矢立峠のC61、D51
奥羽本線の秋田・青森県境の矢立峠は、下り列車に対し25.0パーミル、
上り列車に21.4パーミルの勾配がありました。
(当時の数値。現在は、新線になり勾配も緩和されたようです。)
大館〜碇ヶ関が補機付きの区間だったようで、碇ヶ関に転向設備がないため、
後補機2両の場合は、お尻合わせのこともあったようです。
私が訪問したのは、先日upした花輪線の翌日。まだ中3のときでした。
急行等一部にはDLの運用もあったようですが、客車列車は本務機C61にD51の後補機1両。
貨物列車は、本務機1両に後補機2両全てD51という運用でした。

奥羽本線 津軽湯の沢〜陣場 1970-3-27 CanonetQL17 45mm
普通列車を引くC61です。

奥羽本線 津軽湯の沢〜陣場 1970-3-27 CanonetQL17 45mm
同じ列車の後補機のD51です。

奥羽本線 津軽湯の沢〜陣場 1970-3-27 CanonetQL17 45mm
貨物列車を引くD51ナメクジです。後補機2両でした。

奥羽本線 津軽湯の沢〜陣場 1970-3-27 CanonetQL17 45mm
普通列車を引くC61です。C61とD51はボイラ同じですが、なぜかC61はカッコいいんだなぁ。

奥羽本線 津軽湯の沢〜陣場 1970-3-27 CanonetQL17 45mm
このように、蒸機を待っててDLが来ることがあるんで、今でもDLはキライです。DF50も短命でしたね。

奥羽本線 津軽湯の沢〜陣場 1970-3-27 CanonetQL17 45mm
坂を下るスカ列車ですが、お尻合わせの後補機の証拠写真です。

奥羽本線 大館 1970-3-27 CanonFT 50mm
大館駅のC6120です。このあと乗り鉄しました。移動する列車は蒸機しかなかった時代です。

奥羽本線 弘前 1970-3-27 CanonFT 50mm
弘前駅のC6118です。煙突のとこの小デフが東北C61、C60の一部のカマの特徴です。
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