シロートラボ/地方競馬研究室=1=
大井競馬場編

主幹研究員/りゅう
ヒラ研究員/なおや
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1999年12月29日(水)
 東京大賞典を見に大井競馬場へ行った。一応朝一から。浜松町で友人と待ち合わせ、モノレールに乗る。車内はかなり混んでいたが、おれたちと目的地を同じくする人は意外と少なかった。大井競馬場前で降り、改札を出たところのキヨスクで新聞を買う。ちなみにここの店員の兄ちゃんのオススメは「日刊競馬」らしい。おれは半年ほど前に一度だけ大井に来たことがあってその時もここで新聞を買っていったのだが、やはり日刊競馬を奨められた。友人は別の新聞を買い、いそいそと階段を下れば、競馬場の入場門までは二、三分。入場口に行くまでに、馬のにおいが漂ってくる。きっと道路の横に厩舎があるのだろう。
 入場門の手前で入場券を買う。券売機で売っており、値段は100円である。券を入り口のお姉さんに渡すと、スクラッチカードをくれた。当たりが出ると東京大賞典ロゴの入ったマグカップをくれるらしい。気合いを入れてこすったが見事にハズレ。友人の分と2枚まとめて速攻でゴミ箱に捨てられた。そうこうしているうちに右手にパドック。すでに1レースの馬が出てきていた。馬を眺めてから新聞を広げ、早速マーク。実際に馬を見たがよく分からないので新聞通りに。買いはもちろん馬単。地方競馬に来たらこれを買わなければ話にならないのである。そして、これとは別に「エヌエヌダッシュ」なる馬の単勝。N2へのおみやげ馬券である。無論、当たればおみやげではなくなるが、確か☆がついていたので、おみやげ率高し。大井は、パドックのすぐ横に発券機があって便利である。
 大荷物を抱えたままだった(競馬のあと長野経由で出雲に向かう予定だった)ので荷物をちょっと整理。大井競馬場前でコインロッカーを探したがなかったのだ。浜松町の東京モノレール改札付近にはあるので、ここに入れてくるべきだった。荷物をゴソゴソやっている間にもう2レースのパドック開始。少しずつ人が増えてきている。今度はゆっくりと馬を見て馬券を買い、席を探しにメインスタンドへ。オーロラビジョン正面あたりの、前の方の席に陣取った。スタンドから見た風景で一番違和感を感じたのは飛んでいる鳥であった。ミョーに悠然と飛んでいる上に時々ミャーミャーと鳴いている。多分ウミネコだろう。鳩と雀以外の鳥を競馬場で見たのはここが初めてだ。気になる。
 その後毎レース買うも当たりは小さく、負けがこむ一方であった。昼休みに午後のレースをじっくり考えようと思っていたが、驚いたことにTCKには昼休みというものがなかった。30分間隔だったレースが35分間隔になるだけだったのである。仕方ないのでスタンド下の売店でサンドウィッチを買って食うことに。買いに行ったついでにみやげ物屋も覗いてみよう。スタンドとみやげ物屋との間には予想屋の屋台が三軒ほど出ていて、どこも黒山の人だかりであった。もしかしたらパドックよりこんでいたかも知れない。一つ予想でも買おうかと思ったが、屋台までたどりつけそうになかったので断念し、みやげ物屋へ直行。行ってみると、馬のぬいぐるみやら東京大賞典のパーカーやらTCKの帽子やらが売られている。おもしろいのは蹄鉄を売っていることだ。実際に馬がつけてレースで走ったときのものらしい。馬の名前も書いてあるが、知らない馬だった。安いもので1500円だったと思う。さらに、レースで使ったゼッケンも置いてあり、これは2万円以上買った客へのサービス品。とりあえずおれはTCK帽子を買って帰った。
 午後もなかなか当たらず、快調に赤が増え続けたままメインの東京大賞典に。フェブラリーを勝って以来4連勝中のメイセイオペラが単勝110円の人気。おれの馬券もこいつの1着流しである。ちなみに東京大賞典は9レースで、最終は10レースだったが、大井はいつもこうなのか今日だけなのかは分からない。鼓笛隊が出てきてのファンファーレとかがあり、さすがGI、華やかである。レースは、メイセイオペラが惨敗し、馬単で万券が出ていたように思うが、はずしたおれにはカンケーない。1,2着馬の複勝をしっかり買っていたあたりが口惜しい。何故馬連で買っていないのだ、おれ。ちなみに相方もこのレースはさっぱり。
 負けっぱなしでは年を越せないので当然最終「グッバイラビット賞競争」も勝負。ケッタイな名前だと思ったが、ラビットには逃げ馬という意味があるらしい(相方談)。三点買いぐらいで逆転を狙ったがさっくり敗れ去り、スゴスゴと引き下がることに。換金の列に並んでいると(おれはたいてい一日分の馬券をまとめて払い戻す)、おれのすぐ前のおっちゃんが最終レースの的中馬券を持っている。チクショーめとか思いつつ何となくその馬券を眺めていると、投票金額が一万円。確かオッズは30倍前後。そのおっちゃんがトータルで勝ったのかどうかなど知る由もないが、世の中にはつっこむ人がいるのだなあと変なことに感心してしまった。
 帰り道は、どこにこれだけ人がいたんだと言うくらいこんでいて、駅の階段を上りきるまで20分くらいかかった。さらに切符を買うのに約10分。帰りの切符はあらかじめ買っておくべきである。列車で競馬場へ行く際の基本といえよう。
 本日の投資1万円、回収2780円。回収率27.8%。やれやれ。

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(C)Naoya Ono 1996-2000
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