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製作時に苦労した点・上手く出来た点: 最近人気があるらしい「最遊記」(Gファンタジー掲載)より猪 八戒です。 「最遊記」とはポピュラーな話である「西遊記」をベースにしたお話で生臭坊主を筆頭に極端に個性的なキャラクター達の珍道中といった話。 衣装はチャイナ風なデザインの緑の上着に薄いベージュのジーンズという風になっています。ジーンズの方は市販の物を利用しました。 上着の方は綿系の布地(なんて名前だったかな)を使用。マンガの舞台は古い時代の中国といった感じ(といってもジープが出てくるけど)なのでこの方が感じが出るかなぁと思って選択してみました。 この上着、襟のホック以外一切ボタンやマジックテープのような物を使用していません。デザイン的にもそうなってるようなので忠実に再現してみました。右肩の赤いボタンを紐で繋いで垂れないようになってます。結び方を工夫して肩側のボタンに輪を引っかけ縮めて固定しています。 籠手やモノクルについては下記を参照してください。 |
モノクルです。八戒は右目が義眼のためモノクルを装着しています。 このモノクルはレンズ部分が紫のアクリル板を使用しています。その他はほぼ全てプラ板(主に0.2mm)で出来上がってます。 レンズ部分の周りは別の円形の物に薄く長く短冊状に切ったプラ板を接着しながら巻き付けて角を落として整形。 レンズ部分の両側はやはりプラ板の積層を削って整形し、中にワイヤーを仕込んでレンズ部分の周りに固定し補強しています(撮影前に2回イベントで付けて壊したので)。 鼻の部分はそれだけで固定できるように金属板が仕込んであります。金属板の塑性と重量を利用して安定して固定しています(金属板はPC-9821Xa16の拡張バスのふたから切り出しました)。 |
籠手です。 作品中ではもっと腕に密着した形状になっているのですが、これで棍棒を受けると痛いのでこのように厚みのある形になりました。 作りはライオンボードという柔らかいウレタン板にファンタリーナという接着できる合成皮革を貼り付けています。銀色の縁も同じようにしています。 着脱は写真からは見えませんが内側にファスナーがあり、それで両側を閉じることで行えます。 これの失敗点は通気性がないので内側が汗で濡れてしまうこと。まぁ、しょうがないんですけどね。 |
妖力制御装置のカフスです。ちょっと歪んで装着されてますが・・・ これは5mmのプラ棒を火であぶって曲げて削りだしてます。固定は両面テープを毎回換えて耳に貼り付けています、軽量だから出来ることですけど。 |