたのよりいい素材があったり、次回作の素材の参考になったりしますので。 私の場合、時間がありさえすれば一日中いても飽きないです。 |
コスプレの衣装に使われることはまずないだろうという素材についてです。 さすがにコスプレイヤーにはあまり使われない素材ではありますがその筋では普通に売られているものです。 こういう素材はコスプレイヤーの工夫次第で生きもすれば死にもするので腕の見せ所。 工夫して使ってみるのも一興。 |
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特殊素材 その1: 「カードキャプターさくら」のクロウ・リードの上着の背面にある60cmの巨大魔法陣。 これはパソコンを利用して印刷したアイロンプリントで作成。 ちょっと大きいパソコン関係のサプライ品を売っているところに大抵あると思います。 用紙としてはインクジェットプリンタ用とマイクロドライテープ用の2種類あり後者の方が安く金色などの特殊な色も出せます。 ただし、プリンターの種類が少ないのが難点。 前者は後者のものの倍の値段がするのがつらい。 なお、しっかり熱をかけてやらないと失敗するので注意。この魔法陣の場合1時間ずっとアイロンをかけている(しかも1度失敗している)。 |
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特殊素材 その2: 別の部分が上手く出来なかったので使用しなかったアイマスク(「聖・はいぱあ警備隊」の総帥Z)。 眼の部分に特殊素材を使用しています。マジックミラーのように反対側からは見えないようになっています。 これは車のリア側の窓ガラスに貼り付けるシールです。光の透過率の関係で離れるとシールの反対側が見えなくなり、このシールだと鏡のように光を反射します。 |
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こういう素材は自分のひらめきと使っているだろうジャンルを予測して素材探しをしなければならない結構大変な素材と言えるでしょう。 しかし、これが上手くいけば面白い物が出来、目立つことが出来るかもしれません。 |