船岡の桜〜1980年

東北本線の船岡〜大河原間は、桜の名所として知られ、その時期には一般の観光客の方も多数訪れます。
白石川の堤防と線路の間には、見事な桜の古木がずらりと並びます。
また、NHKの大河ドラマにもなった、山本周五郎さんの名作「樅の木は残った」の主人公、
原田甲斐の居城であった、船岡城址公園にも、桜の木がたくさんあり、列車とからめて撮影することができます。

私が、鉄道ファン誌のガイドを見て、船岡を初訪問したのが、1980年でした。
その後、ほぼ毎年訪問しております。現役蒸機がなくなり、何を撮ろうかと悩んだ時期から、
復活蒸機に目覚めた1999年までの間、この船岡と只見線だけは、細々と撮影を続けておりました。

まずは、初訪問の1980年の作品をご覧下さい。在来線L特急がバンバン走っていました。
今でも風景は殆ど変わりませんが、樅の木ポイントだけは樹木が伸びて、脚立を使っても苦しくなりました。
東北本線を走る車両は、ずいぶん変化しました。貴重な記録としてご覧下さい。
フィルムはKM(ISO25)使用で、晴天快晴でも1/125がやっと。
一部の写真で列車が止まってなくて、お恥ずかしい限りです。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 70-210mm(100mm)
ED75型は今でも健在ですが、旧客の長大編成はもう見られませんね。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 35-70mm(35mm)
この頃、普通列車は旧客かDCだったようですね。ED75です。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 35-70mm(70mm)
たぶんキハ58系の普通列車です。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 70-210mm(100mm)
貨物列車は、ED71型の重連または単機が多かったです。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 35-70mm(70mm)
これはED71単機の貨物です。流してみました。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 35-70mm(70mm)
「樅の木は残った」の樅の木ポイントから。バックは蔵王です。キハ47系です。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 35-70mm(70mm)
455系は、今でも塗色は変化しましたが、健在です。この頃は原色で急行列車として走っていました。
上の写真と同じ色にならないのは、晴れと曇りの差でしょう。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 70-210mm(200mm)
樅の木ポイントで反対側はこの絵です。485系の特急はつかり。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 35-70mm(70mm)
城址公園の山頂からです。583系の特急はつかりでしょう。



東北本線 船岡〜大河原 1980-4-19 CanonA1 35-70mm(35mm)
東北在来線特急の華は、ひばりですね。これは運よくボンネットでした。


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