SOUTHEAST ASIA

 

MALAYSIAV.O.Malaysia

海外向けの「マレーシアの声」放送 は、1525JST からの英語放送(15290kHz)の受信が難しく、もっぱら0100JSTからのアラビア語放送でISだけを聞いていた記 憶があります。ビブラフォーンのISは魅力的に聴こえました。原曲のタイトルは不明です。ここでは英語放送の録音を紹介します。この放送局は、ISが終わって番組の冒頭のIDが出るまでの間隔が長いのが特徴で す。「何も録音されてないじゃないか」と思わないで、我慢してお聴きください。

なお、マレーシアの国内向け放送には 別のIS が使われていました。国歌の最初のフレーズをビブラフォーンで演奏したもの、民族弦楽器によるモチーフなどがありまし た。

Listen to:  The Voice of Malaysia in English

 

 

INDONESIAV.O.Indonesia

インドネシアの国際放送「インドネシ アの声」も、75年ごろは過変調で聞きづらい放送でした。アジア向け英語番組の放送 前にはクロンチョン音楽(これがISだともいえるのですが)が流れ、その後ガムランによるオープニングテーマで放送が始まりました。フランス 語放送などの開始時には、インドネシアオオトカゲの声がISとして流れたりしていましたが、録音は残していません。

Listen to:  The Voice of Indonesia in English

国内向け短波放送が多数放送されているのもインドネシアの特徴です。最近ではFMへの移行が進んでいるようですが。 RRI-Jakartaの番組も短波で放送されていて、1900JSTから11770kHzが受信できました。チャイムのISが独特の雰囲気を持っていました。当時中学生だった私たちBCL仲間の間では、IDの確認に手間取り、しばらくは不明局扱いだったのを思い出します。開始音楽は 「ジャカルタ行進曲」というらしいのですが、サキソフォンが奏でる主旋律には深い味わいがあります。

Listen to:  RRI-Jakarta in Indonesian

 

 

PHILIPPINESR.PilipinasV.O.the Philippines

夕方になると9580kHzで強力に受 信できました。周波数がずれていたのでいつもビート音に悩まされていました。17時台から19時ごろまでが聞きどきでし た。19時からは同じ周波数でラジオ・オーストラリアの日本語放送が出てきたのですが、「フィリピンの声 (V.O.the Philippines)」との混信に悩まされました。なお、一時期この放送の中で「フィリピンニュース」という日本語のコーナーがあったことをご存知ですか?FEBCマニラの日本語放送の素材をそのまま流していたと記憶していますが、英語番組の途中で突然日本語番組が5分程度放送されていました。

Listen to:  The Voice of the Philippines in English

 

 

PHILIPPINES (FEBC)

日本語放送が人気でした。73年当時1日2回放送していました。1回の放送が1時間半という長丁場でした。

Listen to:  FEBC Manila Calling in Japanese

FEBCの番組が出せない(フィード がうまくいかない)ときに流れる Apology Musicを録音したテープが出てきました。インドネシア語放送の時間でしたが、しばらくApology Musicが流れたあとインドネシア語の番組が途中から始まっています。フィリピン音楽が懐かしいです。

Listen to:  FEBC Manila Calling in Indonesian (Apology music due to technical problem)



THAILANDR.Thailand

新送信機の完成以降受信が容易になったタイの国際放送も、かつては日本での受信 状態は良くはありませんでした。夜の放送を必死になって受信したのを思い出します。ただ、英語放送の時間帯があまりよくなかったために、ベリカードは英語以外の言語を受信してゲットしました。

Listen to:  Radio Thailand in English

 

 

BURMABBS

2300JST からの英語放送が受信できました。放送が始まる前に時計のチャイムとビルマの民族音楽のテーマが流れました。ニュースの他は音楽番組が多く、山口百恵の特集(原曲とカヴァーヴァージョンをかけたり)なども聞けました。軍事政権樹立前のことです。

Listen to:  Burma Broadcasting Service in English

 

 

FORMER NORTH VIETNAM (Voice of Vietnam)

1974年 当時の北ベトナムの国際放送(現在のベトナムの国際放送)「ベトナムの声」は、「ファシストを殲滅しよう」というテーマ曲で 放送を開始。ISは持っていませんでした。オフバンドを使用していたため、受信は容易でした。独特のアクセントをもつ日本語放送は、北朝鮮と並んで「物まね」の対象となりました。なお、「ベトナムの声」の番組は、朝鮮中央放送と、Radio Habana Cubaから中継されていました。また、ベトナムの声放送のスケジュールが日本共産党の機関紙「赤旗」のラジオ欄に掲載されていました。

Listen to:  The Voice of Vietnam in Japanese

Listen to:  The Voice of Vietnam in English via Radio Habana Cuba (coming soon)

 

 

FORMER SOUTH VIETNAM (VTVN Saigon)

かつての南ベトナムの国営放送、VTVN は、9620kHzが夕方良好に受信できました。ベトナム語の放送で、毎正時にニュースがあり、その前に短いIS(ほん とうのISは別にあったのですが)が流れていました。その後南北ベトナムが統一国家となり、南ベトナムは消滅しました。 VTVNサイゴンは、陥落直後「臨時革命政府放送」を名乗って短波で放送しているところが日本でも受信できましたが、やがて短波放送は中止され、日本では受信することができなくなりました。

Listen to:  VTVN Saigon in Vietnamese

 

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