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製作時に苦労した点・上手く出来た点: 99年12月でTVアニメが放映終了した「封神演義」より黄 飛虎です。アニメと漫画だとかなり内容が異なりますが・・・ 「封神演義」は中国の歴史小説である同名の小説を漫画化した物。アニメでは主人公 太公望を差し置いてこの黄飛虎と聞仲が主役のようなアニメでした。 黄飛虎の忠臣ぶりは涙物で格好良かったです。 衣装はコミックス4巻の表紙にあるプロテクター付きの衣装です。通常は肩と胸、背中にあるプロテクターはしてませんけど(フルにプロテクター自体1回しかしてない)。 プロテクター以外は特別中国風の衣装ではなく、丈の短い上着にゆったりとしたズボン、スカート状の一枚、白いマントといった出で立ち。 マントは麻布で幅が1.9mの一枚布。それ以外は綿系の厚手で柔らかい布地(名前忘れた・・・)で作ってます。 バンダナと帯は伸縮性の高い水着などで使われる布地を使用。何故使っているかというと・・・縛らなくても良いしマジックテープなどで止めなくても良いしサイズ変更がいらないからかな? 今回初めてウイッグを使ってみました。物はブロンドのパンクロングというタイプを具合を合わせて後ろ髪をカットしてみました。 知り合いにも誰だか解らないと言われますが違和感無く似合ってるとの好評でした。ただコミケですれ違った人にヤンキーな黄飛虎だと言われましたけど(笑)。 |
プロテクターの肩の部分です。 プロテクターは全て同じ作り方をしています。 まず土台を作りますが素材は発砲スチロールで会社の廃材をもらってきました。これを身体に合わせながらサイズを決め、形を作ります。当然角張っているので補強部分を入れながら最終的な形状に近いように部分的に削っていきます。 次工程はフォルモという石粘土を塗りつけるわけですが、その前に脱落防止に一仕事。適当な間隔で全体にある程度強力な両面テープを貼り付け、隙間が空いたところにやはり適当な間隔で穴を開けていきます(直径、深さ約5mm位)。開け方は・・・発泡スチロールの表面に接着剤をちょんちょんと付けていくだけ。溶けて穴が空きますが換気に注意が必要です。 後は粘土を薄く塗りつけ、乾燥後削って整形、塗装となります。 固定方法は全てマジックテープによる貼り付けとなっています。そのため容易に脱着可能となります。プロテクター側はマジックテープを貼り付けた後その周りにたっぷり木工用ボンドを付けてやることで両面テープなどによる接着より確実に強力に固定できます。布地側のマジックテープは様子を見ながら付けるとこを決めてみました。 |