[メインメニューへ][コスプレの森へ][自己紹介へ]


No.0   EPO さん



コスプレ演目 : シオン・アースランド
(暴れん坊プリンセス)

 完  成  日 : 2002年2月

製作時に苦労した点・上手く出来た点:

「暴れん坊プリンセス」よりシオン・アースランドです。
「暴れん坊プリンセス」は角川より発売されたプレイステーション2用のRPGです。プレイヤーはシオンとなりヒロインのルージュに協力して魔物を倒していきます。
プレイヤーが主人公ではない珍しいゲームでルージュのわがままぶりに振り回されるかも知れません。
ゲームはやってませんが文庫本が3巻まで出ていてなかなか楽しかったです。ちなみにゲームにはおまけとしてコスプレ衣装向けの資料が付いていて全周が見えるようになっているそうです。

シオン・アースランドは正義の味方チームの作戦部長。
ルージュが魔物のライライの力を暴走させたときに沈める術を使える唯一の騎士。親友のアッシュと共に城のとなりにある騎士養成学校の反省室にいたときにルージュに見初められ学友として城に行くが勉強より遊び回ることの方が多かったようである。
冷静沈着で計算高い部分があり、周りには品行方正に見られるが中身はルージュやアッシュとそう変わらないところもある。なぜかルージュに女装させられてしまうことが多く結構受難もある悲しいキャラ。

衣装の構成は上着とマント、ベルト、前後垂れ、ベルト、フットウォーマー、肩部プロテクター、膝当て、ブーツ、手袋となっています。
上着と前後垂れは白のソフトデニムをメインに金と黄土色のレザー地(ファンタリーナ)でラインを付けてあります。このラインはアイロン接着の両面テープで接着してあります。垂れは腰のところでゴムバンドでずれないようになっています。
マントも白のソフトデニムで足下のところに袖のところと同じ加工をした飾りが付けられています。こちらはある程度曲げてあるまま固定する必要があるので3mmくらいの自由自在ワイヤーを仕込んでいています。固定方法は上着の首と肩の前後にマジックテープを付けくっつけられるようにしてあります。
フットウォーマーも白のソフトデニム地でゴムで絞ってあり、膝頭のした辺りにくる部分にマジックテープを付け膝当てが取り付けられるようになっています。
膝当ては肩部プロテクターと同じように作られていて、石粘土で表面を作り塗装した後縁の部分に厚手の両面テープを貼り付け金色のレザー地を貼り付けてあります。


袖の部分です。
ベルト状のパーツの縁が半休に盛り上がっている形になっています。
これは下地の部分は堅い芯地を2枚、その上に黄土色の薄手のレザー地を被せ縫いつけてあります。2枚の芯地の間に柔らかめの塩ビ板を入れてあります。
縁の部分は外径3cmのウレタンパイプを半分にカットします。それに金色のレザー地で覆ってありますがその内側にはボーンが仕込んであります。このパーツをゴム系の接着剤で貼り付けてあります。
なぜ塩ビ板やボーンが仕込んであるかというと、そのままの状態の場合折り曲げると途中で折れてしまいきれいに仕上がらないため。ボーンなどで曲がりすぎないようにしてあります。
袖へはマジックテープで留められていて、ベルト状のパースのあわせにもマジックテープが使われています。
この部分は一度失敗したため冬コミまでにと思っていたのですが遅れてしまいました。納得いかないもの見せたくなかったので直しました。

肩のプロテクターです。
大体いつも通り石粘土(フォルモ)を使用しています。
ベースはライオンボードに切れ目を入れ曲面を作っています。型くずれしないように芯地を貼り付け固定してあります。
その上に石粘土を貼り付け、乾燥後ヤスリで削り曲面にならしてあります。
縁の部分は袖のベルト状の飾りの縁の部分と同じ作りになっています。
今回は裏側が見えやすいので薄いスポンジを貼り付けてあります。
肩への固定には発泡スチロールで底上げした上にマジックテープを貼り付け、マントに縫いつけてあるマジックテープにくっつけています。
銀色の突起部は球体の発泡スチロールを半分にカットしたものを銀色に塗装し、その周りに2mmの金色の自由自在ワイヤーを巻き付けてあります。

ブーツです。
緑系のトレッキングシューズのようなブーツです。
緑系のトレッキングシューズを購入したかったのですが安価なの探してみたのですがなかったので作ってみました。
市販の履きつぶしたバッシュを改造してます。つま先部分が薄いので発泡スチロールを削りライオンボードを被せ平らにし別珍のような布地を被せて靴に貼り付けてあります。
靴の本体部分は緑のデニム地を被せ接着してあります。その上に帯状の芯地に深緑と金色のレザー地を貼り付け、発泡スチロールの球体を半分にカットし金色に塗装して貼り付け手あります。
一番の問題はソール部分。そのままの状態ではソールに出っ張りがないので1cm厚の硬めのスポンジを細くカットし貼り付けてあります。



[注意]  当ページの内容は全て転載・使用は堅くお断りします

[メインメニューへ][コスプレの森へ][自己紹介へ]