青空文庫をご存じですか? 青空のようにオープンなテキストファイルを、入力し、校正し、広く誰でもどこからでも、利用できるような電子テキストの形で、公開してくれています。 作業してくれる方は、青空工作員と呼ばれ、ボランティアでもくもくと活動されています。 この作業は、『良いものを、なるべくたくさんの人に見て貰いたい!』という素朴な動機から発生し、次々に新しい成果を加えて、『電子テキストの大きな輪』を作るのに成功しているように思えます。 1999年6月頃から青空文庫の活動に興味を持ち、いろいろと勉強させて貰いました。ネットワーク、情報公開、知識と文化の共有など、それまで考えもしなかったこと、漠然としていて形にならなかった思いがはっきりと形になるような感覚でした。Pal Mac としては、自分のできるところで協力できないかと考えた訳です。 青空文庫では、99年8月に収録ファイルの取り扱い規準を決定しました。 この中で、Pal Mac の注意を特に惹きつけたのが、著作権の切れた作家の作品についてです。著作権は著者が死亡後50年で切れるのだそうです。その後は、作品の内容については自由に、誰でも公開、再配布する事ができるのです。しかし、紙の本という従来の形では、主として出版する側の理由から、いろいろと配布が制限され、多くの素晴らしい財産が埋もれて消えていってしまうのだそうです。 この規準によると著作権の切れた作品についての取り扱いは、 青空文庫に収録されているファイルは、ある条件*を守れば、断り無く、自由に無料で再配布でき、その場合フォーマットの変更なども可能! ということです。 これは、素晴らしいことです!これまでの青空文庫では、それぞれのファイルの図書カードに『ただし、不特定多数が入手しうる媒体、公開されたサーバー等への転載に関しては、著作権者もしくは作品の電子化にあたった方の了解を得て下さい。』と書かれていました。 これはかなり面倒な作業です。でも、公開するまでのご苦労を考えると、それは当然と考えていました。 でも、状況は変わったのです。青空文庫に収録されている膨大なファイルは、それを求める人に、広く、自由に受け入れられたがっているのです。これを利用しない手はないと思いました。そこで青空文庫パーム本と名付けたコーナーを作りました。ここには、青空文庫に収録されているファイルの内、著作権の切れたファイルをパームで読める形式で収録しました。 幸い、青空文庫の呼び掛け人のおひとりである富田倫生さんには、こちらの意図を酌んでいただいて、このような形での公開を快く受け入れていただけました。 ただ、この試みを始めるに当たり、富田さんからは一つだけ次のようなお願いがありました。『すでに公開されているファイルなどを含めて、なるべく大きな輪にすること』!現在青空文庫に基づくファイルを DOC 形式に変換して公開されているサイトには、PDPなどがあります。幸い、PDPを公開されている川上さんにも快く了解していただき、このページのリストにPDPのファイルへの直接リンクもはらせていただくことができました。 このページが私たち共有の財産のひとつである、青空文庫のテキストファイルにあなたを結びつけるささやかなパイプになれば幸いです。 ここに収録されたファイルは、規準に基づく限りはどのような方法でもコピーして再配布して結構です。フリーテキストの世界をどんどん大きくしていきましょう! 99/08/01
99/11/15 より、著作権の切れている作品とそうでない作品を区別するため、著作権の切れていない作品については、原作者の管理するホームページに DOC ファイルをおいて、当方からリンクを貼る形に変更します。著作権の切れていない作品にはアスタリスク(*)を付けます。これらの作品の取り扱いについては、著作権の切れていない作品の取り扱い規準に従って下さい。 99/11/15
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*ファイルには、作品名、著者名、翻訳者名、底本などに関する情報、入力者名、校正者名、ファイル作成者名、ファイルが公開された日付、修正された日付、「青空文庫作成ファイル:」以下の由来に関する注が記載されています。これらを削除しなければ、あなたはダウンロードしたファイルを、有償であるか、無償であるかを問わず、複製し、再配布することができます。(詳しくは規準をお読み下さい!)