よく目をこらさないと見過ごしてしまいそうな花、ほら、あしもとに
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めぐる花の季節

街角に咲く
鬱蒼とした森の小径のゆく先に、光の飛び石が続いています。森の緑の破れ目から光が差しこんでいるのです。
生い茂る木々の中に、佇むのは、森の妖精でしょうか。
目を凝らせば、まばゆい白光をドレスのように身にまとう木立だと気づきました。木立は、妖精になったのです。

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ふと、ユリノキのそばを通ってみたくなり道を変えました。生い茂る葉は青空いっぱいに広がっていました。
ユリノキの柔らかな葉が気持ちよさそうに風にそよいでいました。
葉の形はゆったりとして団扇のようでもあり、風はユリノキから送られてくるような錯覚を覚えました。
葉の動きをしばらく追ううち、その中に身をひそめるように咲く花を見つけました。
これまで、ユリノキの花は、なかなかその姿を見せてくれませんでした。
この日、なぜか、ユリノキの声が胸に届いたような気がします。
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