|
|||||||
タオモンのお面です。狐顔のお面です。 素材はいつも通り発泡スチロールと石粘土(フォルモ)を使用して作られています。 発泡スチロールを適当に切って大まかに顔の形を作ります。その大まかに作った発泡スチロールの仮面の削り、曲面を作り形を整え鼻の出っ張りや目の辺りのへこみ、顔を入れる部分を作ります。この時点の仕上がりで形状が決まるので満足いくように作る必要があります。 その上にフォルモを盛りつけていきますが、あらかじめ無数の穴を開けて粘土が乗り易いようにしておきます。粘土の乾燥後ヤスリ、紙ヤスリ(荒いのと細かいの)で形を整え、ナイフで眼や口の部分を削り込み形を作ります。削りすぎてもまた粘土を盛りつけ乾燥後削ればOKです。最後の仕上げはティッシュに水を含ませ表面をふいて乾燥させるとなめらかになります。 その後サーフェイサーを吹き付け(無くても良かったかも)黄色と白の塗料で大まかにエアーブラシで塗装し、目や口、鼻の部分を筆で塗り分けます。 お面の横に穴を2カ所ずつ開け、ハトメの金具を外と内側に貼り付けコードを通しまとめてはさむプラスティックのパーツで留めています。 肩のパーツも同じような作りになっています。 |
足の部分です。 足の部分はまず市販のスリッパを用意し、その周りに実際に必要な大きさになるよう発泡スチロールを貼り付ける。このとき、つま先、かかと部分を分け2つのパーツにし隙間を空けるようにして接着する。 接着はまず発泡スチロール用の接着剤でスリッパと発泡スチロールを接着し、補強のため隙間に木工用ボンドで埋めてあります。隙間へはシリコン系のシール材(風呂場のタイルの隙間を埋めたりするもの)が使えるかもしれません。 爪の部分は尖るように削った発泡スチロールに黒の接着タイプの合皮(ファンタリーナ)を貼り付けました。その後指の部分を作り割り箸を間に差し爪と指、指と本体を接着します。 その上から白のフェイクファー ボアを本体を覆うように発泡スチロールに接着し足が入る部分に穴を空けています。 発泡スチロールを接着するのに隙間を空けているのは、歩くときにどうしてもつま先部分などを曲げ着地してしまうので、あらかじめ曲げる部分(土踏まず部分より前後の部分)チェックし隙間を作っておくと壊れにくく歩きやすくなります(多少)。 |
肩のパーツの取り付け方法についてです。 このパーツは今まで黄飛虎や騰蛇のように高さのないものではなく、高さが20cm以上になっているのでマジックテープでの固定では左右に振れたとき安定しないのでやめました。 さてどうしたかというと、まず肩パーツには外径10mmのパイプを2本深く差し込むようにし固定します。 上着の内側にもう1枚ウレタンボードをプロテクターのようにして着込んでおり、ウレタンボードの肩に当たる辺りに外径13mm内径11mmのパイプを左右2本ずつ立ててあります。ウレタンボードに穴を開けパイプを通し、ウレタンボードを挟むようにパイプの上下から穴を空けた板を通します(上8mm厚、下4mm厚)。プロテクターは身体をはさむようになっていてゴムバンドとマジックテープで固定して、着やすく動きやすいようにカットしてあります。 上着には肩の所に内径14mmの大きなハトメを取り付けてあります。着るときにこのハトメからパイプを通します。 肩パーツのパイプを上着から出たパイプに差し込み固定できます。 ちょっと大がかりかもしれませんが外れませんし安定しています。欲を言えば斜めではなくもっと縦にまっすぐ立てたかったところです。 |