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No.0   EPO さん



コスプレ演目 : 虎次郎
(闇の末裔)

 完  成  日 : 2001年4月

製作時に苦労した点・上手く出来た点:

アニメの放映が終了した「闇の末裔」より虎次郎です。
「闇の末裔」は花とゆめで連載中(といっても最近は不定期)のまんがで、登場人物は主に死者か幻獣かといったところです。生きている人間といえば変態医者だったりします(笑)。
密と都築のコンビで閻魔庁に関係するトラブルを解決する傍ら召喚課の面々やろうそくの館の伯爵のトラブルにも巻き込まれ、シリアスありギャグあり時にはアブない世界にと注入したりとおもしろいまんがです。

虎次郎は幻想界という式神達が暮らす世界と人間の世界を結ぶ「門」の門番を双子の兄 狐太郎とやっています。本来は烏を巨大化したような姿なのですが、「門」のゲートキーパーである閂若葉の注文で人間バージョンで登場します。
狐太郎に比べ無口でおっとりしていますが、体術などに優れている様です。

さて、衣装は背中の羽根を除けば修験道者という感じのものです。今回もある種和装といえるでしょう。前回の藤原鷹通の型を利用出来たので多少楽でした。
構成は内着に羽織り、袴、手甲、足袋、足甲、六角帽子、わらじ、羽根となっています。
内着の布地は薄い綿か麻の布地です。肩のところが開いていて袖のところが半分だけくっついたもので、袖の内側には薄い紫のシーチングだったかの綿系の布地を入れています。そのせいもあってやたら重い・・・ 袖口には青のサテンのリボンを通しています。ボタンホールではなく裏側に袖と同じ布地をアイロン接着のテープで貼り付けアートナイフで切っています。アイロン接着のテープのおかげでほつれにくくなっています。
羽織は黒のソフトデニムに袖口や縁の部分は金色のファンタリーナにアイロン接着できる芯材を裏打ちしてます。堅さが必要なところは芯材を2重にしてます。フロント側に垂れている2本の帯は同じ作りでマジックテープでくっついています。白い飾りは塩ビの半球体にボアを貼り付け長すぎた毛をカットしてみました。これの欠点は運搬中に潰れてしまうこと。何か考えないとと思ってます。
手甲は黒のニット地を使用し、手の甲の部分に芯材を入れています。中指のところは金色のゴム紐を2重にして通しています。手首と腕のところで金色のファンタリーナの帯で縛って固定してあります。


背中の羽根です。
巨大化した烏の羽根のイメージですが、黒のわりに上の部分が白いのは原画のデザインに合わせたためです。この衣装で一番注目を浴びた部分で、これがなかったらたいして写真を撮られなかったかも。さすが120cmほどの大きさはすごかったのでしょう。
素材はミラーボードという圧縮された発泡スチロールを土台に、黒い綿系の布地、白いボア、バルサ材、バックに使うプラスティックの留め具、ビス、L字金具、アクリル板、ビニールレザー、ベルトの金具で、総額1万くらいだと思います。製作時間は100時間以上だったと思います・・・ 誰かに作ってって言われたら絶対に3万以上取るでしょう。
作り方はミラーボードを羽根の型(全長60cm程)にカットし、先端部分は切り離します。背中に付くところと切り離した部分同士を付けるところにバックに使うプラスティックの留め具ビス止めしますが、そのままでは付けられないのでアクリル板カットし穴開けして留め具とミラーボードを挟み込むようにしてビス止めしています。ミラーボードは白なので目立たなくするためにアクリル塗料で塗装してあります。
羽1枚1枚はあらかじめ3つの大きさ(30cm、50cm、70cm位)の型紙を作り洗濯糊で何度も糊付けして硬くします。芯の部分はバルサ材を4mm×2mm幅でそれそれの羽の大きさに合わせた長さにカットし表面側を丸く削り、黒のアクリル塗料で塗装しました(染色してみたけどあんまり染まりませんでした(笑))。
一番長い羽は切り取った先端部分に切れ目を入れて木工用ボンドを付け接着。他の2種類は留め具に当たるのでミラーボードで接着するための台を作り接着。それぞれは隣の羽に半分かかるように接着してます。上側のはしには白のボアを貼り付けています。
羽根はそこそこ重いので背中に固定する方法が肝心。留め具の残りを羽織の背中にアクリル板ごとL字金具にビスを付け固定。このままだと羽織が後ろにずれていくので固定するときにビニールレザーのベルトと一緒に止め付け、ベルトの位置を調整して完成。
でも運搬や装着が一苦労。しかもけがをさせないためにとあまり硬くしていないので人にぶつかると必ず折れます・・・ バルサ材ではなく竹にすればだいぶ強度が上がるんですけどね。

六角帽子です。
修験道者が被ってる定番の帽子です。
本物の素材は木だと思うのですが、こちらはミラーボードをカットし組み上げた物で途中で屈折した六角錐をしています。
各パーツを両面テープで接着し表面は黒の合成皮革ファンタリーナ(接着タイプ)を貼り付けています。
青色のコードを通していますが、通すときにハトメの金具を入れて見た目良くしてます。そしてコードを耳の後ろを通し首のところで結んで固定しています。
ミラーボードもファンタリーナもだいぶ滑りやすいのでゴム系接着剤を付け乾燥させてみました。

足甲とわらじです。
足甲は7mm厚のライオンボードに銀色のファンタリーナを貼り付け、縁の部分は金色のファンタリーナを貼り付けています。
土台はライオンボードを形に切った後、曲げるところのラインに切れ込みを入れ両側をいい具合になるまで削りゴム系の接着剤を入れ折り曲げ固定してみました。
足への固定は上下にある紐で固定。思ったよりしっかり固定できました。

さてわらじは昨今普通あまり手に入らない物です。が、田舎に帰った折り(2/25に急遽帰ったのでコミックライブに行けなかった)、いとこの知り合いの葬儀屋さんに頂きました。
サイズが合わないので後ろが出てしまってます。後コードで一部追加加工をして見た目を近づけてます。
同じような物が欲しい方は東急ハンズに「乾皮」というのがあってこれを結い上げれば一足分出来るキットが売られています。足のサイズがあんまり大きくなければそのまま使えると思います。



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