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No.0   EPO



コスプレ演目 : ラウ・ル・クルーゼ
(機動戦士ガンダムSEED)

 完  成  日 : 2003年3月

製作時に苦労した点・上手く出来た点:

「機動戦士ガンダムSEED」よりラウ・ル・クルーゼです。
「機動戦士ガンダムSEED」は2002年10月よりTBS系列で放映が始まったアニメ。タイトルから解るようにガンダムシリーズの1作ですが、ガンダムWなどと同様に全く別物のガンダム。ファーストガンダム世代の人がスタッフとなって作られているとのこと。
基本的にファーストガンダムと同じような展開で話が進んでいるので個人的にはまだそんなに面白いと感じない。女性キャラや美少年キャラが多く、なんか売らんかなという感じの作品に思えるのが残念に思える。モビルスーツや戦艦などは新しい思想が盛り込まれた感じで面白いデザインのものもいて面白い。CGを多用しているせいかきれいに見えるシーンもあるが迫力に欠けるシーンも多く見受けられると感じます。

ラウ・ル・クルーゼはザフト軍の指揮官。アスラン・ザラ達の上官でもある。
彼もコーディネイターで、常にマスクを付けて人前に出るため素顔は不明。指揮だけでなくモビルスーツの操縦にもその能力を発揮しかなりの戦績を残しているようである。それだけでなく軍のトップであるアスランの父親と何かを企てているもよう。
先天的なものか後天的なものか病気を持っているようです。

引っ越しで新作を作っていなかったのと荷物整理で衣装をかなり捨てたので着るものが無くて予定を変更して作った衣装。
いろいろと新しい技術を投入しようと試みたものの完全とは言い切れない出来になってしまいました。



襟章、プレート 襟章と胸のプレートはプラスティックの板とビスを使って作ってあります。
ビスは皿ビスを使います。プラスティックの板は襟章などの形に2枚形に切り、プラスティックの板に穴を開けビスの頭が入るように穴の周りを削ります。穴にビスを入れ接着剤で固定し、もう1枚の板でビスをサンドイッチするように接着します。
接着後縁を削って段差がないように整え、プラカラー(私は主にアクリル塗料を使用)で塗装します。塗装後表面を「トップコート」という保護材でコーティングしてあります。
上着へは穴を開け、ワッシャーとナットで裏から固定し取り外せるようにしてあります。
プラスティックの板やプラカラー、トップコートは模型屋で売られています。
手袋 市販品です。
ウイッグ ウイッグはゼファーにて購入しました。ほしい形のものはほしい色がないので色を優先して選択しました。
買ったウイッグの髪をカットして自分の望む形にし、ドライヤーで少しウェーブをかけてみました(写真ではそう見えないけど・・・)。あとでもう少しカットして整髪料で整える予定です。

ウイッグにドライヤーは厳禁のように思われますが絶対ではないです。あまり温度を高くしないで同じ所に当て続けなければ大丈夫。ゼファーの店長さんも2秒くらいまでなら全然大丈夫と言われてました。
縮れたりしたときはドライヤーを当てながらのばしてやると結構きれいにのびますし、熱をかけカールさせてから冷やしてやるとウェーブをかけることも可能です。
ドライヤーも先端がブラシのものを使うと便利です。


左肩のマークです。
本当はザフト軍のマークなのですが、アニメと角川のコミックスについていたチラシを参考にしてます(チラシはニュータイプの表紙の縮小版、雑誌が出たらその部分は書き変わってた)。
マークは染め物にしてあります。染料はペインテックスという染料で筆で塗れるのでこういう描きものには都合がいいと思います。
あらかじめ原寸大に描いたマークを透明の0.2mmのプラ板に書き写し切り抜いて裏面に両面テープを貼りマスキングに使います。ペインテックスはにじみ防止剤を入れ筆で塗っていきます。何度か傘ね塗りし軽く乾いたところでマスキングを取り除きます(私はそうしないでいたら端の部分の染料がマスキングに使った板に付いて取れた・・・)。完全に乾燥後、当て布をしてアイロンをし定着させます。
ちなみにマスキングしなくてもチャコペンなどで下書きして塗ってもOKです。はみ出させない自信があればだけどね。
袖の部分など金色の模様も同じように染めてあります。

上着は白のソフトデニムを使用、黒の部分はオックスフォードを使用しています。
フロントから裾の黒のラインは縫い目を出したくなかったので、アイロン接着で留めてあります。
肩の黒の部分は裏に硬い接着芯を付け、肩のラインがきれいになるようにしてみました。硬すぎたせいか腕を上げたりするとちょっとゆがみますが・・・(笑)。
パンツも白のソフトデニムを使用してます。
マスクです。
マスクはバルサという木材の3mmのものを使用しています。東急ハンズなどのホームセンターなどで100mm×60mmの板で何種類かの厚さで売られています。
これを適当な形にカットし木工用ボンドで接着してあります。裏から補強に木工用ボンドを盛りつけています。額のへこみは板を切り抜き、その中へポリパテ(模型用の材料で15分くらいで硬化する)を盛りつけ削ります。完全に硬化しない内に軽く削っておくと楽です。
目の部分は裏から透明のプラ板を貼り付けていますが、その表面には車のリアガラスなどに貼る遮光フィルムの銀色の物を貼り付けてあります。そのためマスクをしたまま歩くことが出来ます(ただし写真が撮りにくいし布の質感がつかみにくい・・・)。
一応目周りにスポンジを貼り付け保護しています。
一応設定同様に装着できるようになっていて、両頬の出っ張りのパーツはマジックテープで脱着し、頭の後ろを通りバルサで作ったベルトでつながっています。
材料費だけで言えば1000円かかってないと思います。
ブーツです。
初のロングブーツ作りで形状がちょっと失敗してます。
ベースになる靴は500円のデッキシューズ。これにブーツらしくヒールを上げるために2cmくらいの厚さの堅いウレタンを貼り付け形を整えています。
表面は黒のレザー地ファンタリーナをメインに使い、後ろ側にファスナーを付けてあります。足の甲の部分は堅い接着芯をレザー地の裏に貼り付けてから貼り付けてあります。
接着はゴム系の透明のボンド Gクリア。



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