hawaiitop/2day

第1日目【ヒロの町&ボルケーノの溶岩流】

1.ワンランク上のエコノミークラス?

ワンランク上のエコノミークラス?スーツケースを車のトランクに詰め、名古屋空港へ向かう。車を「車の快適便・KOWA」に預け、名古屋空港まで送ってもらう。時世を反映してか料金は安く(8日間で¥9,700に)なっていた。名古屋空港には出発3時間前に到着。ちょっと早すぎる・・とは思いつつも、何事も余裕を持って・・が原則。いつもなら旅行社のグループカウンターにて航空券を受け取るのだけど、今回は事前に送られて来ているので、そのまま国際線・南カウンターへ向かう。そこでスーツケースを預け、個人旅行者用のチェックイン・カウンターにて搭乗手続き。「通路側がいいなぁ〜」と思った2人は、「席は選べるんですか?」と聞く。しばらくして「窓際の30列目、A・B席を確保していましたが、2階のちょっと広めの席が取れました」との返事。どんな席かは不明だけど、「ちょっと広め」という言葉に笑みがこぼれる。2人とも単純だからね。搭乗券には「UPPER」と書かれていた。

19:10搭乗開始。飛行機に乗り込んで、すぐ目の前の階段を上がる。そこは16シートしかない2階席。スチュワーデスさんが笑顔で出迎えてくれ、2人はもう有頂天。どう見てもエコノミークラスじゃない。シートはゆったりとしていて、座り心地もいいし、足はまっすぐ伸ばしてやっと前につくくらいの余裕。まして足置き台がちゃんとある。天井はドーム型なので、手荷物入れは窓際下にあり、まるでここだけ個室のような感じ。この2階席の前方には操縦室があるようだ。幸せ気分に浸りつつ、19:45離陸。

しばらしくてkiyoが1階へ降りた時に確認したところ、1階前部にあるビジネスクラスのシートと同じだったと言う。という事は私たちのシートももちろん・・・。ただし食事はエコノミークラスの人と同じだったとの事。旅の初めから、このようなHappyでいいのだろうか? ゆったりとした気分でハワイに向かう。

2.ああ懐かしのハワイ島 

日付変更線を越え、ハワイ時間10/5(土)7:40頃、オアフ島・ホノルル空港に到着。気温31℃、天気は晴れ。入国審査を受けた後、一度スーツケースを受け取り、国内線乗り継ぎターミナルへ。再度スーツケースを預け、手荷物検査を受けた後、ゲートへ向かう。10:12ホノルル空港離陸→10:49ハワイ島・ヒロ空港到着。出来ればタラップを降りるコナ空港へ第一歩を踏み入れたかったのだけど、今回は旅行の日程上、ヒロ空港への第一歩となる。やしの木と南国の花々を見て、ハワイへ来たことを実感。“Aloha!! The Big Island” ヒロ空港は人も少なく、のどかな雰囲気だった。空港内にあるDollar(ダラー)にて、レンタカーをピックアップし、ヒロ市内へ・・・。

日系人によって栄えたヒロの町は、ハワイ島の行政、政治の中心地である。まずはヒロ湾(Hiro Bay)にあるココナッツ島(Coconut Island)へ。ここは日本人学校があったところで、現在は市民の憩いの場になっている。その近くには、リリウオカラニ庭園(Liliuokalani Gardens Park)がある。1900年に日系移民たちが中心になって造った日本式庭園だ。太鼓橋や石灯籠を見るにつけ、日本を懐かしんで造ったのかなぁ〜という想いにかられる。ガイドブックを参考に、ワイロア川とカメハメハ通りに挟まれた芝の公園に、ハワイ第3のカメハメハ王銅像を見に行く。この銅像は村興しの一環で建てられたものらしい。広大な芝の公園では、かわいい少年達のサッカーの試合が開催されていた。それをながめていたら、ヒロに着いた時は晴れていた天気がどんどん怪しくなり、突然大粒の雨・・・。ヒロは「雨の都」の別名があるほど、降雨量が多い。そのせいか観光客も今ひとつと聞く。今回は時間の関係でダウン・タウンへは行けなかったけど、ヒロの町は郷愁誘われるのどかな町なのだ。

ココナッツ島 リリウオカラニ庭園 リリウオカラニ庭園

12:45頃、お腹もすいたので、ケンズ・ハウス・オブ・パンケーキ(Ken's House of Pancakes)へランチに入る。ヒロで生まれたローカルフード「ロコモコ」を食べるために・・・。「ロコ」は地元、「モコ」は混ぜるという意味のハワイ語らしい。この店のオリジナルのロコモコは、白飯の上に、肉厚のハンバーグ、味の決め手のグレイビーソース、そして最後にトロトロの目玉焼きが大きな丼に盛りつけられて登場。値段は$4.95なり。ボリュームたっぷりでおいしかった。満足満足。その後、クッキーやチョコがおいしいと評判のビッグ・アイランド・キャンディーズ(Big Island Candies)にて、クッキーを購入してボルケーノへ向かう。

3.火を吹くキラウエア

キラウエア・ロッジ敷地内キラウエア・ロッジ40分ほど走ってボルケーノ・ビレッジ(Volcano Village)へ到着。今夜泊まるホテルは決まっているが、夕食は別の場所で食べたいとkiyoが言うので、そのレストラン、キラウエア・ロッジ(Kilauea Lodge)に寄って、今夜のディナーの予約をする。このレストラン、実は小さなイン(Inn)でもある。kiyoがボルケーノでのホテルを決める時、最後まで迷った本当にかわいいホテルなのだ。

15:00頃、今夜の宿泊ホテル、ボルケーノ・ハウス(Volcano House)へ到着。このボルケーノ・ハウスは、1846年から火を吹くキラウエア火山を見ようとする人々に愛されてきた歴史的なホテルである。ホテルはハワイ火山国立公園内にあるため、車1台につき$10の入園料が必要。領収証は1週間有効なので、国立公園の出入りをする時は必ず携帯していること。7年ぶりのボルケーノ・ハウスは、何も変わらずただそこに建っていた。チェックインをする。ルームNo.は「1」で、部屋はクレータービュー(Crater View)。。前回の時はノンクレーター・ビューだったのでクレーターが見えず、でも今日の天気は雨でクレーターは霧に包まれていた。部屋から見れなきゃ意味ないじゃん!!

ホテルより「FUKU TRAVEL」へ、明日の「キラウエア・ハイキングツアー」の予約確認の電話を入れる。明日は私達2人のみらしく、ハイキング後コハラ・コースト泊だと言ったら、ハイキングの出発時間を1時間早くしてもいいと言ってくれる。「まあこの天気なので人数も増えないだろうから・・」ということで・・。2人にとってはありがたい申し出なので、即OKの返事をする。「FUKU TRAVEL」のフクシマさんからの情報で、現在キラウエアの火山活動が活発で、チェーン・オブ・クレーターズ・ロード(Chain of Craters Road)の行き止まりより20分くらい歩けば、溶岩流(Lava Flow/ラバフロー)が見られると聞き、kiyoは居ても立ってもいられず、雨だけど溶岩流を見に行くことになる。

溶岩台地(たぶん亀裂地帯だと思う) クレーター・リム・ドライブ走行中 ケアラカモ展望台付近から眼下を臨めば噴煙が・・・

ホテルを出て、逆時計回りにクレーター・リム・ドライブ(Crater Rim Drive)を走る。この道はキラウエア・クレーターの外周を結ぶ循環道路で、一周17.6km。道路沿いには噴気孔や展望台、博物館などの観光ポイントがある。途中で右折して、チェーン・オブ・クレーターズ・ロードに入る。この道は大小のクレーターの間を縫うように走り、標高1248mから海抜0mまで海に向かって一気に下る道だ。道は舗装されているが、あたり一面溶岩台地で、大地の息遣いをひしひしと感じる。いくつものカーブを抜けると眼下に海が広がり、それと共に噴煙を目の当たりにする。そのまま下に向かって走り続け、海沿いの道に出る。この道から海に向かって30mほどのところに、ホーレイ・シー・アーチ(Holei Sea Arch)がある。海に達した溶岩が太平洋の荒波に洗われ、下部が削られてアーチ状になったもので、黒い溶岩と白い波が何とも美しいコントラストになっている。そのつながりにはブラックサンド(黒砂)ビーチが波に洗われていた。海に落ちた溶岩が波に流され、砕けて、また砂浜に戻ってきてこのビーチが成り立っているらしい。ビーチは断崖絶壁の下にあるため、まだ誰も降りたことがないらしい。

ブラックサンドビーチ ホーレイ・シー・アーチ 溶岩流によって寸断された道路

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードの最終地点に到着し、道路の行き止まり(溶岩流によって道が寸断されてしまった場所)に向かって歩く。この道の向こう側にはカラパナ(Kalapana)という町があったが、1983年の溶岩流により埋もれてしまった。行き止まり手前に「EXTREME DANGER BEYOND THIS POINT!(この地点を越えると、非常に危険)」の看板あり。さらに「←RED LAVA(赤い溶岩)」の紙が貼ってある。kiyoはそれを見た途端、一目散に溶岩流に向かって歩き始める。10分ほど歩くと、周りの空気がだんだん温かくなってくるのがわかる。目先にはたくさんの人がいて、溶岩見物をしている。私達の目にも、溶岩台地の隙間に真っ赤な溶岩流が見えた。これだけ近いと靴底が熱いし、周囲の空気もすごく熱い。安物の靴だと底が溶けてしまうこともあるらしい。今日は幸いなことに硫黄のにおいはしなかったが、マスクが結構売れているらしい。。このすごさは見たものにしかわからないんだろうな、きっと。。 

←「この先、非常に危険」 溶岩大地の上に立つ人々 溶岩流(ラバ・フロー)

2002年はキラウエア火山の活動が活発で、道路近くで溶岩流を見られるということもあって、終日観光客でにぎわっているらしい。でも「非常に危険」なのに、それを一般の人が自由に見られるアメリカって国もすごい。一応監視人はいたけどね。日本では考えられないことだ。ただし、ハワイ島と日本では溶岩流の種類が違うことも事実なんだけど・・・。人間が太刀打ちできない地球がもつエネルギーの凄さに感動していたら、止んでいた雨が急に降りだし、今日2度目のずぶ濡れ状態となる。でもkiyoは笑顔。。溶岩流が見れて本当にうれしそうだった。

4.長かったMy Birthday

急いで車に戻り、ホテルへの帰途に着く。40分ほど走って18:00頃ホテルへ到着。急いで着替えてキラウエア・ロッジへ夕食に向かう。だって予約が18:30なのだから・・。レストランは満席状態で、予約をしていてほんとによかったと思う。店内はにぎやかな雰囲気で、もちろん日本人は見当たらず・・・。今日は私の○○回目のBirthdayなので、ワインで乾杯して、ちょっとリッチな初日のディナーとなった。食事をしていたら、レストランの一角より“Happy Birthday♪”の歌・・・。ウエイトレスさんたちがお客さんを囲んで歌っているのだ。一応私に歌ってくれていると思って聞いておいた(笑)。料理は味もおいしく満腹になったんだけど、苦しくて最後にデザートが注文できなかったことがちょっと残念。

ホテルへ戻り、kiyoは「kiyoのリアルタイムレポート〜ビッグアイランド編〜」の作成にかかる。私はと言えば、ホテル内をぶらぶらお散歩。なんたって小さなホテルだし、2度目なので勝手知ったるホテルなのだ。ここはロビーにも、部屋にもロッキングチェアがあって、何かリッチな気分になる。ロビーの暖炉の前にあるロッキングチェアに座りたかったのだけど、先客がいた。いつも暖炉のまわりは宿泊客でにぎわっていて、なかなか座るチャンスがない。ソファで我慢して、長かった1日をふりかえりつつ、これからの数日間に想いを馳せる。部屋へ戻ったら睡魔におそわれ、明日の天気を心配しつつ、眠りにつく。

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